お役立ち記事!
チェーン給油とメンテしてる人が損する理由?メーカーは教えない秘密の知識
この記事の結論
  • チェーンルブ(オイル)を吹いても潤滑できない
  • チェーンルブ(オイル)はチェーンの防錆が目的
  • 純正チェーンは防錆の為に注油が必用
  • メッキが2層のゴールドチェーンは非常に錆にくい→注油不要

 

そもそもシールチェーンへ給油しても、チェーンの動きは何も変わりません。←知らないライダー多し!!

チェーンルブ(オイル)は防錆が目的です。

つまり錆にメッチャ強いメッキチェーンはメンテ不要である!!

ANDY

ホイールピカピカなバイクはカッコいいんだよ!

チェーンルブが飛んでビチビチになるのは許せねー💢

 

チェーンメンテ不要の理由

まずはチェーンメンテ(注油)が不要と言える理由です。 ※ここでは街乗りバイク&シールチェーンという前提です。

 

不要の理由1. 注油できない

チェーングリス

そもそもなんですけど、潤滑が必要な「ブッシュ〜ピン」に新たにグリス(チェーンルブ)を継ぎ足す事ができません! 

100%言い切れますが、機能が正常ならどんだけ勢いよくチェーンルブをブッシャー!しても新油が入り込む事はできないんです。 (シールが切れててもむずいわw) 

上図の赤い部分がグリスの封入部位です。 チェーンが駆動している時はブッシュの中でピンが揺動します。 エンジンが生み出したとてつもない力でチェーンを引っ張りながら、揺動するので潤滑必須。 もしグリスがなければ・・・

ピンはやせ細り
ブッシュ穴はガバガバに

なっていきます。 この摩耗を低減させるのが封入グリスです。 このグリスが不具合で無くなってしまえば、あっという間に摩耗が進みます。 

このグリスはOリングによって漏れ出ない構造になっています。 つまり外からユーザーがいくらスプレーしても入り込む事もできません。

潤滑剤が必須の部位に、潤滑剤を入れる事はできないのです。

先生

概ねこの理論に関しては多くの人が納得してくれている印象です。
問題は次の項目ですね!

 

不要の理由2. 固体潤滑しか不可能

ローラーの潤滑

ANDY

馬力測定の直前に吹くと、すこぉ〜しだけ効果あるよ!

潤滑には主に5種類があります。

  • 流体潤滑・・・オイルに浮く
  • 弾性流体潤滑・ベアリング等
  • 混合潤滑・・・一部接触
  • 境界潤滑・・・油膜無し
  • 固体潤滑・・・完全ドライ(乾燥潤滑とも)

流体潤滑はイメージしやすいと思います。 エンジンオイルをポンプで循環させ、油圧をかける事で部品同士がオイルに浮いて接触する事なく潤滑する・・・ 

実はエンジンにはカムシャフトのカム山など、オイルにどっぷり浸かっていても、境界潤滑と言って油膜が存在できない部品が多数存在するんです。 

※詳しく知りたい方はコチラ↓
エンジン摩擦工学と混合潤滑が分かる

 

じゃドライブチェーンは何潤滑?

先生

正解は、乾燥潤滑なんですよ!

 

そうなんです。 いくらバイク屋さんが一生懸命ルブをブッシュゥ〜!! と勢いよく吹いても、その効果は掛け続けなければ持続しません。 エンジン部品も潤滑スプレーを吹いただけで潤滑できますか? と全く同じなんです。 

ローラーは、スプロケットの歯が入る時、出る時にわずかにスリップします。 その時の微小な摩擦ロスを低減する事は可能なのですが、残念ながら持続しません。 金属石鹸を形成できる物理吸着よりも化学吸着の方が油膜は長く保持できますが、それでも給油1回で何十㌔も持つ事はありません。 

 

不要の理由3. バイクメーカーの指定が曖昧

そもそも、バイクメーカーの指定メンテナンスサイクルはどうなっているのでしょうか?

 

Honda 定期的に
Yamaha 雨天走行後
洗車後など
Kawasaki 雨天走行後
洗車後など

そうなんです。 ◯◯km走行したらメンテせよ! の記載はありません。 

雨天走行後、洗車後に給油して下さい。 との表記があるだけ。 

この表現方法を見ればその意図がどのような物であるか・・・ 想像するに難しくありません。 

 

如何だったでしょうか? 

何をどうやっても「潤滑をよくする」事はできません。 

純正のオーナーズマニュアルの表記からも分かるように、防錆(ぼうせい)を行う必要はあります。 

サビッサビのチェーンが醸成されると、サビがゴムでできたシールを攻撃して、シールを切ってしまったり、摩耗させシール機能を失ったりします。 

すると中のグリスが飛び出しドライ潤滑となり、摩耗を促進。 チェーンを交換するハメになってしまいます。 

 

そう・・・サビなきゃいいんです!

 

ドライブチェーンの機能

2つの機能
  • 動力伝達機能・・エンジン出力を後輪へ伝える
  • ホイールベース調整機能・・リンク数を変更しホイールベースを調整する

この他に、ハーレーに代表されるベルトドライブ駆動は、「緩衝機能」が追加されます。 ベルト自身が撓む(たわむ)事で加減速のショックを吸収してくれます。 

チェーンドライブは衝撃を吸収する事ができません。→ホイール内にハブダンパーを装備する事で衝撃を和らげます。 

 

ドライブチェーンはエンジンが回転力として取出した力を、Rrホイールへ伝えます。

この時、ドライブチェーンがエンジンの力をロスしてしまいます。概ね最大10%程度。

仮に、エンジンから100馬力の力を取り出したとすると、ドライブチェーンの中で馬10頭が逃げて行ってしまう計算です。

高性能チェーンであればこのロスが少なくなり、逃げる馬は約5頭で、ストレートスピードを速くできます。

チェーンの他にもっとロスが少なく効率の良い伝達方法があります。YAMAHAのV-Maxに代表されるシャフトドライブと呼ばれる構造です。ロスを発生させる部品は常にオイルの中に浸かっているので、摩擦ロスがかなり少なく、逃げていく馬はなんとたった2頭!

 

マルケス
エ!? じゃ少しでも速く走りたいレーシングマシンになんで使わないの??

 

それは、ホイールベースを変更する事ができない事と、アンチスコート&アンチリフトをセッティングできないからなんです。 チェーンの場合はどちらもセッティングできます。 どちらもレースの現場においてはとても大切なセッティングなので、伝達ロスの少ないシャフトドライブは採用しません。

 

ペドロサ
なら量産車はレースみたいなシビアなセッティングいらないんだし、なんで使わないの? ロスが減るって事は大切な燃費も良くなるって事でしょ!

 

おオ! ペドロサ君素晴らしい質問! 

実はロスが少ないのは、オイルに浸かっている事と、精密な寸法のギヤのお陰で成り立っています。

さらにディファレンシャルギヤはハイポイドギアと言って大きな径のギヤです。ギヤ鳴り音を低減させる為に、湾曲した面で動力伝達する構造上、製造コストが格段に高まる事を避けられません。

その事から一部のハイエンドモデルにしか採用する事ができない構造なのです。

その点、ドライブチェーンは、スポーツ走行に必要な様々なジオメトリーを調整&変更する事ができるのが最大のメリット。 且つ部品単価が安いので、スポーツバイクには正にうってつけって訳です。

 

ドライブチェーンの構造

ドライブチェーンの構造を知る事で、潤滑が絶対に必要な部部品とその理由を理解する事ができます。

また、誰もが知るチェーンの「ノビ」はどのようなメカニズムで起こるのか? 簡単に理解する事ができます。

 

一般的に使用されるバイク用ドライブチェーンの断面図です。

チェーン内部はこのような部品構成になっており、赤色の部品が「シール」と呼ばれるゴム部品です。

メンテサイクルや性能を左右する要の部品ですので、是非覚えて下さい。

※スマホは横スクロールできます↓↓

ピンブッシュ封入グリス
外プレートと固定され、ブッシュへ駆動力の受渡しを行う。可動部品で封入されたグリスによって常に潤滑されている。内プレートと固定され、ピンへ駆動力の受渡しを行う可動部品で封入されたグリスによって常に潤滑されている。ピンとブッシュの磨耗を抑制する潤滑剤。チェーンのライフを決める重要な要素。

 

シール外&内プレートローラー
素材はゴムでブッシュとピンの隙間に充填したグリスを封じ込め、外に漏らさない為の部品です。内プレートと外プレートの間に位置しています。内プレートはブッシュと、外プレートはピンと固定されています。 プレートの間にはグリス漏れを防ぐシールが有ります。ブッシュからスプロケットへ駆動力を伝達します。スプロケットと噛み合う瞬間、抜ける瞬間の回転力を逃す為の部品です。

 

※上画像はD.I.Dページより借用

 

シールチェーンの可動部は2箇所あります。

可動部1. ピン〜ブッシュ

チェーンが直線や円など自由に形を変える為の構造です。そしてこの可動部はエンジンの強力な駆動力を受けながら、スプロケットにハマった瞬間から可動して円形状に形を変えなければなりません。

つまり2つの金属がものすごい摩擦を発生させています。

この強烈な摩擦を低減しているのが、封入されているグリスです。このグリスの潤滑作用のお陰で、パワーロスを最小限に抑える事ができます。

可動部2. ブッシュ〜ローラ

ブッシュ 〜 ローラ スプロケットの歯の抜き&刺しの衝撃を逃しています。

その瞬間だけはローラーが回転する事によって力を逃し、スプロケットの刃先の摩耗を低減してくれています。

噛み込んだ後、動力伝達の時には回転しないので、グリスは不要です。

 


チェーンが伸びるメカニズム!

さて次は、当たり前に聞いたり言ったりしているワード「チェーンの伸び」。

でも、ちょっと待って!!   今覚えた部品の中で、どの部品が伸びるのか?よーく考えて見て下さい。

一番大きな部品である、内プレートと外プレートでしょうか? それともピン? ローラが伸びるのか? 正解は…!?

どの部品も絶対に「伸びる」事はあり得ません!

 

マルケス
ちょっと待った!そんな事言ったって間違いなくチェーン伸びてるでしょ!

 

実際チェーンがタルんでくるし、調整しなきゃいけないんだから間違いなく伸びてるよ!!

 

確かにその通りです。チェーンはずっと乗っていると間違いなくタルみが大きくなってきてチェーン調整が必要です。 

でも、チェーンの伸びは、「金属部品の伸び」なんでしょうか?

きっと、チェーンの姿から、輪ゴムのようにビヨ〜んと伸びる姿を想像していませんか??

もし簡単に輪ゴムのように少しずつ金属部品が伸びるとしたら、それは明らかな強度不足で、走り出して1kmも走らないうちにチェーンが切れてしまいます。

チェーンを構成する金属部品が伸びる事は絶対にないのです。

でもチェーンのタルみは明らかに大きくなりますよね? その原因はなんなの??

 

ピンブッシュ摩耗することで、クリアランスが大きくなる事がチェーンのタルみを発生させる原因です。

 

2箇所あるチェーンの可動部の中で、特に摩耗しやすく厳しい状況がピンとブッシュであると先に記しました。 

だからこそ、グリスを封入し常に潤滑させているのです。

しかしエンジンオイルのように、新しいグリスに詰め替える事ができません。 経年劣化で少しづつグリスが外に出ていき、潤滑不良に陥ります。

すると、ピンは痩せ細ります。ブッシュは穴径が太くなります。 

つまり、ピンとブッシュの隙間が広がり、ガタガタになります。 この事が、チェーンのタルみを発生させる現象です。

  • 正解  = ピンとブッシュが摩耗して隙間が大きくなり、チェーンがタルむ。
  • 不正解 = チェーンの金属部品が伸びて、チェーンが伸びる。

 

ドライブチェーンのメンテナンス

チェーンルブのスプレーを勢いよく噴射! 白や透明なルブがチェーンに付着します。

チェーンの動きを滑らかにする為にチェーンルブを掛ける(注油する)のだ!

そう思っているライダーが殆ど(いや全員?)と言っても過言ではありません。

 

バイク用品店スタッフ、老舗バイクショップスタッフも口を揃えたように同じ事を言いますからね。

でもちょっと冷静に考えて下さい。 チェーンの可動部って何ヶ所でしたか? しかも最も厳しい条件の部位は、グリスが封入されているんですよね??

グリスが出てこないって事は、いくらチェーンルブを掛けても、ブッシュとピンの中には入り込まないって事ですよね??

 

マルケス
なんで飛び散って汚れる原因を作るチェーンルブを掛けるの?その目的はなに??

 

さあ!自分でチェーンメンテナンスをしているライダーの方! メンテ初心者のマルケスさんにわかりやすく教えてあげてください♪♪

 

ドゥーハン
マルケス!よく聞くんだ。それは錆止めなんだよ。

 

シールチェーンと言うのは必要な部位にはグリスを封入してあり潤滑している。そのグリスの漏れを防ぐゴム製のシールはサビが発生すると簡単に切れてしまう。

 

そのサビを発生させないよう、防止する事がチェーンルブを吹きかける目的だ。

 

そうなんです。チェーンルブを使う目的は、「潤滑」ではなく、「サビ止め」だったんですね〜!

吹きかけた直後は、スプロケットと、ローラーの潤滑が多少良くなりますが、10kmも走った接触面には全て居なくなっています。  パワーロスするか否かはピンとの潤滑が全てです。 この潤滑をなるべく長持ちさせる為の作業の事をチェーンメンテナンスと言います。

 

メンテ1. チェーンのサビを防ぐ(防錆)

チェーンのシールの周りにサビが発生すると、サビによってゴム製のOーリングを切ってしまいます。

Oーリングが切れると中のグリスが流出して、一気に寿命が縮まります。 サビを発生させないよう、チェーンルブを使って表面を油でコーティングし酸素を遮断。サビを抑えてライフを維持します。

 

メンテ2. グリスが拾う異物からO-リングを守る

チェーンルブは、その使用環境から、すぐに遠心力で飛ばされてしまう宿命を持っています。

よって、その強力な遠心力に耐える粘性を持たねばなりません。 要は飛んでいかないようにネチネチしてるんですね。

そのおかげである程度止まってくれるのも事実ですが、副作用として、フロントタイヤが巻き上げたゴミなんかが付着しやすいのです。

その付着したゴミが、ゴム製のOーリングを傷つけてしまうので、メンテの際は一度クリーナを使って古いルブと、ゴミを取り除きます。

 

まとめると、

チェーンメンテナンスはグリスを封入しているシールの保護が目的です。

潤滑させる事が目的ではありません!! というより潤滑できません。

 

錆びないオススメのドライブチェーン

どんなチェーンを選ぶといいのか、少し解説させて頂きます。

何度も言うように、チェーンの肝は、ブッシュとピンの潤滑である事は間違いありません。 しかし封入しているシールも耐久性を持たせるには、内プレートと外プレートの動きを妨げてしまいます。(摩擦ロス)

ロスを減らすには、シール圧を弱くすれば良いのですが、今度はグリスが流出しやすくなってしまいます。 つまりチェーンの耐久性能と摩擦損失はトレードオフの関係にあるのです。

そこで各社こぞってこのシール部品の特許合戦を繰り広げ、低摩擦なのに長い耐久性がある! と唄っています。 よく聞くXーリング!とか言うアレです。 この赤い部品がシールで、Xの形をしている為、Xーリングと呼ばれます よって、高性能チェーンは、「程フリクションで長い耐久性!」のようなワードを使っています。

 

メンテナンスフリーのシールチェーンがある!?

