2018年鈴鹿8耐|予選開始10分後にトラブル解決!! 決勝出走が決定しました!

こんにちは!MOTO-ACE-BLOGerの@Andyです。(You tubeチャンネル→MOTO-ACE-VLOG

いよいよ8耐が始まりますね!!

Andyの所属する明和レーシングも、英知を結集してトラブルを解決しライダーBlueの予選中に解決することができました。

それまでのドタバタ劇で、ブログを更新する時間も取れないほどでしたが、決勝はもっと楽しく&速く走れそうです(^^)

明日の決勝もゼッケンナンバー#85 Honda QCT Meiwa Racingの応援をよろしくお願いいたします!!

 

木曜PMの走行枠は走れず

やはりレースとなると、時間が決まっているのでプロジェクトの進行が遅れるとそのシワ寄せが最後に溜まってきます。

計画通りに進めてきましたが、突発的なトラブルが起こってしまいました。

 

エンジンを組み立てる時に発生したトラブルは中々有効な解決手段が見つからず、木曜の朝になっても解決に至りませんでした。

苦渋の決断ではありますが、決勝用に準備していたHRC Kitエンジンを諦め、レースベース仕様のエンジン(SP2仕様)を搭載したTカー(スペアマシン)1台を鈴鹿へ持っていく決断を下します。 この時木曜の朝6時。

レースチームの拠点である栃木県を朝7時に出発します。

 

しかし当然ですが、様々なイレギュラーが発生します。

  • 参加受理書
  • 様々な申請書類
  • ライセンス関係
  • マシン
  • 給油装置

などなどありとあらゆる機材と備品がトラックの中で鈴鹿へ向かっている最中です。 栃木県からは早くても7時間は掛かります。

車検や受付など様々なタイムスケジュールは間に合わせられません。 鈴鹿サーキットやFIMに事情を説明し嘆願。

特別に金曜朝の車検を認めて頂けて、決勝走行へ首の皮一枚繋がりました。

 

木曜PM17時 車検対応へ向けた作業開始!!

トラックが到着後、バイク・機材・備品をおろしてピットの設営とバイクの走行準備を開始します。

バイクは灯火器の配線制作、自発光ゼッケンプレートの制作、スポンサーステッカーの制作&貼り付け、全ボルトの締付チェック、電装品の動作確認など多岐に渡ります。

中でも灯火器類の配線をイチから制作する必要があり最も時間を要します。 予選終了後のナイトセッションでは最低1周のタイム計測LAPが必須です。

昨年まで明和レーシングの監督を努めたS水が0の状態からキッチリ仕上げてくれました。
様々な工具や備品が不足するなか、本当に一生懸命制作してくれて、完璧なオリジナルハーネスが完成!!

伸縮チューブ(熱を加えると縮む保護チューブ)の中に配線と通し、あとはヒートガンであぶるだけ! ってなった時・・

まさかのヒートガン積み忘れ(^o^)

こんな事に限って忘れ物しちゃうんですよね! 近くにディーゼル発電機があるのを見てヒラメキました☆

排気ガスで熱を加えてチューブを伸縮させられるんじゃね!?  → 見事成功しましたww

 

ハーネスを通す為の穴をカウルに開けたり、細かな見直しを行っていたら気付いた時には時計はテッペンを回り・・・。

 

明和レーシング一丸となってマシンを仕立てました。

 

金曜日(27日)朝フリー走行

AM9:00〜11:00までの2時間の走行枠があります。

予選セッション前の貴重な走行時間。 3ライダーで有効に活用しマシンの合わせ込みを行います。

 

中山選手

先ずはライダーBlueの中山選手がコースイン。  暫く走行して赤旗中断。 ピットへと帰ってきました。

「ファイナルがロングすぎて走れない。ストレートで5速に入らない!バイクが遅い!」と悲痛の訴え・・。

Andy
おかしいな・・・レプ男(CBR1000RR街乗り)でも5速入るのに・・・

ファイナルを16×39 → 16×41 へと変更しコースイン。

しかし中々タイムが上がらず2分23秒台をウロウロ。  2ヶ月前に出場したサンデーロードレースでは15秒台で周回している実力からは全く程遠いタイム・・。

ベテランライダーの山中へライダーチェンジ。

 

山中選手

マン島TTレースライダーでもある山中選手がコースイン。

暫く走行しても全くタイムが上がらず・・。 24〜25秒をウロウロ。

「立ち上がりでの加速が遅い。 ストレートもごぼう抜きされる」とのコメント。

 

原因を探り、様々な解決策をTRYするも根本解決には至らず。

23秒0がベストタイム。

 

ANDYコースイン

中山選手、山中選手のコメントを聞いたあとにコースイン。

ピットレーンを出て、アクセルを開いたとたん

「アレ? 進まないな・・・。」

 

2コーナーまでイン側を走り3コーナーへ加速しようとしたとき、カポン! とアクセルが全開になってしまう???

