Moto-Ace-技術研究所のANDYです。
2020年にフルモデルチェンジした最新戦闘機のSC82、機種コードMKRがついに発売されました! 情報を追記しましたのでお役立て下さい♪
2017年に最新型CBR1000RR(型式SC77)が発表&発売されましたね!我がレプ男は、CBR1000RRのSC59(後期)と呼ばれるモデルです。 その他に初期モデルのSC57と呼ばれるモデルが存在し、現在はSC57,SC59,SC77の3Typeのモデルが存在します。
CBRオーナーの方でスパークプラグを交換したいな・・・と思って用品店に足を運んでも在庫していないお店がほとんどではないでしょうか? もし在庫してあるとしたら、きっとCBR好きのスタッフが居ると思います♪♪
記事の目次
初代CBR1000RR(型式SC57)
前期モデル
後期モデル
SC57 前期 | SC57 後期 | |
NGK | IMR9C-9HES | IMR9C-9HES |
DENSO | VUH27ES | VUH27ES |
初代CBR1000RRは純正でイリジウムプラグが採用されています。
2代目CBR1000RR(型式SC59)
SC59 前期 | SC59 後期 | |
NGK | IMR9E-9HES | IMR9E-9HES |
DENSO | VUH27ES | VUH27ES |
・NGKは品番が「IMR9C-9HES」➡「IMR9E-9HES」へと変更
・DENは品番に変化なし
NGKは品番が新しくて、DENは変更無しが意味する事は何なの??
めちゃ気持ち悪いんだけど!!
との回答でした。
接地電極(外側電極)が溶接で作られているのですが、その溶接強度をUPさせたそうです。 確かにエンジン回転数が57→59で上がったからその振動によって。。というのは納得できます。
だとしたら、DENSO製プラグも高回転化に対応しなければ辻褄が合わないと思うのですが、DENSOは今も同じ品番なのはナゼ・・・
そして、不思議な事がもう一つ。
(もしかしたら注文できるお店も存在するかも??)純正品番で、純正パーツとして部品商へ発注するしか方法がありません。純正部品の品番は下記の通りです。
- NGKプラグのHONDA純正品番
「31912-MFL-003」 - DENSOプラグのHONDA純正品番
「31922-MEL-003」
※2021年6月16日現在、ネットでもNGK品番で購入可能です!
ここでまたもや疑問!!
NGKプラグはMFLになっているのが分かる。(個人的には開発されたと捉えている)がDENSOプラグは、初代CBRのMELのままではないか!!(元々性能が高いから変える必要がなかった?)
馬一頭分の馬力差があるとは思えないが、ANDY個人としては、MFL品番の方が信用できる! と考えています。
(*MELとは、初代SC57の機種呼称です。 2代目SC59の機種呼称はMFL。)
そして、S59用のNGKプラグ(IMR9E-9HES)は、初代SC57に使用しても問題無いとの事でした。
3代目CBR1000RR(型式SC77)
プラグメーカ | Honda 純正品番 | メーカー品番 |
NGK | 31912-MFL-003 | IMR9E-9HES |
DENSO | 31912-MEL-003 | VUH27ES |
3代目の品番は、2代目と同じで変更ありません。
SP2は新型プラグ
SP2はプラグ熱価が9→10番へ変更されています。(より放熱する、冷え型)
Honda 純正品番 | NGK品番 |
31911-MKF-D71 | SILMAR10C9S |
※DENSOの品番設定はありません。
SP2はシリンダーヘッドを変更してよりハイパワーなエンジンへと変更されている事に伴って、プラグもより冷え型へ変更したようです。
4代目CBR1000RRR(型式SC82)
Honda 純正品番 | NGK品番 |
31911-MKF-D71 | SILMAR10C9S |
4代目の品番はSC77のSP2のモデルから同じです。
※DENSO品番の設定は無くなりました。
ネットショップリンク一覧
CBR1000シリーズは、初代から現行まで下記2種類が適合します
※SC57も「IMR9E-9HES」が適合します。
※SC77 SP2は除く
SC77-SP2と、SC82のプラグはネット販売がねー。。。
そうなんです。 Amazon、楽天、ヤホーどのショップを探してもヒットしません。
唯一見つけたのがなんとモノタロウww
モノタロウの検索窓へコピペすると購入する事ができます。
プラグの交換時期の目安
プラグの性能もどんどん良くなってきて、メルセデスなどの高級車はメーカーが5年間交換不要!なんて唄っているモデルもあります。(何キロ走ってもイイらしい・・・。)
個人的にはCBRシリーズなどのイリジウムプラグは5万キロかな? と思います。
バイクはクルマに比べて使用するエンジン回転数が高い為、プラグの点火回数も多くなります。 CBRシリーズは厳しいエンジン耐久テストをクリアしていますから、5万キロを目安に交換で丁度良いと思います。 ちなみにNGKはクルマのイリジウムプラグの10万キロ交換を推奨しています。
本来であれば、棒状のクリアランスゲージを使って、プラグギャップを測定し広がっていたら交換する。と言う流れが理想ですが、今のCBRはコンパクトな設計をする代わりに、メンテナンス性を犠牲にしています。
プラグを取外す為に、タンクやエアクリーナボックスまで外さないと確認できず、工賃も高くならざるを得ません。 サーキットなど高回転域をよく使用するなら、2.5万キロを目安に交換が良いでしょう。
- 街乗り&ツーリング・・・・5万キロで交換
- サーキット&高回転・・・・2.5万キロで交換
- レースOnly・・・・・・・・オーバーホール毎に交換
スパークプラグの締付けトルク
CBR1000RRのプラグ締付トルクは全モデル16Nmです。
レース用プラグ[R0409B-10]を装着してもエンジン性能が上がる訳ではありません。高圧縮比に対応する為、ピストンと接触しないように、プラグ接地電極の高さが低くなっている事が特徴です。 もちろん、街乗りバイクに装着する事もできます。
特にSC57オーナーの方はそろそろプラグ交換の距離に近づいているマシンも多いのでは? と思い記事にしました。在庫を置いてくれていないお店が多いと思いますので、バイク屋で注文する時のお役に立てれば嬉しいです♪♪
Let's Fun Ride Run!!
Andy