結論から言うと、有るんです!

 

今でこそ言いませんが、シールチェーンが発売された当初は”メンテナンスフリーチェーン”と呼ばれていました。

ウソやろ? と思われるかもしれませんが、これから解説します。

 

そのチェーンはRK or DIDのフラッグシップモデルのゴールドチェーンです。 中でもRK製のゴールドチェーンは、メッキが2回施されています。つまりメッキの厚さがとてもぶ厚く、頑丈にできているのです。

メッキがしっかりと乗っていれば錆びる事はありません。 つまり、シールを攻撃するサビが発生しないので、ルブを使用する必要がありません。(*RKのX-XWのブラックモデルは超強力な電着塗装で最強と言えるモデル。)

更に、ルブが不要なので当然!ゴミや異物を拾ってくる事もありません。

つまり何もする必要がないんです。

ちなみに、シルバーチェーンも同じくメッキが施されていますが、こちらは1回のみです。 チェーンは様々な異物にHITしながら走行しているので、飛び石なんかがHITするとメッキが剥がれ、そこからサビが発生します。

フラッグシップゴールドチェーンの場合は、そもそものメッキが2掛けられていて厚いので、その耐久性も高いのです。 

 

ZRX1200Rのドライブチェーン

ANDYの愛機ZRXと、CBR1000RRもゴールドチェーンを入れています。 ZRXは装着から約10年経過しましたが、一度もメンテをしていません。 洗車もバリバリしていますが、一切サビておりません。 チェーンの遊びも増える事なくコンディションを維持しています。

ちなみに、Moto-GPマシンも、チェーンメンテナンスとして、ルブを吹く事はありません。シールチェーンでも耐久性よりも摩擦損失を減らす事を優先して、シールの摩擦を極限まで抑えています。

なので、一度グリスが流出しだすと、途端にチェーンの遊びが大きくなります。(ブッシュとピンの隙間が広がる)

セッション毎にチェーンの遊びを数字で管理しているので、遊びが増えると、チェーンを即交換します。 (約2000〜3000kmくらいで交換) なので、サビが発生しない(メッキ剥がれがなければ)ゴールドチェーンは超絶オススメです。

8耐マシンでも決勝中にルブを吹く事はできません。 事前に様々な耐久テストを行いますがチェーンルブを吹かない事で性能が低下する(摩擦損失が増える)事はありません。(耐久テスト後に出力計測を行い、前後で比較しています) 

言い換えればそれだけ日本製のドライブチェーンの性能が高いと言えます。

こんなライダーにおススメ
  • ワインディングやワーキットなど高負荷条件が多いライダー
  • リアホイールをチェーンルブで汚したくないライダー
  • メンテナンスがめんど臭い! メンテフリーを希望するライダー
  • ランニングコストをなるべく安くしたいライダー
  • 北海道ツーリングなど雨中走行バリバリのライダー

    ゴールドチェーンは、スタンダード品に比べて、お値段がプラス3〜5千円高いです。しかしスタンダード品は、合わせてチェーンクリーナ&ルブを購入する必要があります。御値段約2〜4千円。 長い目で見たときには、結局ゴールドの方が安く上がります。

     

    オススメのドライブチェーン|Andy愛用品

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    ノーマルチェーンは表面処理が施されていますが、サビに対する耐久性はあまり強く有りません。メンテ(錆止め)を怠るとサビが発生しシールへダメージを与えます。 

    ノーマルの場合はしっかりと点検し、必要に応じて防錆(メンテナンス)する事が不可欠です。

    また、上記以外にもゴールドチェーンは存在しますが、「ピンのコーディングな無い」モデルがほとんどです。コーディングの無いピンを見て”ゴールドなのに錆びた”と言われましたが、コーティングが無ければ錆びる事は防げません。

    説明不足で失礼致しました。ゴールドチェーンには2種類あります。
    プレート&ピンまでメッキしたフラッグシップモデル
    プレートだけをメッキ。ピンは表面処理だけ

    このうち、サビに対して最も高い(長い)耐久性を持つのがフラッグシップモデルです。ピンのメッキの有無を確認すれば一目瞭然ですのでお間違い無きようお願い致します。

     ゴールドチェーンでも、メッキが剥がれたらサビが発生します。そうなった場合はもちろんメンテナンスが必要です。 特にチェーンスライダーと擦れる部分からメッキが剥がれていきます。 面積が小さければシールに影響はありませんが、要確認ポイントです!

     

    チェーン調整で便利な数字

    ここで、520、525、530サイズ限定ですが、覚えておくと役立つ数字をお伝えします。 ドリブンスプロケット(リヤスプロケ)の歯数を1丁変更すると、Rrアクスルの位置は4mm変化します。

    チェーン調整の便利な知識
    • 43→44へ変更した場合:Rrアクスルは4mm前進します。
    • 43→42へ変更した場合:Rrアクスルは4mm後退します。
    • ドライブチェーンを2リンクカットするとRrアクスルは16mm前進します。
    • ドライブチェーンを2リンク延長するとRrアクスルは16mm後退します。

       

      仮にスプロケットを45→42へ変更し、チェーンを4リンクカットすると?

      • 式①(45ー42)X4=12 スプロケの丁数変更でRrアクスルは12mm後退
      • 式② -2X16=-32  チェーンの延長でRrアクスルは32mm前進
      • +12-32=-20
        答え:Rrアクスル位置は20mm前進する。

      と求める事ができます。ファイナルレシオを変更する際などに利用してください。

      この記事を読んで、ゴールドチェーンに交換しらライダーが、「これでチェンしこ呪縛から解放!」なんてつぶやきを見られたら本望です^ ^

       

      追記 2017/10/21↓

      ピン&ブッシュは理解できたけど、ローラーは給油すべきでは?

      結論:ローラーへの給油は不要です。

       

      多くの方から「ピン&ブッシュへの給油が不要」と言う事は理解できるが、ローラーも可動部であり回転する部品だから給油した方が良いハズだ。 だからチェーンメンテ不要ではないだろ!

      と言うご意見を頂戴しました。そう感じる事は理解できますから順に説明したいと思います。

      世の中にはゴールドチェーンではないのに「無給油」を唄っているチェーンがたくさんあるよ!

      椿本チェーン

       

      ライダーが持つチェーンのイメージは、バイクと自転車に使われているチェーンを想像すると思いいます。 しかしチェーンの最大市場は産業用チェーンなのです。

      例えばパンを製造する工場にある巨大なオーブンの中を、パンを載せた網がゆっくりと進んでいく。 このコンベアは灼熱の中を進みますから、ベルトでは溶けてしまいます。

      金属であるドライブチェーンで駆動しますが、食品を扱うチェーンにグリスは禁物です。 そこで材料に油分が多く含まれている素材を選定し無給油を可能としています。

      産業機械においても、オイレスブッシュと言う物が広く使用されていて、給油できないけど、滑りを良くしたい場所に用いられています。

      材料で給油フリーにする事ができる。*但し使用可能な場所は低負荷である事など限定される。

       

      ローラーが果たす役割はなに?

      チェーンのローラー図解

      ローラーはブッシュの外径を滑る構造になっています。 平たく言うと回転できる構造です。ではこのローラーって、いつどんな時に動くのでしょうか??

      1. スプロケットの歯が入り込み、緩衝曲線ににならう時。
      2. 加速⇔減速で力の方向が逆になる瞬間。

      この条件の時に動きます。

       

      1のスプトケットの歯が入り込み緩衝曲線にならう時

      ドライブチェーンはスプロケットの歯によって位置決めされています。スプロケットの山ー山の間にある谷にローラーが座ります。 なぜ谷にローラーが座るのか?

      ドライブチェーンが回転しているとき、チェーンには自分の重さで遠心力が掛かるので「円」の形になろうとします。

      しかしドライブ&ドリブンスプロケットで位置が決まっていますからチェーン全体の形は楕円になります。

      円形に少しでも近くには、二軸間の最も距離が短いところに自然と収まろうとします。その最も距離が短い部位が「谷」部になるのです。  この「谷」部に落ち着くまでほんの少し山を下る事になります。 まさにこの瞬間、ローラーが少し動きます

       

      2の加速⇔減速で力の方向が逆になる瞬間。

      次はバイクが加速する時に注目しましょう。

      加速時はローラーが谷から、「山登り」を始めたくなります。  バイク左側からスプロケットを見た写真とします。  ドライブチェーンによって、反時計方向にスプロケットが回転させられます。

      この時、ローラーは「谷」から赤色のラインに沿って山を登ろうとします。この時、ローラが移動距離分だけ回転します。

      同じように、エンジンブレーキや、Rrブレーキを使用した時には、「谷」から青色のラインに沿って山を登ろうとします。同じように、ローラーが移動距離分だけ回転します。  減速の時に発生するGは加速ほど高くありません。(タイヤの減速グリップが弱く、チェーンに力を与えられない)

      なので、リアブレーキを限界Gまで発生させた直後に、ウィリーさせるようなエクストリーム的なノリ方をした時には、「原則の山」 → 「加速の山」へローラーが一気に下り登ります。

      この時が最もローラーの回転角が大きい事になります。ではこの時のローラーの移動距離は?? 最大で約2.0mmです。 ローラーの回転角は0.5°もいきません。 (チェーンの遊びが大きいと距離は増える)

      ローラーと呼ばれる名前から、つい「ぐるん!グルン!」と回転してそうなイメージを持ちますが、実際には、スプロケットの緩衝曲線上をほんの少〜し登ったり下ったりしているだけなんです。

      しかも力を伝達する時間は、スプロケットに接触している時だけです。 ピンやブッシュは常に力を伝達している部品ですが、ローラーはスプロケットを接触していない時はただの重りです。

      ローラーの潤滑が不要な理由のまとめはこうです。

      ローラー潤滑が不要な理由
      • ローラーの素材が無給油を前提に選定されている
      • そもそもの回転角が非常に小さい。
      • 力のかかる時間が短い(ピン&ブッシュに比べ)

      なぜローラーが無給油を前提に選定されているのか? シールされていない潤滑油はすぐに飛んで無くなってしまうからです。

      ローラーも少なからず可動するんだからルブは吹いた方がエエやろ! と言うご意見も頂きました。 おっしゃる通りなんです。あった方が良い事は間違いありません。

      もう一度言います。

      吹いた方がいいし、あったほうがいい事は間違いありません!!

       

      しかし、そのグリスはいつまで必要とする部品に留まってくれるのか? が次の問題なんですね。

      特にそのイメージからルブを吹いたら永遠そこに留まってくれると思いこんでいるプロが非常に多いです。

      ローラーとブッシュの間に居るグリスは、強大な圧力と遠心力ですぐに飛ばされてしまいます。

      時速100kmで高速道路を数十キロも走ればルブ(グリス)は居ないんです。

      その事はチェーンメーカーも良く理解しているからこそ、ローラーは無給油状態でも成り立つ仕様となっています。仮にスプロケットにチェーンルブを塗って、何キロ走行するとDRY状態になるか? その距離で同じようにローラーとブッシュ間に居るはずのグリスも同じように飛んでしまいます。

      このような構造&仕様である事を理解した上で、メンテが必要or不要の判断にどちらが正解もありません。 様々な考え方がありますから拘りを持ってメンテをする人を間違っていると言って居る訳でもありません。

       

      ここまで読んでもまだ納得できないおバカなプロの方も沢山いますw (割とガチ) その方に新たな脳内ルブを吹いて差し上げるので読め!笑↓

      摩擦の類別5種

      ストライベック曲線

      摩擦には大きく分けて5種類存在します。

      流体潤滑

      オイルの油膜に完全に浮いた状態ですね。 

      クランクピン、コンロッドピン、カムジャーナルなどが流体潤滑に該当します。 

       

      境界潤滑

      ピストンやリング、ピストンピン、カムチェーンなどは境界潤滑です。 

      多くのプロの方はすべての部品がオイルに浮いていると勘違いしていますが、実際は全く浮いていません。 エンジン部品にはオイルを超大量に掛けてオイルでバシャバシャな状態ですが、「オイルに浮けない」のです。 

      境界潤滑は科学的な分子レベルの極薄の油膜に辛うじて摩擦を低減しているに過ぎず、「油膜は無い」のです。 

      いいですか? よーく考えてください。 オイルポンプでドバドバにオイルを掛けただけの部品ですら油膜は無いのです。 

      ドライブチェーンにちょっとルブを掛けただけで油膜がキープされる訳がないんです!笑 

      それでも摩擦が少なからずあるから効果あるよ! って言ってるプロってホントにプロですか・・・?? 

       

      何度も何度も行ってますが、今から馬力測定します! ってときの直前にブシュー!とルブを吹けば馬力上がります! 摩擦下がります! 効果あります! って言ってますからね!? 

      もっと詳しく知りたい方は↓
      境界潤滑と混合潤滑とは?エンジンオイルの要求スペックがわかる!

      チェーンメンテ不要論まとめ

      とくに!! バイクを生業としている方からオマエはアホか!! と多く言われますが、ここまで読んでも理解できない読解力のなさとカチカチ頭ならもう手遅れです。

      新しい考え方を取り入れる事は不可能なほど脳みそはカチカチです。 チェーンを給油する前に、自分へのメンテが必須ですから糞コメ書く前に治療しましょう♡

      Andyが思うに、この手の話はコペルニクスが唱えた天動説と似ている気がします。

      現代においては地球が自転している事は社会常識ですよね。 ”地球は止まっている。お空のお星様が動いているのだ”なんて誰も思いません。

      しかしコペルニクスが生存していた頃の常識は「地球は停止していて、空と星が動いている。」です。

      その当時は誰もコペルニクスの「地動説」を理解できませんでした。 

      なんなら「コイツ、地球は回っているとかマジ卍 草ww 常識で物考えろや!!」と言われる始末。

      当時の一般常識からしたら真逆の事を一人だけ唱えているので分からなくもないけど・・。 現代も同じですね!笑

      まさに”賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ”の言葉の通りです。 自分の経験だけに学ぶ人ほど、意見が異なる人とぶつかる事しかできません。

       

      でも、チェーンメーカーの立場上メンテして下さい! と公式に言っている以上は、どんな聞き方をしても「メンテ不要です」との答えが返ってくる事はありません。分かり切った事です。←キッパリ

      なので、MOTO-ACE-BLOGってトコで「メンテ不要」って書いてあったんですけどホントですか?

      といくらチェーンブースの営業マンに聞いても答えは「メンテして下さい」と必ず返ってきます。

      そこに輪をかけて「ほらみろ!メーカーはチェーンメンテ必要だ!と言っているぞ! どうしてくれるんだ!!」と言われてもね~・・・

      Andyも十分すぎる程知ってますから!\(^o^)/

       

      とあるプロの方は「ローラーはコロコロ回転するんだぞ!!」と言っていました。。。このお店に通うライダーが本当に可哀想・・・。 (ちょっと愚痴っぽくなってしまいスミマセン)

       

      Andyの場合は、ホイールを汚したくない事もあってメンテフリーにできるチェーンを選んでいます。 性能重視でこまめに給油する事ももちろんアリと考えています。

      ちなみに!純正チェーンは表面処理が弱いので直ぐ錆びる→錆止めのメンテナンスが必須です!