んんん???  排気量1000CCだよね??

あれ??

やっぱり加速しない?

立ち上がり・・・加速しない。

MCシケイン立ち上がりの200R・・・突然モリモリと湧き上がるエンジンぱうわー・・・・

 

とりあえずピットン。 エンジンのパワーモードを変更して再びコースイン。

結果、変らず。

 

テストライダーを10年やってきた経験がかなり役に立ちました。

自分が下した結論は「スロットルボディの、バタフライバルブが開いてない。」

 

SC77型(2017年〜)からはTBW(スロットル・バイ・ワイヤ)と言うシステムが搭載されています。

このTBWを搭載しているマシンは右手でアクセルを開けても、実際にスロットルボディのバタフライバルブが開きません。

 

SC59以前のケーブル式はケーブルを介して右手で直接バルブを開け締めしています。

SC77はグリップの動きをセンサーで感知し、ECUがバタフライバルブを開く角度を演算し、サーボモーターがバタフライバルブを開きます。

 

明和レーシングのECUはレースベース仕様(ほぼ量産仕様と同じ)なので、タイヤの外径などを補正することができません。

なのに、実際に履いているタイヤは、純正190/50に対し、ピレリスリック200/60というとんでもなくデカいタイヤを装着しています。

このタイヤ径を補正できず、バタフライバルブが全開になっていませんでした。

ストレートでエンジン全開にならない、コーナー立ち上がりでもバルブが開かない、この2つの理由によって全く走らないバイクになっていました。

 

エンジンはノーマル仕様なので、ビハインドはあるものの、本来のポテンシャルを発揮するには、このタイヤ径を正しくECUに認識させない限り不可能です。

 

おなじようにエンジンがノーマル仕様で参戦している伝統あるビッグチームに相談したところ、特別にECUを貸して頂ける事になりました。

 

予選

予選一回目、ライダーBlueの走行開始です。

予選通過の条件の一つとして、「最低1周の記録を残す事」があります。 他のライダーのアタックを邪魔しないタイミングでコースインし一周の計測を終え、東ショートカットで帰る作戦。

中山選手が無事記録したとき、ECUが届きました。

早速装着しコースイン。1周しか走れませんでしたが、中山選手のコメントは

「1000CCのバイクになった!」

とのコメント。

 

ライダーYellowの山中選手がコースイン。

実質、100%のエンジン性能を発揮できる仕様にまたがり15秒台を記録!  やはりベテランライダーの技量の高さが表れる結果にチーム内も盛り上がります。

 

ライダーBlueのAndyがコースイン。

やっとの思いで17秒8を記録。

 

取り敢えず不具合が解消し、セッティングを進められる状況になった事に一安心。(^^)

 

予選二回目はタイヤ外径、ミッションレシオ、ファイナルレシオ、など正確な情報を読み込ませます。

各ライダーと合わせ込みを行いながら走行し、58番手で予選を通過する事ができました。

 

ナイトセッション

パワーマップ、トラクションコントロール、エンジンブレーキ、シフターなど更に細かなセッテングを詰め更に乗りやすいバイクを目指します。

セッティングツールにも慣れなければいけないし、変更できる項目が多岐にわたるので、慣れるまでは時間が掛かる!!

 

3ライダー&メカニックで合わせ込みを行い、新型マシンに慣れる事を主眼に走行します。

 

土曜日フリー走行

45分の時間を効率良く走行します。

またもレースの先輩からの親切を頂きファイナルを変更!

予定していたエンジンに鈴鹿レシオのミッションを組んでおり、今回のエンジンはSC77の街乗り仕様と全く同じ仕様です。

 

タイヤ外径が大きい事もあり16×42をTRYできました。 結果は最高速が275→283km付近まで向上し、コーナーでも加減速のメリハリが付きGood!

また一歩マシンが楽しく乗れるようになりました!

 

 

 

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