お役立ち記事!
スーパーコルサV4インプレ!鈴鹿フルコース✕CBR1000RRRで走った結果

鈴鹿サーキットで新発売のPIRELLI SUPER CORSA V4 SC1を初トライしてきたので、その結果をシェアします♪

 

スパコルV4 & V3比較の総括

特にリアタイヤのフィーリングがV3から大きく変化し、タイヤに併せて乗り方もアジャストする必要のあるタイヤでした。 V3にあった撓み(タワミ)から生まれる圧倒的安心感は、V4において軽薄になってしまいました。

絶対的なグリップ力は滑るところまでペース上げられず不明。次回ペースを上げてトライします。

 

V4は、V3にくらべRrタイヤの撓み(タワミ)が圧倒的に少なく感じ、端的に言うと「硬い」。

Frタイヤのフィーリングは、V4の方が少しハリがある。 但しこれは比較したV3が鈴鹿✕9本走行した中古でありトレッドが摩耗して薄くなっていた影響が高いと考えられる。 

定常旋回の領域はV3より、V4の方が旋回力高く良い。

 

スパコルV4インプレ結果

リアタイヤ
  • たわむフィーリングがV3に比べ少ない
  • 構造が硬くなった印象
  • 旋回性はV4が高く、転がりやすい
  • スロットル開けやすさはV3が上
  • グリップレベルは同等
フロントタイヤ
  • 全体的に大きな変化は感じない
  • たわみ方が少し張ったようなイメージ

 

リアタイヤ

先導走行のクルマに続いてピットロードからコースイン、1コーナーを通過した時に違いが分かるほどリアタイヤのフィーリングは違う。 

圧倒的に硬くちょっとやそこらじゃない。 例えるならBSのR11に近いフィーリングと言えば分かりやすいかも。 

その意味で、良いポイントとしてはタイヤが良く転がる。 S字、ダンロップ上りの頂上付近、スプーン1個目と2個目の間なんかは旋回性が高く、良く曲がってくれる。 

タイヤの撓み(タワミ)が少ない分、キャンバースラストが高く荷重が掛かりにくいコーナーほどタイヤで曲がってくれるフィーリングは高い。 

けど・・・

V3にあった、スロットルを開け足していく時の高いグリップ感は無い。 荷重を掛けた時にタイヤがグッと沈んで(撓んで)くれて「喰ってるーー!」ってフィーリングはほぼ感じられない。 

今回は前後新品で走行しているので、新品のアドバンテージとして持つグリップ力なのか、V3と同等程度のグリップ力を持つのか? この切り分けは出来なかったので、次回に持越します。 

 

フロントタイヤ

フロントタイヤには大きな変化を感じませんでした。 強いて言えば、V3に比べV4の方がハリがあると感じますが大差ではありませんでした。

これはV3のタイヤが鈴鹿✕9本走行したUSED品であり、トレッドが摩耗によって薄くなった事による変化とも考えられます。 

 

タイヤ空気圧

 

SUPER CORSA V4 SC1
空気圧
V4 SC1 V3 SC1
Frタイヤ重量 4.20kg 4.28kg
Rrタイヤ重量 6.64kg 6.54kg
Frタイヤ空気圧
※冷間
1.9k
(2.3k)
1.9k
(2.2k)
Frタイヤ空気圧
※温間
2.1k 2.1k
Rrタイヤ空気圧
※冷間
1.6k
(2.0k)
1.6k
(1.9k)
Rrタイヤ空気圧
※温間
1.9k 1.9k
製造年月

※()数値はピットイン時に計測した空気圧
※温間はピットアウト時に合わせた空気圧

タイヤはまず冷間で合わせコースイン。

 

ノンスリップシート

CBR1000RRRノンスリップシート

今回始めてシート表皮をノンスリップタイプへとカスタムしました。 

名古屋の老舗シート屋さん、「丸直シート」さんで加工費込で9,000円です。 ステッチの色も選べるとの事で青色に。。。 ちょっと目立たなくてイマイチ。 多分白の方がバエると思います・・・

純正に比べると、確かに滑りにくくなっているものの、劇的な変化はなく純正で十分と感じました。 

ライドオンしか乗らない! ってオーナーさんには変更する価値ありです。 

 

カスタムシートのデメリットとしては、表皮が分割になるので縫い目が必ずあります。 この縫い目から水が入るので雨中走行や洗車はNG。 街乗りでも雨の日に好んで乗る事は無いと思いますがカスタムする場合はご注意ください。

ただ表皮が黒→赤に変わったことで見た目のカスタム感は増してカッコいい!! 

機能としては、純正で十分である事がよく分かりました。 

 

マシンスペック

CBR1000RRR ピレリスーパーコルサV4インプレ

Suzuka
Setting
FROC1本目 FROC2本目
Time 2’23″81 2’21″30
気温/気圧 29℃ / 82% 29℃ / 80%
路面温度 45℃ 38℃
Power 1 1
TC 2 2
WC 2 2
EB 3 3
SC A2 A2
SD Mid Mid
ABS OFF OFF
GAS 11l 10l
Fr Pre 6 6
Fr TEN A2 A2
Fr COM A2 A2
Fr 残スト 55 49
Rr Pre 7 7
Rr TEN A2 A2
Rr COM A2 A2
Final 16×43 16×43
Seat Non slip Non slip

今回は前日までの雨予報のお陰で閉店ガラガラ〜状態!

2本目は予約者が5名とキセキのような台数ww しかし雲が熱く気温も路面温度も夏にしては低め。 SC1としては路面温度50℃は欲しいところですね〜。

 

SUPER CORSA V4 まとめ

グリップレベルの部分は今回未検証のまま。 今までの開け易さはなくなった分、強大なグリップ力になってくれていればいいけど、どうかな・・? 

なかなかグリップ力と両立する事って難しいからなぁ〜。  とは言え、自己BEST狙ってもう少しペースを上げて走行しています。

あと・・・ もうちょっと価格下がらんかね・・・(*_*)

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