      この記事を読んで頂いたライダーのチェーン選びのお役に立てれば幸いです!^^!

      Let's Fun! Ride! Run!
      Andy

       

      --コメント--
      1. 2週間のロングツーリングに備えて、ドライブチェーンを交換しました。
        長距離を走行するので、その間のチェーンのメンテナンス用にチェーングリスを
        持って行くか悩みましたが、Andyさんの説明を読んで無給油で行くことにしました。
        そういえば、自動車のカムベルトなどの歯付きゴムベルトは10万Kmの耐久性が保障
        されています。 Andyさんのチェーンの説明のように、歯付きプーリーとベルトとの
        すべりが機構上ごく少ないから磨耗しにくいのですね。

        • メカ之助さん、コメントありがとうございます。

          無給油でなんら問題ありませんのでご安心ください。
          ただ、OEMチェーンやメッキの薄い製品は防錆が必要です。 

          RKのゴールドチェーンや2重メッキチェーンなら何もする必要はありません。
          楽しいツーリングになることを祈っております♪(*^^*)

          • Andyさん、ありがとうございます。
            メッキなしのチェーンなので、グリスを染み込ませたウエスで軽くふきふきして
            防錆したいと思っています。

      2. おつかれ様です。
        全然難しいこと言っている訳では無いのになんでこうも盲目的なんでしょうかね。
        別に全てのチェーンが対象ではなくて、すごく丁寧かつ理論的に説明してくださっているのに…
        どうこう言う前にやってみたらいいのに…

        私はRKのブラックメッキを使用して現在4年乾拭きのみで過ごしています。
        まぁ雨の日は乗らないんですが。
        張りの調整したくても全然伸びていないし、錆もありません。
        チェン回りピカピカ✨です。
        20000kmになるのでスライダーに接触しているローラー部とプレートした部分のメッキが剥がれてきていますが、油なんかくれず乾拭きで問題ないですね。
        まメッキがハゲてきたのでシリコンスプレーを軽くウエスに吹きかけて拭きあげ様かな?
        くらいは考えています。
        ちなみにチェーンメーカーは分かっていますね。ルブは悪いって訳では無いし下手な勘違いな方のクレームを考えるとまぁいいか的な感じですね。

        • やっぱり理解するにはある程度記事or動画を見ないと理解ができないのですが、

          世の中どうしても集中力が続かず長く読めない、見れない方が多いなと感じます。 
          内容や理論を理解したのち→Andyの言う事は納得できない

          ならこちらも理解できるんですが、金属と金属が接触してるのに不要な訳ないだろ!

          というコメントされてる方はあぁ〜、、、 (察し)ってなりますねw

      3. シンプルに面白かったです。最後まで視聴&ブログを見ればよく分かるのに、言葉を切り取って批判する人もいることに、寂寥感がこみ上げます。今も灯油で洗ってチェーンピカピカ、ルブを吹いて潤滑!なんて紹介してる本やyoutuberがいますが、この記事を最後までしっかりと見てほしいわ。

        • 共感のコメントをありがとうございます!(*^^*)

          正直、日本語を読めない方は多くいるんだなぁ〜という印象をすごく持っています。 
          動画はスキップして見られることが多く、各々自分の都合の良いように切り取って解釈しているのかなと。

          「文字を読む」難易度は、実はかなり高く、普通に読んで普通に理解する事が難しい人がかなり多いと思います。

          その意味でBlogをきちんと理解して頂ける方々は真っ当な人ばかりで、理解と納得の違いを分かってくださいます。 
          Vlogの方はかなり難しいです 

          今後もガンバリマスので宜しくお願いいたします!m(_ _)m

      4. シールは高負荷によって加熱する所だと思いますが
        給油してもしなくてもゴム劣化の度合いは変わらないもんなのでしょうか?
        簡潔で良いのでお答え下さい

        • こんにちは

          ゴム製品は給油される事を前提にした寿命になっていません。 

          よって給油によるゴムの寿命変化はありません。 
          ゴムを痛める決定的な要因は、紫外線です。 

          どれだけ油でギトギトになっていようとも、紫外線に暴露されていればあっという間にシールが切れます。

      5. いつもYouTubeとブログ両方を楽しみに拝見させて頂いております。

        今更ですが、某YouTuberの◯ワイト◯ースさんが「誰だろうね、こんな事言い出したのわねww」とチェーン注油不要論を斬り捨てる!!何て動画をUPしましたね。

        やはり色々な意見があり、それがぶつかるのは面白いですね!

        私はアンディさんを信じてオススメのチェーンを買いましたので、交換後は注油しないつもりです。

      6. はじめまして、
        給油ナシだとF・Rのスチールスプロケットが錆てくると思いますが、スプロケットだけ錆止めオイル等を塗ればチェーンにも付着してドライの効果がなくなるでしょうか?
        よろしくお願いします。

        • こんにちは!

          おっしゃる通り、スプロケットは鉄製です。 
          しかし、チェーンと同じくメッキが施されているのでやはりメッキが剥れない限り錆びません。

          そしてチェーンと嵌合する部位は、メッキが剥げるので錆びてしまいます。 
          しかししかし。。 錆びても走ればチェーンと接触するので錆びは落ちます。

          純正のRrスプロケットは外観を重視して三価ホワイトが多いですね。

          保管前にスプロケットに防錆オイル等を塗布するのは良いと考えます。 
          しばらく走行すれば飛んでいくので、効果と手間や保管状況(屋内?or青空?)などをを考えて選択するとよいと思います思います♪

      7. お世話になります。
        チェーンメンテの記事、すごく勉強になりました。
        ありがとうございます。
        質問があります。RKの電着ブラックコートがされている、
        BL525R-XWの購入を考えており、レビューを見るとスプロケットに当たる部分のメッキが剥がれたり、ピン等にも錆が出たとのレビューがあります。
        これはなにが原因なのでしょうか?注油は必要なくても汚れを拭き取るなどのケアは必要なのでしょうか?
        お返事お待ちしております。よろしくお願い致します。

        • チェーンの内側はスイングアームに装着されている「チェーンスライダー」と言う部品と擦れるように設計されています。
          チェーンと高速で擦れるため、チェーンへのダメージを最小限にできるよう硬質プラスチック製です。

          しかし、摩耗ゼロにはできませんので、いずれチェーンのメッキは必ず剥がれます。

          記事内にも記載のあるように、メッキが剥がれればチェーン(鉄)は必ずサビます。
          同じようにメッキが剥がれたピンはサビます。

          また、メッキの上に付着した鉄粉が錆びる事も多々あります。
          ブレーキパッドの摩材はメタル系が多く、パッドの粉塵が付着したまま放置すれば点サビが発生します。

          だ・か・ら

          自分はチェーンは注油したくないんです!!!笑

          チェーンに注油すればパッドのカスは必ず付着します。
          汚れも付着します。

          その汚れとサビを取る労力と愛車が汚れる事のストレスはハンパないww

          だから私のチェーンはいつもカラッカラのドライ。

          確認は怠りませんが、絶対にルブ(脂)を吹くことはありません。

          また、チェーンはもともと消耗品です。
          ルブを吹いても消耗は避けられません。

          500kmごとにルブを吹けばDRYより寿命が伸びる事はたしかですので
          あとは長寿命化とピカピ化のどちらを優先したいか?

          と言うオーナーの判断で良いと思います。

          • お返事ありがとうございます(^^)
            理由がよくわかりました!ありがとうございます。
            私もDRYに保ちたいのですが、ウェスで乾拭き等のケアでいいのでしょうか?
            Andyさんは乾拭きもしませんか??
            雨天走行は基本しないのですが、もし雨天走行後のケアがあればお教えいただく思います。
            質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願い致します!

      8. はじめまして!YouTubeから来ました。
        自分も以前シールチェーンはチェンシコ不要と耳にし、その説を信じてきましたが、貴殿の説明で確信が持てました。
        但し、やはり安価なシールチェーンには防錆は必要とのことで、良ければオススメの防錆剤やオイル等をご教示頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

      9. 錆びなければOリングにダメージが行くことはない→錆びないチェーンを選べばメンテ不要というのは大いに理解できました。

        1点だけ気になったのは、「Oリング(Xリング?)そのものの耐久性はどうなのか?」という点です。
        給油にはOリングを保護する役目もあるものと思います。
        チェーン稼働時、コマが若干は動くためOリングにも僅かながら摩擦が発生している(と思っています)ので、その潤滑が必要なのでは?ということと、
        Oリングにルブを吹かないと、油分がないため劣化が比較的早まり、ゴムのひび割れなどが発生する恐れがあるのではないかと考えております。

        アンディ様のお話によれば、給油せずともチェーンは持っているようなので、恐らくOリングも給油無しで大丈夫なのだろうとはお察ししますが、どうしてもこの部分だけが気になっております…。

        私の理解力・読解力が無いということであれば、大変申し訳ございません。

        • ムシャさん、こんにちは

          Oリングへの給油は無しで大丈夫です。

          その理由は、内側にグリスが存在しているからです。

          フロントフォークのフォークシール、Rrサスのロッドシール、Engの様々なシールなど
          バイクやクルマにはたくさんのシールが使われており、液体漏れを防いでいます。

          それらは、外部から給油しなくても漏れ出す事はありません。
          ドライブチェーンも全く同じ事が言えます。

          外からの給油によってシール性能を維持させるようでは、「シール不良」と言わざるを得ません。

          厳密に言えば、フォークシールもEngシールも極々僅かながら若干のオイルは付着します。
          その若干の付着した油脂がいい滑りをもたらす事も事実です。

          なので、シール類が必要な潤滑は自らのシール性能で補っているとも言えます。

          また、ゴム類を劣化させる一番の要因は紫外線(太陽光)です。
          どれだけ脂を外からかけても紫外線をシャットアウトできるほどの膜厚にはなりません。

          バイクカバーを掛けず、放置する時間が長ければ直ぐにシールにダメージが入ります
          →ブッシュ内グリス流出→ ピン&ブッシュ摩耗→ 早期交換

          こんなサイクルに陥ってしまいます。 
          大敵は、サビと紫外線ですね(*^^*) 

          • ご回答ありがとうございます。
            シールの内側にグリスが入っているということ、失念しておりました…申し訳ありません。

            >どれだけ脂を外からかけても紫外線をシャットアウトできるほどの膜厚にはなりません。

            なるほど!Oリングにルブを掛けたところで、紫外線を防ぐ効果はないのですね!
            だから給油に意味はないのだということ、理解できました。
            すごくスッキリしました。

      10. Andyさん、お久しぶりです。2020年6月に投稿した者です。チェーン換装後、5000キロ程走ったので、ご報告します。…でも、ケチって最高峰ではなく、DIDのVX2にしてしまいました。やはり最高峰じゃないとダメですね~。雨中走行翌日、ピン頭が錆びます(笑) しかし、錆びるのはせいぜい2、3本なのでササっとウェスで拭くだけです。最近は、2ヶ月に一度、錆止めのために軽くルブを吹いて、ウェスで拭くって感じです。自分にはこれが合ってると思います。ルブによるホイール汚れも無いし、チェーンルブ代も節約できるし、メリットが多いです。因みに、ローラーは錆びも無く今でも軽い動きでコロコロ回ります。最高峰チェーンにすればもっと良いのでしょうが、自分はこれで満足してます。(金が無いので…)
        これからも色んな情報を提供して下さいね。楽しみにしてます!Andyさん、ありがとー!

        • あつしさん

          貴重な体験情報を頂きまして誠にありがとうございます!
          ピン頭が若干サビてしまうのですね・・

          ピン頭であれば機能的に不具合は無いと思いますが、愛車にサビがあるのはやっぱりオーナーとしては気になってしまいますよね!

          今後も宜しくお願いいたしますm(_ _)m

      11. 極論のみなので、参考にならないですね。
        ここまで資料をいっぱい集めて、結果を残せない筆者の実力が低いんでしょうね。
        結構肩書がいっぱいあるのですが、肩書ってジャンルが変わると意味がないことがよく分かりました。
        その意味では、大変有意義なブログだと思います。
        これからも他人に迷惑を掛けないように、頑張ってください。

        • コメントありがとうございます!

          今までも理解できない人は多々いましたし、これからも現れるのも分かりきった事です☆
          通りすがりのトラック運転手が理解出来なかったとしてもよくある事ですから恥じないで下さいね!

          私の肩書きがいっぱいある事まで見て頂き大変光栄です。興味を持って頂き嬉しく思います♪(*^^*)

          引き続き役に立つ情報を発進すべく精進いたします☆ 

        • 今回は論理の立て方がおかしかったと思います。
          運転手の方が普段乗っておられる一般的な自転車のチェーンはノンシールチェーンです

          この記事ではチェーンメンテナンスは不要と書かれています。
          この場合、種類を限定する記述が無いため”全ての”チェーンはチェーンメンテナンスが不要と解釈することが可能です
          そしてメンテナンス不要とする理由は、シールチェーンにはグリスが封入されているから
          では、グリスの封入されていないチェーンに関してメンテナンスが不要とする根拠が書かれていません。
          運転手の方はきっと、自転車のチェーンをメンテナンスしなくて良い、と言うことが理解できなかったのでしょう。
          私にも出来ません。

          肩書はジャンルが違うと意味がない。その通りです。
          オートバイの知識(シールチェーン)を前提に、ロードバイクのこと(ノンシールチェーン)を書いても
          理解はされません。トラック運転手の方も自分の業界の常識はお客さんの非常識であることは多々あることでしょう
          何かを断言するときにはその前提条件をはっきりさせておかないと、誤解を生むことになりかねません。

          トラック運転手さまが私と価値観が近いように思いましたので、コメントさせていただきました。
          お互い仕事頑張りましょう。

          • 世の中には読解力と理解力の追いつかない人が一定数居ますからね・・

            その人達に合わせて文章を書くことはしません。

            私の記事が理解できなかった・・・ それだけです♪ 

      12. 初めまして。
        いつも楽しく拝見しております。

        さて、一つお伺いさせてください。
        貴店に整備をお願いすることはできるのでしょうか。
        可能であれば、依頼方法をお知らせください。

        お忙し所恐れ入ります。
        以上の件、どうぞよろしくお願いいたします。

      13. いつもブログと動画を視聴させて頂いてます。有難うございます。
        教えてください。本日RKの525x-xwのブラックチェ-ンをバイク屋さんに行き購入しました。
        箱から中身を見させてもらったら白いグリスのようなのがグチョグチョに付いてました。
        凄く凄くグチョグチョを取りたいです。店員さんにもいえず・・・
        勉強させて頂いて高価な買い物。チェンシコ不要で再スタートしたかったのに。。。
        新品時のグリスはどうすれば良いかおしえてください。
        いきなりクリーナー?乾拭き?
        どうか宜しくお願いします。

        • こんにちは!

          その白いグリスのような物は防錆材です。

          ウエスにゴム製品OKのパーツクリーナーを染み込ませてチェーンを拭いてください。

          完全には落としきれず、走行すると残りが飛ぶので、その都度拭いてあげればOKです。

          • andyさん、貴重な時間を割いて頂き有難うございます。
            よくよく他の皆様の投稿を拝見したら。。。質問が重複してました。
            とにかく焦ってしまい(andyに聞かなって!!、呼び捨てスイマセン。)
            助かりました☆

      14. BMW M1000RRに装備の「Mエンデュランスチェーン」、もうこれでチェーンルブ論争の結論出てしまった感じですね。構造を見ると国内メーカーの上位機種と構造・表面処理は大差なし、ローラーとブッシュにDLCみたいなコートしてますね。

        思えばBMWはシャフトドライブやベルトドライブやってきたメーカーだから、しがらみ無く注油不要って打ち出せたんでしょうね。国産メーカーは、既成の製品があるにも関わらず先を越されましたね。

        注油不要っていっても清掃はしなければいけないと思うので、汚れ除去とシール保護のリンスインシャンプーみたいなクリーナーがでれば洗車の延長でチェーン清掃できますね。

      15. こんにちは、YouTube毎回見させてもらってます‼︎
        純正のチェーンでも定期的に洗浄すれば錆止め目的でチェーンルブをかけなくても大丈夫ですか?

        • こんにちは!

          いつもご視聴いただきありがとうございます✨
          純正チェーンは常に油分が無いとサビてしまいます。

          小さいサビや点サビ程度であればシールへの攻撃性は少ないですが
          サビ始めると一気に広がってしまいます。

          まだ長く使う予定があるのなら、防錆処理は必要です。

          • 今回の記事は、論理の立て方が悪かったと思います。ある条件のもとでは、不要であるとすべきところを、一般論として書いているところに疑問を感じました。

            つまり、チェーンメンテナンスは不要である。
            何故ならばシールチェーンはグリスが封入されているから。
            では、(マウンテン)バイクについている(ノンシール)チェーンにチェーンメンテナンスが不要であるという根拠が示されていない。

            私は、運転手の方が理解できないのは当然だと思います。

      16. 賑やかなコメント欄ですね。
        私もチェーンメンテナンスは潤滑より防錆の意味でやってます。
        頭硬いバイク屋、ケミカルメーカーに毒された営業マンいますよね。
        チェーンの構造を知らないからなんでしょう。
        可哀想に。

        アンディさん、これからもこの業界のグレーな部分に切り込み入れていって下さい。

      17. 当方、通勤に250を使用しております。ブッシュ-ピン間の給油はたしかに要らないと思いますが、ローラーーブッシュ間、スプロケーローラー間の給油はある程度やっておいた方がいいと思います。油切れになってくると加減速時にガリガリとリヤのスプロケあたりで金属の削れるような音がします。ひどいときにはスプロケにチェーンが取られたりします。
         通勤に使っている都合上、雨や雪の時でも数十km、毎日走らなければならないので、しょっちゅうセンター出しとかできず、給油でごまかしているような感じです。高粘度のルブを使うと砂ぼこりの付着が激しく恐ろしい勢いでスプロケが減っていきます。それで、低粘度のギヤオイルを使用しています。油が飛びますが油膜は400kmくらい持つみたいです。
         上記の方法でチェーン&スプロケを55000kmもたせました。
         CRCは揮発するので使用していません。シリコーンオイルでもいいような気もしますが、鉱油との相性が悪いので使っていません。そのへんはどうなんでしょうか?

      18. こんにちは、たまたま目に留まり大変興味深く読ませていただきました。バイク歴45年の還暦ライダーです。

        若い頃はいつもすっ飛ばしたら急発進でチェーンも良く伸び、スプロケットは摩耗し、チェーン調整をしましたが、もう大人しく走っているせいでしょうか、今のバイクは15000キロを超えて、そろそろ少し引くかな…ていどでした。タイヤ交換と共にやってもらいましたが(笑)

        その前にせめて掃除しようと新車から買って7年半放置していたチェーンを掃除しました。掃除はしたことがなく何回かCRCを吹きかけただけでした。そもそも昔のチェーンの様に錆びないんですね。ほぼ。

        パーツクーで少し落とした後、洗浄剤代わりにCRCとチェーンブラシでゴシゴシ汚れを落としては完成。汚れでの引っ掛かりが無くなってスムーズに押し引き出来るようになりました(笑)

      19. チェンシコ不要論の動画を拝見しまして、とても参考になりました。
        私も従来通りの清掃+注油を行なってきましたが、タイヤ周辺への飛散、ドライブスプロケットカバー内のグリス溜り等の現象が発生し、チェーンメンテに対して疑問を持ってました。

        次のチェーン交換時にはメッキ品を検討しようかと思います。

        一点質問ですが、現行の純正チェーンのメンテナンスを見直そうと思い、防錆の観点からすると防錆剤配合のチェーンクリーナーでの清掃のみでOKでは?と考えているのですが如何でしょうか?

        宜しくお願い致します。

        • 純正チェーンの防錆に対して、クリーナーで防錆剤配合と謳う商品を知りませんでした。

          防錆剤が入っていればもちろんOKと思いますが、やはり走行後に飛ばされず効果が継続するか? 

          は疑問が残ります。
          クリーナーと言う目的なので、粘土がとても低いと思いますが飛ばされないか? については経過観察が必要と思います。

          もし効果が確認されれば楽になりますね♪^ ^

      20. 初めまして。
        チェンシコしても大して滑らかにならず、ホイールが汚れまくるので疑問に感じていましたが、あくまでも防錆が目的と知って納得しました。
        メッキチェーンでも長期間使っていると汚れがついてくるかと思いますが、一般的な油性チェーンクリーナーだと、チェーンをギトギトにしてゴミを拾ってしまいそうな気がするのですが、水とワコーズのマルチフォーミングクリーナーで代用できるでしょうか?

        • こんにちは!

          個人的にはチェーンクリーナーは使わず、ゴム製品OKの脱脂洗浄剤をウエスに吹き、
          チェーンを拭き掃除しています。

          ワコーズのマルチフォーミングクリーナーは使った事が無いのですが、良い評判を良く耳にしますね!

          代用できるかは分かりませんが、シールにダメージを与えない物ならOKです。
          ※総じてワコーズ製品はその辺を記載していると思います

          • ご返信ありがとうございます。質問ですが、ノーマルチェーンのピンとプレートの隙間から白いラードっぽい物体が出てくるようになったのですが、これはシールが切れてグリスが漏れている状態でしょうか?

            • 白いラードのようなグリスは新品チェーンに防錆剤として使われている液体と思います。

              走行距離が数千キロを超しても尚飛び散る様であれば、シール内部の封入グリスの可能性もありますが、
              基本は白ではなく黒っぽい色に変色した物が出てきます。

              ノーマルチェーンとの事ですが、新品から何km走行した状態でしょうか??

              • 1万9千キロ走りました。速度を上げて走るとキリキリと異音が聞こえてきます。Andyさんの記事を見たのもあり、そろそろ交換しようと考えていた時期だったので今更感はありますが、今後の知識として活用できればと思います。

              • 1万9千キロではまだチェーンの寿命には程遠いですね!
                しかしシールが痛み、中の封入グリスが漏れ出ていたとしたらNGです。

                交換する時はRKの2層メッキが素晴らしいのでオススメです♪♪

      21. Andyさん初めまして。
        最近免許を取ったばかりの新米ライダーです。
        you tubeから来て拝見させて頂いた上で1つお伺いしたいのですが、メッキチェーンでもクリーナーによる洗浄は必要ですか?
        それとも給油がない分ゴミ・異物を噛み込まないのでほぼ必要無いのでしょうか?

        • こんにちは!

          私の場合はクリーナーを使う事はありません。 
          新品チェーンの場合は白の高粘着防錆油が付着しているので、取り除くためにクリーナを使います。

          その後はカラ拭きのみ行っています。

      22. フルメッキでないシールチェーンの防錆の為には何が最適でしょうか?プレート内面も保護出来るように、液体タイプのボディ用ワックスなんかを塗り込んで拭き取る辺りがベストだと思いますが、もっと良い方法は有りますか?

        • 防錆効果が高い=長く留まってくれる油

          という事になります。 結局は粘度の高い油になるのですがバイク用品店で手に入るモノとしてはMOTULの
          チェーンオイルが一番「Amazon→https://amzn.to/316TA92」良いと思います。

          もっといけば工業用の金ニスが最強ですね!

          • 返信ありがとうございました。
             金ニスなど、聞き慣れない製品の知識を得る事が出来ました。
             私の場合も、触れると手が汚れるようなチェーンが大嫌いで、以前から、オイル汚れを除去した上で、高潤滑を謳う低粘度のオイル(ベルハンマー等)を歯ブラシに取り、リンク周りを中心に擦って馴染ませ、仕上げにウエスで拭き上げるといった形でメンテナンスしておりました。手で触れても殆ど汚れないレベルのチェーンにはなっていましたが、チマチマした作業なので余りやりたくない。かといっても、放置が長引くと錆色の汚れがうっすらと出るので罪悪感を感じてもいました。
             そんな自分にとって、andyさんのアドバイスは心強いものになりました。リンク周りの注油は不要で、発生する錆はチェーンのメッキが薄い為。つまりこれからはチェーン表面の防錆に気をつけるだけで良い。
             今後は自信を持って、5-5-6の白缶など(ゴムに攻撃性がない製品)を馴染ませ、ウエスでチェーン全体を拭き上げる方法にシフトすることにしました。水性のタイヤワックスも良いかも、などと思っております。今後のチェーンメンテは、作業時間が大幅に短縮され、罪悪感も無くなり、おかげさまで大変気軽になりました。

             ところで、コペルニクス的な考え方の転回を訴えるandyさんなら解ってもらえるのではないかと期待しているのですが、
            日本の財務省などがTVや新聞で宣伝している、
            「日本は赤字国債を発行し過ぎており、このままでは財政破綻してしまう」
            「このままでは将来の子供達世代が国の借金まみれになってしまう」
            「消費税率を上げていかないと社会保障が維持できなくなってしまう」
            などと言う論調が全くのデタラメであり、一方で、
            「日本の赤字国債は無担保で発行できるが、現状のまま財政出動を抑える政策を続けることこそが、将来的に本当に日本の国の危機に繋がる」
            「消費税などで徴収しなくても、赤字国債の発行で日本の国の運営コストを賄えば良いし、寧ろ消費税こそ、日本経済を苦しめている本質の一つであり、廃止或いは低減化が必要」
            「日本の将来の為には、今は赤字国債を大量に発行して日本経済を活発化させるべき時期である」
            と言う話の方が正しいのですが、
            これは容易には信じられないかと思います。

            世の中にすっかり浸透している、間違った常識や考え方に対し、一石を投じることができるandyさんには、
            「確信を持って、世間一般の、デタラメで間違った考え方の改善のキッカケを起こしたい」
            と言う思いがあるのでは、と思いますが、MMT理論と言う存在も、正にそういった存在の一つです。
            興味を持っていただければ幸いかと思います。
            だいぶテーマとは外れた話題になり、失礼しました。

            • バイクからいきなり経済ですかww

              日本が財政破綻する事は今後10年間はとりあえず無いでしょうね。
              まさ借金ばかりがクローズアップされますが、同時に日本は世界一の資産持ちでもあります。

              今の投票率の低いこの日本において金持ち優遇の政策に偏る事は当たり前の事。
              であれば、そのしわ寄せは選挙に行かない、政治に興味を持たない人にしわ寄せがいく。

              借金怖い! のイメージを宣伝して消費税増税を図る・・・ その代わりに下がる法人税。

              経営者の支払う税と、労働者の税はルールが根本的に異なりますからね。
              いつどんな時も無知が最も損する事は間違いありません。

              MMT論は理解できますが、無尽蔵に赤字国債を発行し続ける事は不可能でしょう。
              世界から見た日本の累積額が信用を落とすゾーンに入れば破綻し急なインフレになるし、そもそもアメリカの犬である日本が独自に好き勝手できません。

              個人的にはリブラの可能性の方に期待していますし現時点での実現性は高いとみています。 だからこそFRBも脅威と感じいきなり規制に乗り出しました。

              一つの政策で全部の経済が上向くとは思いませんが、日本の会社の仕組みや働き方もグローバルスタンダードを強く意識する必要がある事は間違いないでしょう。

              これからは気合と根性ではなく理論と効率、心の豊かさが最も大事になると思います。 

              昔ヨシとされていたモーレツ社員はオワコンですねww

              • MMT論者は無尽蔵に国債を発行しろと言っているのではなく、あくまで政府負債の残高をゼロにする必要は(永遠に)ないという話で、むしろ実物資源の需給バランスが崩れるような過度な財政政策には反対しているのですが、仮に日本国債の信用が低下する兆候があったとしても日銀が買えばよいのでデフォルトという意味での破綻はおきません(過度の円安になったり貨幣供給が増えすぎてバブルが起きたりなどの弊害はあり得ますが)。それはともかく、バイク初心者なのですが、アンディさんの動画とブログをみてチェンシコは目立つ汚れを取るだけにしようかと思いました。

      23. 拝見しました。

        シールチェーンが当初メンテナンスフリーと謳われていたのは、ブシュ内のグリスが担う、ノンシールチェーンでは必要だった潤滑が不要になったという意味でのメンテナンスフリーだと思っていました。

        シール自体にも保護・潤滑が無いと、プレートからかかる力によってシールが破断しやすくなるから、やはりメンテナンスは必要だと、当時シールチェーンを開発したEKはわかっていたのではないかと推測するのですが、そのあたりについてAndy様はどのようにお考えでしょうか。

        • シール自体にも潤滑はあった方が良いですし、保護された方が良い事は間違いありません。

          では、フォークシール、カウンターシールなど給油は必須ですか??

          →答え、NO。

          これが全てです。 外から給油しなければシール機能を保てないのであればそれはもはやシールではありません。

          世の中には分子が小さく、シール面から浸透できる潤滑剤もあるでしょう。
          それがブッシュ内に入り込めるのなら、強大な遠心力で出てくる事を意味します。

          錆の発生が無ければ、OK。 防錆油を掛けるのか? メッキを掛けたモノにするのか?
          そこがオーナーの判断ですね!

      24. Andyさんバイク(ZRX1200R 2005年式)に乗り始めて間もないのですがいつもYouTube楽しく見させていただいております。
        この度チェーンメンテ不要論を見させていただきチェーンによってメンテがいらないことを理解しました。
        そこで私が今乗っているバイクのチェーンについてお聞きします。
        ローラの部分が茶色くなってしまうことがありチェーンルブを塗っていますが早めに交換したほうが良いのでしょうか。
        それともウエスにチェーンルブを吹き付けて拭く程度でも良いのでしょうか。
        アドバイスいただけると嬉しく思います。
        よろしくお願いします。

        • ローラーの部分が茶色くなる原因はサビでしょうか?

          サビであれば、ウエスに油分を染み込ませて拭いてあげると言いと思います。

          ローラーの錆は性能には影響しませんが、安っぽい音が出たり、サビ粉が飛散して回りを汚すので
          個人的には早く交換したいところですね!

          RKのX-XWシリーズのゴールドかブラックがおススメです♪♪

          • 返信いただきありがとうございます。
            ご連絡いただきました方法を試してみます。
            お勧めいただきましたチェーンの交換も早い段階で実施したいと思います。

            これからもBLOG、YouTubeを楽しみにしています。
            ありがとうございました。

      25. YouTubeの動画から飛んできました!
        ブログの内容からだと、フラッグシップモデルのチェーンに薄く油を塗布してあげれば、更に寿命が長くなるものなのでしょうか?
        それとも、その油により路面からの砂利等を拾う確率が高くなり、かえってリスクになるのでしょうか?
        今後のバイクライフのために、教えてください!

        • 劇的に寿命が伸びることは無いと思います

          フラッグシップモデルであれば、ウエスに油を染み込ませて、テカりが出る位に
          塗ってあげるといいと思います! 塗り過ぎは良く無いですね^ ^

          イメージ的にはワックス塗布くらいがBESTです✨

          • 返信頂きありがとうございます!
            薄く油を塗る程度が良いということですね。
            そちらの方が見た目的にもキマリそうです笑
            そろそろチェーンと両スプロケットの交換時期なので、スプロケの考え方含め参考にさせて頂きます!ありがとうございました!

      26. アンディさん、はじめまして!
        バイク歴40年以上のおじさんです。(TT)
        ユーチューブは楽しく見さしていただいています。
        今は良いですね、昔は本で情報えていました、今はいいですねネットでいろいろ情報が得られて。
        チェーンは、Xリングなど出てきたときはなんだこりゃーすごいの出てきたと思ってのをおぼえています。

        ちなみに私はメンテする派です。
        おしゃっているのは理解できるしあてっている。
        だが、すこしでもロスをなくそうと、あの手この手でしています。
        金属も、SUS、アルミ、鉄、その他、いろいろあると思いますが(焼き入れなど含め)
        硬いもの同士ですり合うと、どうしても引っかきあいロスがうまれる、と思う。
        逆に、すりあって表面が研磨されてロスがなくなるかもしれないが、どんどん表面が削れる方向だた思う。
        そこに多少でも潤滑が出来れば、効果ありと考えています。
        昔と違って、オイル、添加剤、などなど、性能が良いものがいろいろ出てきていて、考えてトライ&エラーでしています。
        まー持論ですが!!

        とはいえ、昔の先人がしてきたことは、勉強になります。
        昔のGPバイクは、ホイールベアリングに、ダイヤモンド入りのグリス(知ってるよね)つかっているとか。
        そんなもの一般で使ったらすぐダメになるじゃん、と思ったらちょっとはいけたり。(効果は分からないが)
        シフトドラムを、磨いてみたり。(さくさくシフトできる)
        などなお、くだらない事ばかりしてました。

        まーバイクは、乗っていて楽しいが1番なので、
        どんどんアンディ―さんの知識を広めて楽しく、楽しくメンテしてバイクライフしていきましょう。

        ちなみに、針金なんかぐにゅぐにゅすると折れますよね、熱も出ますよね、熱が出て折れる(ちぎれるは)はどうしてでしょう?
        材料学的??にわかります!!

      27. YOUTUBEからやってまいりました。

        以前、D◯D社のゴールドチェーンを自分でカシメてつけていたのですが、注油潤滑のつもりメンテ(この頃はなにも知らなかった)してたら
        ゴールドのメッキがどんどん薄くなってしまいプレートに点サビがどんどん出てくるようになってきました。

        以来、◯K社のゴールドに切り替えして錆からは解放されました。
        R◯社のゴールドはちょっとギラギラしすぎで◯ID社のシャンパンゴールドに比べてちょっと嫌だなと思っていたのですが、
        この件で以降はゴールドチェーンなら◯K社だなと、自分の中で人に薦めるときもなりました。

        でも今にしてよく考えてみたら、これってD◯Dの偽物掴まされたってことだったのかなと・・。
        両社の同じゴールドでのメッキ強度について、見解お聞きしたいです。

        • ズリさんこんにちは!

          やっぱり自分的にもRKが一番耐久性が高いと感じてます。

          公式ページでも唄っていますが、メッキが2回掛かっていて膜厚が厚い分、剥がれタフネスも
          高いのだと思います。

          ローラーも全く錆てませんし、ホイールも汚れないし素晴らしいですよね(*^^)v

      28. はじめまして。いつもためになる&興味深い記事ありがとうございます。そして、たくさんの質問に丁寧に返事をされる姿、尊敬します。

        さて、チェーン無給油を私も実施したいと思っておりますが、ひとつ質問があります。Andyさんは雨天走行後のチェーンメンテナンスはどうされていますか?

        当方、主に通勤にて使用しているので、雨天走行は避けられないのです。どうするのが良いとお考えでしょうか?お考えをお教えください。よろしくお願いしますm(__)m

        • あつしさん、こんにちは!

          雨天走行後、洗車後もメンテはしておりません♪♪

          RKのゴールドメッキチェーンを使用しているので、全くのノーメンテです。

          但し、融雪剤を散布された道路を走行後は水洗いして融雪剤を除去した方が良いです。
          結構強力で、残っている浮きサビが発生します。

          通常の雨中走行であれば、ノーメンテでOKです(最高峰目メッキチェーンのみ)

          純正チェーンはメッキが薄く直ぐにサビるので、防錆メンテが必要です☆

          • Andyさん、早速の回答ありがとうございますm(__)m
            雨天後もノーメンテなんですね!

            実は当方XSR700で、現在走行29,000Kmノーマルチェーンです。
            あと半年ほどで車検なので、そのおりにメッキチェーンに換装します!

            これでチェンしこ呪縛から解放されそうです。

            換装したら、また感想など報告しますね。ありがとうございました。

      29. Andyさん

        ためになる情報ありがとうございます。
        小生もRKのGV520x-XWを使っておりますが、使用後僅か2000キロで、ローラー表面に
        錆が発生してしまいました。
        RKに問い合わせたところ、注油不足でメッキが剥がれたとの返答。
        (かなり酷いため写真もRKへ送ったのですが、メンテが悪いとの一点張り)
        車種はGSX-S1000Fで、525からコンバートして、FR共にスプロケットを交換(サンスター)しています。
        内外プレート及びピンには錆はでていません。
        が、ローラー表面が錆びているため、メッキしていないチェーンと同じメンテナンスを
        やらないと考えると、ゴールドチェーンの意味がありません。
        ローラー表面のメッキってこんなにも弱いのでしょうか?

        gagara

      30. はじめてコメントさせていただきます。
        youtubeでエンジンが故障した動画に始まり、様々な動画を見させてもらってます。つい先日こちらのブログを見つけ毎日のように読み漁っていますが、とても参考になります。

        初めてバイク(中古2年落ち10000km)を購入してまだ3ヶ月ほどなのですが、いずれはゴールドのチェーンに交換しようと思っていたので、買い替える前にこちらの記事を読むことができて本当に良かったです。DIDのZVM-Xシリーズを購入しようと思います。
        現在使用しているチェーンなのですが、以前のオーナーさんはあまり手入れをしていなかったらしく、一度清掃したところ黒のチェーンがシルバーのチェーンになりました。一通り汚れは落とせたのですが、こちらの記事を読んだ上で疑問に思ったのが、特にコーティングのされていないチェーンであれば、防錆のために定期的にメンテはしたほうがよいということで合っていますでしょうか?

        • くるしまさん、コメントありがとうございます!

          おっしゃる通りです。 純正も一応メッキは施されていますが非常に弱いメッキなので防錆しないまま放っておくとサビてしまいます。

          ボロ布などに油を染み込ませてナデるようなイメージで吹き上げると良いと思います。
          ベッタリスプレーする必要はありません。 

          今後もお役に立てるようガンバリマス!!

          • ご返信ありがとうございます。
            Andyさんのおっしゃっていた方法で注油したところ、走行後にホイールにルブが飛び散ることが無くなりました!
            タイヤのトレッド面にひび割れができて近々交換しようと思っているので、ついでにチェーンも交換しようと思います。

      31. シールチェーンにルブ付ける意味無いよなーと思いつつ錆止めとして使用していましたが、この記事を読みゴールドチェーンに見た目以外にこんな使い方が有ったのかと大変為になりました。

        そこで少し気になる事があるのですが、カシメた時にメッキは剥げたりしないのですか?
        宜しくお願いします。

        • スカイバーさん、こんにちは!

          カシメの寸法設定的にはメッキの強度の方が高く、禿げる事は少ないです。

          ただ、チェーンのカシメ品質は使う道具と腕にかなり左右されます。

          斜めって圧入したり寸法間違いの治具を使うとカジったりしてメッキが剥げる事もあります。

          ピンの花開きはこすりますが大丈夫です。

          個人的には圧入しすぎない仕組みになっているRKのカシメツールが好みです♪♪

      32. Andyさま
        とても楽しく拝見させていただきました、ホントに面白かった。
        私のような素人はどうしても新車の様にピカピカにしておきたい、劣化させせたくない思いが有り無駄にグリスアップしちゃいます。

        過ぎたるは何とやらですね。

      33. いつも記事楽しみにしております。

        RKカタログで私のオートバイにX-XWが不適合てなっていた為メッキの仕様と合わせて問い合わせしてきました。

        X-XWが不適合の車種はR-XWよりもプレートとシールが厚いためクリアランス、重量増、強度など踏まえて車種ごとに最適なチェーンを提示しているそうです。

        また、メッキの仕様に関してですが530.525.520.サイズに関わらずカラーコードが同じなら同じ工程のメッキ処理を施し、ブラック、ゴールドも強度は「ほぼ同等」と表現しておられました。

        おかげさまで安心してR-XWブラックチェーンで油飛びホイールとチェンシコ沼から脱却出来ました。

        本当にありがとうございます。

        • nc31さん、こんにちは!

          コメントありがとうございます♪ 問い合わせ頂いた貴重な情報まで教えて頂きありがとうございます。 

          チェンシコ沼は嫌ですよね汗  ルブを吹いて、綺麗に保ちたい愛車がギトギトに汚れるのが最も泣けるので…(>人<;)

          今後ともMoto-Ace-Blogを宜しくお願いいたします☆

      34. はじめまして!
        良い記事見つけた!と思って試させてもらいました!
        RKのブラックメッキチェーンだし楽になるな~、と思って。
        確かにチェーンからの錆は出なかったんですけど、もらい錆び?みたいのがポツポツと着いてしまって、、、、ブレーキダストか、鉄っぽい純正スプロケットのカスが原因でしょうかね?

        サスセッティングの記事も大変分かりやすく参考にさせてもらってます!
        タイヤ選びについての記事を書いてもらえるとありがたいです(*´∀`)♪
        特にツーリングタイヤのGTスペックとノーマルの分岐点とか

        • 山賊2012さん、こんにちは!
          良い記事と言って頂けて大変光栄です!(^^)!

          もらい錆の可能性は十分に考えられます。 スプロケットカバーの中には
          鉄粉が溜まりやすいので、その一部がチェーン表面に付着して錆た可能性もあります。

          メッキを侵食していなければ簡単に取れると思うのですが如何でしょうか??

          なるほど! タイヤの選び方については盲点でした。
          GTスペックとは玄人ですね!(^^)! 

          今後とも宜しくお願いいたします!

          • 返信ありがとうございます!
            無給油期間は2~3週間でしたが、錆はサラッと落とせました。
            完全無給油は社外スプロケットが必要であったか、、、という独自解釈で、今は軽~くルブを塗っています笑
            ウエスにルブを吹き付けてゴシゴシする程度ですが目立った点錆は見られないですねぇ
            なのでルブの消費が今まで以上に少なくなりました笑

            今履いているロード5スタンダードのフロントがそろそろキそうで、お年玉価格で出ていたクオリティファイア2(3ヶ月ぐらい前の製造)の前後セットを衝動的に確保してしまったあとに、フロントだけGTにしても良かったかな?と思ってしまって。
            ネットではスタンダードのレビュー等ばかりで、どこがどう良いのか?実際に必要なのか?と悶々としております(^^ゞ

      35. 新ギトギト油はどう演って落とせば良いでしょうか?
        私も屋外保管でバーのみ、地面は
        ジャリジャリです。
        錆を防ぐために通常メンテナンスしております。
        どこかのサイトで、メンテナンス無メンテナンス後で、シャーシーダイナモに掛けて馬力を測り比べたら。
        メンテナンス後の方が馬力あがってました。
        それについてはどうお考えどう解釈でしょうか?

        • シールを傷めないクリーナで拭くのがいいと思います。

          最近関東のレースチーム兼バイクショップのスタッフがチェーンルブを吹く前と後で馬力測定して
          ほら! こんなに差がありますよ! なんて言ってましたがバカの極みですね。

          私から言わせたらプロ失格の超絶ドシロートのオナニーに過ぎません。

          チェーンルブを吹いた直後に馬力測定して出力が上がるのは当たり前な事象です。

          測定中に、ルブが存在してるんですから。 

          記事内でも書いたとおり、ルブ(オイル)はあった方がいいんです。
          これは紛れもない事実なんです。 

          ただものの数10キロも走行した時点でローラからルブは無くなってしまいます。
          この時が重要なんですよ。

          それから馬力測定も誤差があります。 その誤差の事を考慮すればあのTWの内容は
          「差がある」ではなく
          「同等」というのが適正ですし、プロが見れば一目瞭然です。

          そういう意味において、スーパード素人が何も技術根拠をしらず気持ちよくなっちゃっただけのオナニーですね!笑

          残念ながらあのお店はプロではありません。 

      36. はじめまして!
        SR400に乗っててチェーンの油がスポークホイールにへばりついて憂鬱で楽できないかなーと検索して辿り着きました!
        常々自分もチェーンルブは必要なのか?と疑問に感じてたのでこの記事で確信を持てました!
        次のチェーンはRKのXXWを買う事にします!
        ただ、自分で記事を読んで納得して次のチェーンを買おうとしてるのに友人がネットを鵜呑みにするな!と言うのでこの記事を見せたのですがそれでも納得しないので困ってます…
        何か良い返しが思いついたらいいのですが…とりあえずは無視して買います!

        • リノールさんこんにちは!

          コメントありがとうございます^ ^
          チェーン給油は必須‼︎ と先入観を持っている人は『自分の脳内がカッチカチ』で新しい理論、考え方を取り入れられないので仕方ないです!笑

          この時はリノールさんがノー給油を実践していただき、その実績を友人に見せる事が、友人のカッチカチの頭を柔らかくできる唯一の方法です‼︎(o^^o)

          論より証拠ってやつですかね⁈笑

          ブログでも書いたとおり、xxwのチェーンならマジで給油しなくても大丈夫です。 

          リノールさんのご友人が柔らかくなることを切に願っております^ - ^

          • お久しぶりです!ようやくRKのBL520XXWのチェーンを投入しました!
            新品は錆止め?と思われる白いグリスが沢山付いてますがこれもチェーンクリーナーで落とした方が良いですよね?外プレートは勿論、Oリングの近くについてるグリスも落として後は何も塗らないで大丈夫でしょうか?

      37. ドライサンプ的な感じで霧化させた潤滑油をチェーンに吹き続けたらフリクションロスが減って後輪出力上がると!
        ついでにチェーン用霧吹きを路面にも吹き付けれるようにしといたら後続宙転倒続出で圧勝ですね!

      38. Andyさん はじめまして
        偶然こちらの記事を拝見し、目から鱗がボロボロとはがれております。
        と同時に、ほぼ注油しないズボラな私と、いつみてもピカピカな友人で
        チェーン寿命が大差ない謎も解明でき、スッキリしました!

        別記事でサスの役割、セットの進め方も、わかっていたつもりで【見ないフリ】してスルーしていた事も
        たくさん気づかせてもらえました。ありがとうございます。
        来シーズンが待ち遠しいです(いろいろと試したくて)

        • だいとんさん、こんにちは!

          お役に立てたようで嬉しい限りです!(^^)!

          今後もMoto-Ace-Blogを宜しくお願い致します♪♪

      39. 大変興味深い内容でした!
        私はバイクに乗ってまだ日は浅いのですが、チェーンルブはすぐベトベトになって汚れが付着するし、その割にチェーンの伸びは早いのであんまり意味ないんじゃないか?と疑問に感じていました。この記事を読んでゴールドチェーンに替えてからはオイルを薄く塗り軽く拭きとっているだけです。今のところ全然ピンもヘタっておらず満足です!
        その後チェーンルブの存在理由を考えてみたのですが、メーカーさんが意味のないものを出し続けることはしない気がするので、シールの保護だと思いました。Andyさんの仰るようにチェーンが動くとこの程度のルブでは簡単に飛んでいってしまうと思うので、動かすときではなく、長期間バイクを放置するときの保存用...?使ってない輪ゴムがカピカピになってる感じ......

      40. 見逃していたら申し訳ないのですが、有名どころ(ek,rk,did)のゴールドチェーンは、基本、すべてローラへの注油は不要なのでしょうか??

        • 「潤滑や摩擦低減を目的とした注油」であれば効果はありません。 

           冬季の長期保管など「防錆目的」、油塗布により湿った輝きを得る「外観の美化目的」の注油は効果があります。

          • 重ねての質問、失礼します。

            シールチェーンを使っているので、それ前提で質問します。
            また、記事に書かれている事の再確認の様な形になってしまい、申し訳ないです。

            チェーンオイルは外面(メッキ部分)の防錆およびシール保護のために使用するものであるという認識という事で大丈夫でしょうか(自分もローラー部分への給油は不要というかすぐ飛ぶものであるという理解です)
            後、Andyさんがメンテ不要と言っているのは、メッキおよびシール部分の寿命とメンテナンスする際の手間を鑑みて、メンテしなければならない状況のチェーンであれば交換した方が良いと言う意味合いがあってのことという認識で良いでしょうか(バイクを置いている状況、動かしている状況は皆違うと思うので、一概にメンテ不要とは言えないかと思いますが、これは持ち主の考えで処理すればいいかなと思っています)。

            と、最後に内側プレートとローラの間は防錆の為の給油は不要なのでしょうか。

      41. はじめまして。今回2万キロ走行のバイクのチェーン交換に大変参考にさせていただきました。
        ありがとうございます。チェーンはRKのBL520R-XWにしました。
        質問があります。前後の鉄の純正のスプロケットも一緒に交換しました。
        外観を見たところ特にとんがった感じもありませんでしたが、ギヤ比を変更したく交換しました。
        チェーンを交換するときはスプロケットも交換したほうがいいのでしょうか。
        アルミだと見た目でとんがってきますので判りますが鉄の場合分かりずらいのですが
        具体的な走行距離とかあるのでしょうか。
        スプロケットのギヤ比が合わないときはチェーンが伸びてないうちは何度か替えても
        大丈夫かなと考えています。
        さすがに今回取り外したスプロケットは再使用できないですよね。
        よろしくお願いします。

        • zishiさん、こんにちは。

          BL520はメッキが強いのでかなりイイチェーンを買われましたね♪♪

          >チェーンを交換するときはスプロケットも交換した方がいいのでしょうか?

          全てにおいて当てはまる訳ではありません。 鉄スプロケットの耐久性は高いですから
          摩耗レベルが許容範囲内であれば交換不要です。

          アルミスプロケットは鉄に比べ著しく耐久性が低いので、チェーンと同タイミングの交換が良いと
          思います。

          <スプロケット材質違いの交換サイクルイメージ>
            ・鉄→ チェーン交換1回につき1枚消費
            ・AL→ チェーン交換1回につき2枚消費

          今回取り外したスプロケットの摩耗が少なければ再使用しても全く問題ありません。
          締め付けや、チェーン遊び調整などはきっちり行ってくださいね☆!(^^)!

          Andy

      42. うわぁぁぁ。何と言う事でしょう。

        お忙しいところ失礼致します。
        屋根付きシート保管なんですか、先の台風でシートが捲れ上がり純正RKシルバーメッキチェーンが1日で外プレートが真っ赤化。(セミウェットルブを極薄く塗ってありました。)
        ワイヤーブラシでシールをなるべく傷めないように軽く磨きましたが斑点状に黒く跡が残りました。
        質問なのですが、X-XWやZVMでは無くR-XWやVXのゴールドではやはり純正同様に錆びてしまうでしょうか?

        • 鈴木伸也さん コメントありがとうございます。

          1日でプレートが真っ赤になるようなサビは、メッキ層の上にサビが「付着」している状態なのですぐに取る事ができます。

          翌日とかであれば、ウエスで拭くだけでも簡単に落とせるのでご安心ください。

          RKに関して言えば、

          R-XWも、X-XWもメッキはGVであればどちらも二層メッキになっていますので、純正とは比べ物にならないほど錆びにくいです。

          もちろんメッキが剥がれてしまえば必ずサビますが、メッキの強度と耐久性が抜群に高いのでドライ路面しか走行しないのであれば
          本当に長持ちします。

          • Andyさん返信頂きありがとうございますm(_ _)m

            錆の件ですが赤錆は翌日ウエスや真鍮ブラシで落とせたのですが、半周強にわたりかなり大きく黒く跡が残ってしまいシルバーメッキの部分を爪でなぞると若干凹凸を感じます。
            台風前日までは目立たない程度の小さな点サビの跡があるぐらいで、点サビ跡は触手で感じる凹凸無し、目視で確認出来るメッキ剥がれは無しの状態だったと記憶しています。
            錆が発生するギミックですがメッキのピンホールから水分が入り込み錆が滲み出てくると言う認識だったのですが、1日で広範囲が錆びる場合もこちらに当てはまりますか?
            純正チェーン自体は納車時から7ヶ月、2万キロ弱使用致しました。

            RXWとXXWのゴールドメッキについて解説して頂きありがとうございました。
            最近、純正以外ではEKをがほとんどだったので参考になりました。

            P.S
            最初のコメントでメールアドレスを自動入力した際、名前がハンドルネームから本名が上書きされてしまったようで、Andyさんの方でこちらで入力したハンドルネームへ修正可能でしょうか?もし変更が不可な場合大変恐縮なのですがコメントを削除して頂ければ幸いです。お手数おかけして申し訳ありません。
            最後に来年の8耐トライアウト頑張ってください!

      43. なるほど!と思う内容でした。
        記事とコメントを読み込んである程度理解したつもりでいますがちゃんと理解できてないかもしれないのでご教授いただけると幸いです。
        上級グレードチェーンのノーメンテとはあくまでも給油がいらないとの事であって、清掃は必要との事であってますでしょうか?
        シールとプレートの接面には異物や汚れが噛み込む可能性があって、サビ同様にシールにダメージを与える事につながるのかなと想像しています。
        もちろんシールにダメージを与えるような清掃の仕方はダメだと思いますが。

      44. RKのXWチェーンを愛用しています。XWチェーンに一生懸命、注油し続け5万キロ。
        チェーンルーブの缶を何本空にしたことか。
        そろそろ寿命が近づいて来たかなと言うところで、この記事を読みました。
        畜生、メンテフリーだなんて知らなかったよ~っ!!!(チェーン清掃は必須みたいだけど)
        なんでRKは、このチェーンはメンテ不要だと言わないのですか?メーカーとしても大きなアドバンテージとして売り込めるのに。

        • ドードーさん、コメントありがとうございます。

          実はその昔、シールチェーンが世に出てきた時には「メンテナンスフリーチェーン」として発売されたんです♪♪

          でも実際はサビてしまい、シールが切れグリス流出。。。 のサイクルをメーカーとして止める事ができず致し方なく「メンテフリーチェーン」の称号は剥奪されたようです。

          純正チェーンはメッキが弱いのですぐに錆びてしまいますからね。 メッキを施したチェーンに注油が必要ない事はメーカーも知っているのですが、整合性が取れない事と、チェーンルブを販売したい気持ちの相乗効果で今の現状になっていると思いますww

          我がZRXは10年経過しましたが、一度もルブを吹くことなくチェーンは錆びずに輝いております☆(*´∀`*)

          • 両面がしっかりメッキ2層コーティングされているなら錆びによるシールの切れが非常に起こりにくいのは分かりますが(420だとRK以外はメッキ処理と言ってもシール側が無い)シールもゴムの用な物ですし、どんな走行条件下でも新品時から一滴足りとも中のグリスを出さない、オイルメンテナンス時も一滴足りともシール内部に侵入しないとは考えられないのですが?
            そちらの10年メンテフリーのチェーンですが、何万kmをどのように使いましたか?
            あと、スプロケもですが力を逃がすとは言え当たり合うのは金属同士、距離を乗れば摩耗はあります。
            その磨耗で当たり合う位置に変化は生じますので、チェーンの環境が変わります。
            ZRX1200ならトルク的にも大人しく走ろうとも6kg以上のトルクがクランクにて出ている筈です。フロントスプロケ上では倍率が上がっているので伸びが無いとは思えないのですが?

            • zaq02さんコメントありがとうございます。

              1、どんな走行条件下でも新品時から一滴足りとも中のグリスを出さない、オイルメンテナンス時も一滴足りともシール内部に侵入しないとは考えられないのですが?

               

              全くもって考えをこうしなさい! と強制している訳ではありません。 貴方が考えられないのならそれでいいと思います。

               

              仮にzaqさんの考え方を肯定すると、例えばブレーキやエンジンなどのシールは、内部の液体は漏れるし、外部からの液体の進入を防ぐことはできないと言う事になりますね。
              私の辞書ないには存在しない考えである事はお伝えしておきます。

               

               

              2、そちらの10年メンテフリーのチェーンですが、何万kmをどのように使いましたか?
              現在11年経過し、3.5万キロ走行、そのうちサーキットが1000㎞弱、他はツーリングと洗車がメインです。

               

               

              3、フロントスプロケ上では倍率が上がっているので伸びが無いとは思えないのですが?
              倍率? 減速比のことでしょうか? (フロントスプロケ上では倍率が上がっている)
              減速比がチェーンの伸びとリンクしている意味がわかりません。

               

              同じく考えを強制していませんので、zaqさんの信念に基づいてメンテが必要であれば実施してください。

               

              チェーンがたるむメカニズムについてはブログ内に記載していますので、是非ご一読ください。 
              また、スプロケットは摩耗すると円が小さくなるので、チェーンのたるみは増加します。

      45. はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いております
        質問ですが、シールが傷ついてグリスが無くなり、チェーンが伸びる(一般的な表現しますね)との事なのですが、
        一度伸び出すと(既にシールもグリスも無くなっているので)後は何をどうしても伸び続ける一方って認識でいいのでしょうか?
        通勤でグロムを使用しているのですが毎日乗る為、面倒なのでチェーンメンテをした事が無いので、伸び伸びです。
        調整するより、交換した方がいいのでしょうか?

        ゴールドチェーンでメンテ不要になるならボチボチ交換時期なので無給油の実験を兼ねてゴールドチェーンにしようと思います

        • のら犬さん、コメントありがとうございます!!

          シールチェーンの場合は、一度伸びだすと伸び続ける一方と思って間違いありません。
          と言うのも、伸びると言うよりは、「金属部品同士が摩耗して隙間が広がっている」と言う表現が正しい状況です。

          なので、特にピンの外径がやせ細り、ブッシュの内径が摩耗して広がる事でチェーンがたるんできます。

          伸び続ける状況はかなりチェーン切れに近いので交換した方がいいですね!(^^)

          ゴールドチェーンの中でも、ピンの頭までメッキしたモデルがおすすめです。
          特に通勤快速で毎日乗るのであれば、結果的にゴールドの方がランニングコストは安いです。

          RKのGV420-MRUか、BL420-MRUがおすすめです。

          この2つはメッキを掛けた上に更に電着塗装を施し耐食性を高めている製品です。
          Andy個人としても一番オススメのチェーンです。

          チェーンメンテしたくない人にとってこんなにもピッタリなアイテムは他にありません!!

      46. Andyさんのチェーン無給油理論?(但し金チェーンに限る)を読ませていただきました。

        私も中古で買ったバイクのチェーンのグリスを落としましたが、金チェーンでないため、さび止めに80wのギヤオイルを歯ブラシで塗布し、さび止めをしました。
        昔のホンダのバイクの取説に書いてあったので、ギヤオイルを使っています。

        結論から言うと、後輪が軽く回るようになった”気”がします。

        チェーンのローラーも、グリスで固着していた部分がなくなり、一個一個が、軽く回るようになりましたが、それに伴い、チェーンからシャラシャラローラーが、チェーンガイド上で転がる音が聞こえてくるようになりました。

        ちょっと昔のホンダの取説では、「”HONDA純正チェーンオイル”またはギヤオイル(#80~#90)」と書いてあったのに、最近のホンダの取説ではギアオイルの部分がなくなっているのですが、最近のチェーンは、なぜギアオイルがダメになったのでしょうか?
        ちょっと気になっています。

        • CUEさん、コメントありがとうございます。

          CUEさんの仰る通り、ギヤオイルを塗布すると後輪が軽く回る事は間違いありません。

          オイルを塗布した直後はスプロケ~ローラ間など潤滑されていた方がフリクションが低減され抵抗が少なくなります。

          しかし一番重要なのは高い駆動力を掛けた時の潤滑状況なので、この時も持続している状態が最高と言えます(^^)

          ギヤオイルがダメになったと言うよりは、ギヤオイルが一般的でなくなってしまった事が要因です。

          ホンダアクセスが純正用品ブランドとして販売していること、一般的にチェーンルブが普及したこと、
          2スト勢がほぼ居なくなり、ギヤオイルの需要が低下したこと、

          このような複合的な要素で姿を消していく運命となりました。

          特に最近は飛び散りにくいチェーンルブが普及し、ギヤオイルよりも防錆性能が持続するようになりました。(その代わりにゴミもたくさん拾うけど・・)

          もしかすると2ストオイルも買えなくなる日がすぐそこまで来ているのかもしれませんね!!

          • Andyさん、早速の返答ありがとうございます。
            結論は、ギヤオイルの供給が少なくなったのが原因なのですね。

            ギヤオイルがチェーンのOリングのなどのゴムに悪く、HONDAが使用禁止にしたのでは無いのわかったので、安心しました。

            あと、ギヤオイル塗布の関係で、説明不足で申し訳ありませんでした。

            グリスを落とした際、内プレートと外プレートの間のチェーンの動きを阻害する古いグリスや、ローラーとプレートの間の固着したグリースがなくなって、感覚的に、後輪を回転させ惰性で回ってる時間が、グリスを落としてからのほうが長い、手で後輪を回した時の抵抗が少なくなったのを確認した後、さび止めのため、昔のホンダの取説に書いてあったギヤオイルを塗布しただけです。

            Andyさんの無給油理論を実践(金チェーンでないためさび止めでギアオイルを塗布していますが)してから、動くが軽くなる、リア周りが汚れない、汚れても拭くと軽く汚れが落ちるので良いことばかりです。

            良い情報ありがとうございました。

            グリス(油分)を落とすことに不安がある方は、私の様に、さび止めに、エンジンオイルやギヤオイルをチェーンに塗布してはいかがでしょうか?

            • はやり時代とともに変わっていきますね!

              やはりチェーンに対しては油分を落とす事に不安のある方が正直ほとんどだと思います。 また、チェーンをうっすら油でコーティングすると金属独特のワックスが掛かったようなツヤが出て、見た目的に美しい!! 効果も期待できますしね♪♪

              なので塗布しなくてもいいんだ! って選択肢を知った上であとはオーナーさんが決めれば楽しむ幅が増えると思っています♪♪

      47. はじめまして。
        私は出来れば無注油でバイクに乗りたいのですが、didホームページのメンテナンスのページで

        >シールリングの表面にチェーンルーブを浸透させ、劣化を防止します。

        とあり、ゴムの劣化防止を期待してチェーンルーブを注油するよう書いてあります。
        おそらくシールリング表面に油膜が残り、棒錆以外にゴムの劣化抑制機能があるという事かと思います。
        (例えば表面油膜により外気と遮断して酸化、オゾン劣化を軽減する?)

        Andyさんの使用したチェーンはシールリングに変化は無いでしょうか?
        チェーンはそもそも数万kmで交換するので、その間無注油で凌げればシールリングに変化があっても構わない?かと思いますが。

        また、無注油のサンプル数が増えないと自分のバイクで試しにくいというのはあるかと思います。

        • daytona675さん、コメントありがとうございます。

          私のバイクのシールリングは亀裂などの不具合はまだ発生していません。 交換してから約10年が経過しました。 保管はバイクカバーを2重に掛けて、マンションの軒下保管なので直射日光は当たらない状況です。

          ゴムの劣化防止剤は確かに様々な種類が市販されておりますが、本当に効果があるのか? と言う観点では大いに疑問です。

          ゴムの大敵である紫外線はチェーンルブの被膜厚さでは簡単に通過してしまうでしょうし、最高速によってはあっと言う間に飛んでいってしまいます。

          長期保管前に有色(ホワイトなど)で物理的に光(紫外線)を遮断できる状況であれば、劣化低減には効果があると考えます。

          HONDAの研究所でレーサー開発の現場に居た時には、給油した事はありません!!笑  なので自分的には安心しています(^^)

          最も、車体を空輸する時には防錆目的でメーターとスクリーンを除いた全てにタップリ吹きかけます。

          • 返信ありがとうございます。
            10年間無事に使えたなら何よりですね。
            私は屋外でカバー保管なので、とりあえずはチェーンメーカーの説明通りのメンテナンスをしておきます。

            メーカーが将来、条件付きでメンテナンスフリーを公言するようになったら試してみます。
            何かあった場合の責任を考えると、メーカー側は悪条件を想定しなければならないため、洗浄・注油しなくても良いとは言いにくいと思いますが。。

      48. 大変わかりやすい説明で参考になります
        質問なのですが、ピン部分とプッシュ部分に油が必要なのであれば、どこに油をさすのが良いのでしょうか?
        だいたいの人は、プレートとプレートの間にさしておりますが、ローラーの直接油を吹きかけても、ピンとプッシュ部分の間に油が浸透していきますでしょうか

        • ノビュンさん、コメントありがとうございます。

          シールチェーンにおいてピンとブッシュの隙間に給油することは不可能です。 
          グリスが漏れ出ないようにシールが居ます。

          中から漏れ出ない訳ですから、外から給油したくらいでは当然中へ入り込みません。

          シールチェーンに於いては、給油してもピン✕ブッシュには給油不可能です。

          なので、プレートを錆びさせない防錆を目的に油を塗布します。

          お役に立てれば幸いです☆(^^)

      49. Andyが思うに、この手の話はコペルニクスが唱えた天動説と似ている気がします。 現代においては地球が自転している事は社会常識ですよね。 ”地球は動かずに周りの星が動いているのだ”なんて誰も思いません。

        しかしコペルニクスが唱えた地動説の前は「天動説が当たり前」で地球が回転(自転)している事をコペルニクス以外誰も理解できなかった訳です。

        コペルニクスは天動説も地動説もどちらも唱えていたんですね。

        • ケロケロさん、コメントありがとうございます!!

          大変お恥ずかしい間違いに気づき、教えてくださり誠にありがとうございます!!

          恥ずかしながら加筆修正させていただきました。
          今後ともMoto-Ace-Blogをよろしくお願いいたします。

          Andy

      50. Andyさんはじめまして

        チェーンメンテ&給油の記事を大変興味深く拝見させていただきました。
        愛車にとってよいと信じてやっていることが、
        実はどこまで意味があるのか考えさせられました。
        また、ルブの飛散や異物の付着で余計な手間を増やしているなと感じました。

        質問なのですが、
        スプロケの摩耗を防止または抑制する手立て(メンテ方法)はないのでしょうか?
        ご回答宜しくお願い致します。

        • murphyさん、コメントありがとうございます。

          チェーンメンテは考え方から含めて奥が深いですよね(^^)

          ご質問の「スプロケの摩耗を防止、または抑制するメンテ方法はないか?」との事ですが
          結論から申し上げると、現在はありません・ω・

          メンテ方法として抑制する方法はないのですが、社外製品によくあるアルミを使わず、鉄スプロケ(純正)
          を使う事が現在では最も安価に最大の耐久性能を得る事ができます。

          スプロケットが摩耗してきた場合、多くのライダーさんは大型用品店などで、アルミ製のスプロケットに交換すると思います。

          確かに軽量化できる事は大きなメリットなのですが、耐久性はまるでありません。 最近はRKさんなど鉄スプロケットのラインナップも増えてきました。

          やはり根本解決は摩耗しにくい素材を使う事が効果的なので、アルミスプロケをメンテで高耐久化するには無理が生じます。

          用品店には純正鉄スプロケットを在庫している店舗はほぼほぼ無いと思いますが、純正部品としの発注は受け付けてくれるので、価格も安く結構オススメです☆

          • Andyさんこんばんは。
            早速のお返事ありがとうございます!
            やはりスプロケの摩耗は避けらず、
            耐久性の高いものを選ぶのが得策なのですね。
            アドバイスいただいたように、所有しているバイクのスプロケに
            寿命がきたら純正品を購入します!

            これからもAndyさんのブログを参考に
            バイクライフを楽しみたいと思います。

            またご質問させていただくことがあるかも知れませんが
            そのときは宜しくお願い致します。

            • とんでもありません!  

              またいつでもご質問下さい♪♪
              今後ともMOTO-ACE-BLOGを宜しくお願い致します。

              Andy

      51. こんばんは。

        中古で購入したバイクですが、チェーンは江沼のThreeD のシルバー、ドリブンはサンスターが付いており
        程度も良かったので、まめに洗浄したり、給油したりしていました。
        飛び散りの始末は面倒ですが、フリクションも外観も良い状態で使えていたと思います。

        こちらの記事を読んでから、
        「せっかくメッキのチェーンが付いているのだから、防錆程度の給油にしてみよう」
        と思い立ち、しばらくルブを吹き付けたウェスで磨くような感じで使っていましたが
        気が付くと内プレートに錆が・・・
        どうも内プレートはメッキ処理ではない様です。
        (^_^;

        幸い数か所だけだったので、錆を落として今まで通りリンク数×2回(外側、内側)
        スプレーをプッシュして給油、ふき取りをしました。
        (^_^;;

        メンテスタンドで上げて手回しをしたとき、やはり給油前と後ではだいぶ感触が違います。
        このチェーンの各部の仕上げが「ふつう」ということなんでしょうかねえ。

        無給油メンテ?の反論ではなくて、
        「メッキじゃないチェーンは錆びるよ」
        「錆止めとしての給油は有用です」は、ホントだよ。
        という報告です。
        (^o^)ゝ

        今までは自分で交換するときは、RKのゴールドしか使ったことがなかったので
        チェーンがに錆が出たのは初めての経験でした。

        ダウンコンバートついでに次のチェーンはDIDのフラッグシップモデルを用意しました。
        無給油で使い始めてみたいと思っております。

      52. Andyさん
        初めまして。いつも勉強させていただいています。
        ミニバイクでノンシールチェーンを使用しているのですが、ノンシールチェーンも同様にルブを吹いてもすぐに飛んで潤滑効果はなくなってしまうのでしょうか?
        もしそうであればノンシールチェーンのメンテナンスとしては乾拭き程度で十分?
        教えて頂けると幸いです。

        • ますさん コメントありがとうございます!!

          ノンシールチェーンも同じようにルブを吹いても、飛んでいってしまう事は間違いありません。

          しかし、ルブが残っている時(WET状態)と、残っていない時(DRY状態)では摩擦ロスが大きく異なります。
          ミニバイクですと、その影響はかなり大きいです。

          なのでレーススタートの時に完全なWET状態へ持っていくと、ストレートスピードを稼ぐ事ができます。

          ではその方法はというと、
          1、決勝直前の練習走行終了後すぐ(チェーン温度高い時)に、チェーンルブを吹き、ピン&ブッシュをルブで満たす 
          2、チェーン表面は、ウェス等で余りを拭き取る時に付いた分で十分。 
           
          こんなイメージです。 スプロケと、ローラー間のルブは摩擦低減効果は非常に少ないです。
          「ピン&ブッシュ間にどれだけ長くルブを居させられるか?」がキモになってきます。
           
          そのためには、チェーンの温感時にルブを多く浸透させると理想に近づける事ができますので、決勝前の走行後がチェーンメンテをする最適なタイミングとなります。 
           
          あと、少し話は逸れますが、決勝はチェーンのピンとブッシュの摩耗が少ない物(新品に近い)物がオススメです。
          ピンとブッシュが摩耗すると、接触する面積(線)が小さくなり、ルブの効果が少なくなります。

          ルブは単位面積当たりに受ける荷重が小さいほど効果を発揮するので、なるべく接触面積の大きい状態で潤滑してあげると、
          ライバルに対し、潤滑の効果を持続させる事ができ、アドバンテージを持つ事ができます。

          耐久レースではあまり効果はありませんが、スプリントなら効果があるので是非TRYしてみて下さい(*^^*)

          • Andyさん
            ご返信ありがとうございます!
            決勝前にルブを吹くことでノンシールチェーンでも一時的にシールがある状態にするって感じですかね。
            他の人でやっている人を見たことがないので差をつけられるかもしれません。。。(笑)
            次回のレースで試してみます!

      53. 以前、質問させて頂いた者です。前後スプロケとチェーンを同時交換してから無給油にて1500km程走行しました。この間、雨天走行も無く、偶に乾拭きする程度でチェーンには錆も見られず、良好な状態を保っていますが、一点気になったのがドリブンスプロケットの摩耗です。特に加速側のヤマ(説明ですと赤いラインの箇所)が見て分かる位減っています。金属同士が接触しているので摩耗するのは当然と考えますが、そのペースが早過ぎる様に思います。無給油の説明は理解出来たつもりでしたが、スプロケとチェーンの当たり面以外(ローラーとスプロケの両サイド)にはルブが残る事からも、摩耗面ではルブの必要性もあるのかな?と感じました。無給油を検討されている方へ一例としてお伝え出来ればと思い、コメントさせて頂きます。

        • チャンカパーナさん 貴重な結果をコメント頂きましてありがとうございます。

          きっとチャンカパーナさんの情報を有益と感じる方も多いと思いますので
          管理者の私としても大変助かります( ^∀^)

          ありがとうございます。 今後も何か新たな結果が出たらコメント頂けると幸いです。m(_ _)m

      54. 以前、質問させて頂いた者です。前後スプロケとチェーンをセットで交換後、無給油にて1500kmを走行しました。この間、雨天時走行も無く、定期的に乾拭きする程度でしたが錆の発生も見られず、概ね良い状態を保っておりますが、最近気付いたのがドリブンスプロケットの摩耗です。今回交換時に選んだのは摩耗に強いと評判のI社のアルミ製ですが、明らかに加速側のヤマ(説明ですと赤いラインの所)が摩耗しているのが分かります。やはり金属同士が接触する箇所なので減るのは当然ですが、そのペースが早すぎる様に感じます。無給油の説明は理解出来たつもりだったのですが、ルブの必要性(少なからず、チェーンとスプロケの当たり面の両サイドには残る)についても再認識出来た様に思います。無給油を検討されている方へ一例としてお伝え出来ればと思い、コメントさせて頂きました。

      55. Andyさん、いつも勉強させていただいております。お門違いで大変申し訳無いですが、下記URLのサンダンスRKのチェーンはメッキタイプでしょうか?RKのサイトで確認できませんでした。もしおわかりであれば、教えて下さい。宜しくお願いいたします。

        Sundance-RK High-Performance Drive Chain
        http://www.sundance.co.jp/parts/745

        • nobuさんコメントありがとうございます。

          サンダンスさんのチェーン詳細について情報を持っておらず正確な事をお答えする事はできませんが、写真から見た私の予想です↓

          メッキタイプのチェーンと思います。写真を拝見する限り、ピン頭にもメッキが掛かっていすように見えます。 リバーシブルの「シルバー側」のメッキはRKの場合一層構造の為、メッキ強度が落ちると思います。(メッキが剥がれ易いのでサビ易い)

          リバーシブルなのは恐らくファッション的な要素だと思いますのでオーナーの趣味に左右されますが、確認作業の事を考えると、シルバー側を車体左側にするとメッキの状態を確認し易そうですね♪♪

          RKもコストの掛かる事はしないと思いますので、2層メッキのゴールドと信じたいところです。

          曖昧な回答ですみまません!

          • Andyさん、コメント誠にありがとうございますm(__)m
            しかもこんなに早くすみません。
            お門違いの質問にもお答えいただき本当にありがとうございます。
            Andyさんのお答えいただいたことで、安心しました。詳細はサンダンスにて確認致します。
            本当にありがとうございます。
            また、色々と勉強したいので、テクニカルな情報の更新を楽しみに待っています。
            ありがとうございます。

      56. いつも勉強になる記事ありがとうございます!
        チェーンの構造はとてもよく考えられていて、素人知識によるメンテナンスが如何に余計なお世話状態なのかを思い知りました。

        現在、こちらの記事を参考に新品から無給油で3000km程走った状態なのですが、外プレートから出ているピンの頭の周囲から放射状に黒い油汚れの様なものが出ています。
        これは上の回答にもあるようなグリースの漏れなのでしょうか。
        新品組み付け時にクリーナーをドバがけしてブラシで防錆剤を取ったのが原因でシールを傷めてしまったのでしょうか…

        • ゆうさん コメントありがとうございます!!

          もちろんチェーンに給油する事がNGって訳ではないので、給油するしないはオーナーの判断で全く問題ありません!(^^)!  ピンの頭と外プレートは軽圧入されているだけの状態なので、完全シールはできず、すこしずづ出てきてしまします。

          RK&DIDの最上級グレードであれば部品精度も高く、グリスの流出も少ないので高寿命化が期待できます♪♪

          ゴム製品対応のクリーナーであれば問題有りませんので安心して下さい。 そうでないとすると・・・ちょっと気になるとこですね(・.・;)

      57. こちらの記事を参考に先月ゴールドチェーン、前後スプロケットを交換しました。
        もちろん参考にとの事で無給油にしてました。
        が、カラカラ音が気になってしまい、途中でローラー付近だけにルブを振りかけました。
        初期伸びも落ち着いてきた最近、ローラー付近から黒い汁が垂れてきてますが、これらは鉄が擦れて出て来たものですよね?
        その内ローラーが薄くなったりしてチェーンの寿命に影響しないのでしょうか?
        ピンの表面も錆が出て来てるのは無視でよろしいですか?

        ついでにテンプメーターのお話ですが、RW名古屋でお聞きしてきましたが、取り付け&工賃で4万超えで断念しました…

        • 緑区の二児パパさん  ご無沙汰しております。

          コメント頂きありがとうございます。  ローラー付近から黒い汁が垂れてきたとの事ですが、恐らくローラー内周面とブッシュの外周面の摩耗した粉と考えられます。  チェーンのシールが保たれた状態で一番最初に不具合を発生する部品がローラーです。

          横に線が走り、ローラーが割れて「ローラー飛び」と呼ばれる不具合が起きます。 ローラー飛びが発生する前兆として、ローラーにV溝のような線が走るので、その線が見えたら交換時期と言えます。 また違うパターンとしては先にシールが機能しなくなり、グリスが飛び出てしまうと、黒い汁のような物が放射状に飛んでいます。

          こうなると一気にチェーンの遊びが増えるので、ピンとローラーがグリス切れによって急激に摩耗している事が考えられます。  このどちらかでチェーンの寿命が決まります。  ちなみに、交換したチェーンのモデル名はお分りでしょうか??   モデルによっては外プレートだけをメッキして、内プレートのメッキが無いものも存在します。 ご参考までに教えて頂ければ幸いです☆

          Andy

          • チェーンは予算の関係でDIDゴールドチェーンにしてます。https://www.webike.net/sd/23008171/
            DIY交換しました。

            ついでにお聞きしたいのですが、cb400sf中期?(14~17)のフロントスプロケットを純正15丁から16丁に替えたのですが、視覚的変化が全くない原因は分かりませんか?
            メーター表示は変更前後何も変わっておらず、100キロ6100rpm超えのままです。
            GPS100キロ=メーター100キロ。

            副作用でチェーン交換と同時に燃費が悪くなりましたがw

            • 了解しました! ありがとうございます。

              ドライブスプロケット1丁はかなり影響が大きいですからなにかしらの変化があるはずですね。。。 100km巡航の時の回転数は明らかに下がっていると思います。  もし下がってないとすると、丁数が変わっていない可能性がありますね・・・

              ちょっと原因の予測がつきません。m(__)m

      58. はじめまして!先の質問にもありましたが、新品チェーンの防錆処理(元から塗られている防錆剤)については、チェーンクリーナー等で落としてから装着した方が良いでしょうか?
        各社から出ているチェーンクリーナーの成分を見ると、シールチェーンOKと謳われている物でも「石油系溶剤」が含まれていますが、Oリングへの影響は無いと考えて良いのでしょうか?
        また、チェーンルブによるシールの保護を考えると塗らないよりは塗った方が紫外線の影響も受け難いでしょうか?
        Andyさんはチェーンが汚れた際(雨で濡れた時や、普通にある程度の距離を走行されて表面が汚れたと感じられる時)はどうされてますか?
        以上、質問ばかりで恐縮ですが、宜しくお願いします。

        • チャンカパーナさん コメントありがとうございます。

          新品チェーンに付着している防錆剤は、チェーンクリーナ等で脱脂してから走行した方が良いです。 粘性がほとんどないのでバイクのホイールとシートカウル、ライジャケまで飛散するので私の場合は徹底的に落とします。

          石油系溶剤でも、ブレーキクリーナ、ゴム部品OKとの記載があれば問題ありません。 一番安心なのはやはり「チェーンクリーナ」ですね♪♪  上記クリーナであればOリングへのダメージはありません。

          チェーンルブには紫外線カットの効果は無いので、チェーンルブの有無で、シールが紫外線を受ける量に違いはありません。やはり保管状況が最も影響を受けます。 私の場合はその他部品へも紫外線をカットしたいのでバイクカバーは二枚掛けしていますw

          チェーンが汚れてきた時にはカラ拭きしかしません。 チェーンに油系の物を差した事がありませんねw  それでもやはり少しづつシール内部のグリスがごく微量に出てきているので、こまかなホコリを拾っているので、都度カラ拭きして清掃しています。

          ご参考になれば幸いですm(__)m
          Andy

      59. はじめまして。
        メンテ初心者なのでこの記事とても参考になりました!
        一つ質問させていただきたいのですが、チェーンメンテをしていると稀に
        ローラーが固着していることがあります(純正のスタンダードチェーン使用です)
        ゴールドチェーンはこういった事例はないのでしょうか。また、ブッシュ及びローラの接触面に施されているメッキもはがれることはないのでしょうか?

        • いのまるさん コメントありがとうございます!

          ブッシュとローラが固着する事はゴールドチェーンでも起こり得ます。基本的には手カタカタ動かなくても、ラジオペンチで軽くつまんで動けばOKです。

          ローラにメッキ(表面処理)しているチェーンは知っていますが、ローラーの外周面にメッキしているかどうかは存じ上げておりません。

          機会を見つけて調べて記事にしたいと思いますm(_ _)m

      60. 機械に付き物の「熱」に対しての解釈が無いようですが
        まさかリッターオーバー車のハイスピードでどれだけの馬力が熱に変換されているか知らないって事は??

        • ダスさんコメントありがとうございます^ ^

          どの部分の熱に関してでしょうか? エンジンの取り出せる熱に関して? それともロスに関して? リクエスト頂ければなんでもお答えできますので、リクエストください(´꒳`)

          • 走行時にドライブチェーンに滞る熱です
            潤滑油の金属に対しての役目は色々あるけどその内の「冷却作用」と「応力分散作用」に触れられていないのが不思議なので質問しました
            給油によってチェーンで発生する馬力損失の大半である「熱と音」を軽減すると同時に「寿命を延ばす」という役割があると認識していましたが間違いなのでしょうか?

            • だすさん 返信ありがとうございます。

              通常のチェーンメンテナンスにて使用するチェーンルブに冷却作用と応力分散作用はありません。 冷却作用については、チェーンルブ自体が冷却するのではなく空気が冷却します。
              その作用を手助けしているのなら冷却に効果を発揮しますが、特にありません。

              応力分散に関しては、ルブが存在している場合のみ、ローラーとスプロケットに作用します。 例えば、エンジンのオイルポンプを駆動しているローラーチェーンはオイルがドブ漬け
              なので、応力分散の作用が間違いなくあります。  しかし、ビッグバイクの場合は直ぐにチェーンルブが飛んで無くなってしまいます。(特に接触部のローラーとスプロケ歯面)

              ですから、ルブを吹いた直後にはその効果が期待できますが持続しません。

              寿命を延ばすと言う事は摩耗を抑えると言う事になります。 寿命のキーパーツであるピンとブッシュには潤滑剤(グリス)が封入してあるのでルブを吹いても
              長寿命に直接つながる事はありません。  はやりあくまで錆びどめとしての役割で、サビからシールを守る事で間接的に寿命を延ばす事へ寄与しています。

      61. はじめまして 今現在エイプ50に乗ってるのですが、今度チェーンとドライブスプロケットとドリブンスプロケットの交換を予定してメンテについておさらい程度にメンテのサイトを見てたらこちらのサイトを拝見しました
        今はシールチェーンをつけているのですが、交換の際にはゴールドメッキのシールチェーンを試してみようと思います
        余談ですが、通販サイト等で「シールチェーン」で検索すると「“ノン”シールチェーン」まで一緒に検索されてしまうのが少々面倒ですσ(^_^;)

      62. こんばんは、疑問に思った事なのですが
        チェーンとスプロケには必ず遊びがありどんなにチェーンラインが合っていても細かく左右に動きながら駆動しているのでその意味でも潤滑が必要ではないですか?
        チェーンがどこにも接触していなく単体で回転している状況ならピンとブッシュだけ考えればいいと思うのですが、スプロケとチェーンという金属同士が接触と離脱を繰り返しながら駆動しており、必ず遊びがあるのでギアと同じく潤滑は必要だと思うのですが

        >ZRXは装着から約7年経過しましたが、一度もメンテをしていません。
        走行距離はどの位ですか?

        • エウスカディさん
          コメントありがとうございます。 チェーンラインはスイングアームのたわみと、ハブダンパの捻じれの合力でだいたいどちらかに寄っています。 加速と減速でチカラの掛かる方向が逆になるので、寄る方向がそれぞれ逆になり、スプロケットのサイドもそれにともなって摩耗が進行します。  通常は加速側に寄る方向の方が良く削れます。

          ドライブチェーンにとっての理想は「オイルどぶ漬け」の状態です。 ですが、潤滑した方が良いですが、「しなけらばならない」訳ではありません。

          バイクのプロですら大勢勘違いされていますが、潤滑は、グリスやオイルが常にそこに有る状態を作らねばなりません。 シールしていない、もしくは送り込んでいない部位の潤滑材はいとも簡単にDRY状態になります。 チェーンルブを吹くとスプロケ&チェーンが潤った気分になるだけです。ですから防錆効果はバッチリなのですが、潤滑は不可能なのです。(ここが実際のイメージが邪魔をしてプロほど更に理解できないポイントですw)

           おっしゃるスプロケとチェーンは金属同士が直で接触します。しかもあの小さな面積にウィリー限界で走行した時には3t近くのチカラを受ける事になります。 そのとき「付着している」程度の潤滑材はすぐに接触面から押し出され、DRYになってしまいます。ですからルブを吹いた後に潤滑できる距離は速度レンジにもよりますが、高速道路なら10km程度でしょう。  ギヤ歯面には、必ずスベリが存在します。チェーン駆動はスベる時があります。(必ずではない) そのスベりに相当する受けがローラーです。 潤滑する事ができないので、DRY状態でも成り立つ部品構成になっている訳です。 (ギヤはオイルが無いと機能させられません)

          私のZRXは購入して現在8年が経過し、チェーンを変えてから約25000キロを走行しています。  

          • 返信ありがとうございました。
            私もルブの飛び散りと清掃が嫌でスコットオイラーという自動給油装置で常時給油していたのですが25000キロで実証されているのなら無給油でもありですね。チェーンスライダーの減りも大丈夫でしょうか?
            ちなみに現在は純正鉄スプロケなのですが、アルミスプロケでも無給油は成り立つとお考えでしょうか?あとスプロケもサビ対策なら塗装が必要ですよね?

            • 無給油、是非お試しください!(^^)! *サビに強いメッキチェーンの使用が前提です! スライダーの消耗スピードもほとんど変化ありません。

              アルミスプロケでも無給油でOKです。 但し、鉄に比べてスプロケットの摩耗が早いので、径が早く小さくなります。 するとチェーンのたるみが大きくなりやすいのでチェーン調整頻度が増える事は間違いありません。

              また、サビについては、スプロケットがガシガシに錆びてもチェーンには悪影響はありません。 バイクの見てくれは悪くなりますが・・。 市販されているアルミスプロケのほとんどは、アルマイト処理が施されているので、さほど気にする必要もないかとおもいます! 

        • MK.16さんコメントありがとうございます!

          それはズバリ酸化防止です。 チェーンのキモはシールです。 そのシールを酸素、温度変化による結論、空気中の水分と遮断するためです。

          賞品が陳列されるまでには、問屋や倉庫、販売店の陳列棚、海外輸出品は船やコンテナの中など、鎮座している時間の方が長くなってしまう事を想定しなければなりません。いざ開封してさあ使おう!という時が来るまで、チェーンの性能を保つ為にシールを劣化させない防錆剤を塗布します。

          新品ののチェーンに塗布されている防錆剤は「グリス」として機能しません。 遠心力ですぐに吹っ飛んで無くなってしまいます。(ホイールとシートカウルがべちょべちょになってしまいます) 色が白いのでチェーングリスが塗っているように見えますが、塗布されているのは「防錆剤」です。

          「グリス」はブッシュの中にたっぷりと入っています。  ご参考になれば幸いです^^

          • 回答して頂きありがとうございます
            新品のノンシールやメッキが掛かっていないシールチェーンに錆止めは理解できますが、何故錆びないゴールドチェーンにも錆止めが施してあるのでしょうか?
            素人考えではクレーム対策くらいしか思い付きませんでした。

            • チェーン本体はスタンダードチェーンもメッキ(薄い&弱いけど)がかかって要るので、まず錆びません。

              それよりもゴム製品であるシールの保護はスタンダード、ゴールドに関係なく行う必要があります。

              ゴムに矢有害な紫外線をカット出来るように、無色でなく有色の防錆剤が塗布されています。

              あとは、メーカーとしてチェーンルブのイメージを出すという戦略もあるかな? と思います^ ^

      63. はじめまして
        新品時、表面に付着しているグリスを取りたくてチェーンクリーナーに漬けてしまったのですが、中のグリスまで溶け出てしまうという事はありますか?
        心配になってしまいコメントいたしました

        • いのっちさん コメントありがとうございます。

          チェーンクリーナーを吹きかけるのではなく、バケツのような中にドボンと漬けてしまったと言う事でしょうか??
          長い時間経っていなければ大丈夫と思いますが、何とも言えません。

          もし封入グリスが無くなるor溶け出していたら、チェーンの伸びが早まるのでその時になってみないと何とも言えませんね。。。

          • ご返信ありがとうございます
            因みにチェーンはDID ZVM-Xゴールドです
            長時間は漬けてはいないのですが、取り付け前に皿の上でひたすらクリーナーを吹いてグリスを除去した感じで、結果漬けてしまったという感じです
            チェーンの伸びは注意して見ていきます
            勉強になる記事をありがとうございます

      64. チェーンオイルが錆びどめで潤滑のためではないとのお話しすごく参考になりました。確かにチェーンの構造考えるとそうですよね。
        一つ疑問があります。チェーンオイルにはチェーンとスプロケの摩擦の低減効果もあると思っていたのですがちがうのでしょうか?ルブをつけないと偏磨耗してすぐにスプロケがダメになると聞いたことがあります。

        • Rockさん
          コメントありがとうございます。
          「チェーンとスプロケットの摩耗」を分解しますと、「ローラーとスプロケットの摩耗」になります。 この二つの部品は接触していますが、「すべり」は発生していません。すべりが無いと言う事は摩擦がありません。 潤滑効果と言うのは滑りが発生しない事には効果を発揮しないのでルブを付けても効果が無い事になります。

          ではこのローラーの機能はと言うと、ローラーがスプロケットの歯に噛み込む瞬間(入り込むと言った方がより正確)と、ローラーがスプロケットの歯から外れる瞬間に、それぞれローラーとスプロケットの歯先が接触する場合があります。 加速→減速へ変化 減速→加速へ変化 など一定方向の負荷が、逆になった場合にチェーンが逆に引っ張られるとこの現象が発生します。 

          歯先が接触し、ローラーが回転しなければ、スプロケット先端~ローラー外周が摩耗します。  それを防止する目的でローラーが回転する事で摩耗を防止しています。 その為、ブッシュ外周と、ローラ内周が摩擦により摩耗しますが、スプロケット先端より接触線が長く、お互いに硬い材質ですので摩耗レベルはかなり低く抑える事ができます。 (*そもそも摩擦量も微量である事が大きい)

          潤滑=滑りの発生する部品に行う事で効果を発揮しますから、ほとんど滑りが発生しないローラーへ給油しても効果はかなり限定的であると言えます。
          滑る部品をピン外周とブッシュ内周へ集約し、グリスを封入する事で、他をメンテフリーにする現在のチェーンは、素晴らしい設計思想であると言えそうですね!♪

          何か疑問点があればどしどしお気軽にご質問下さい!m(__)m

      65. Oリングが乾燥すると劣化すると思い給油してますが心配し過ぎですか?

        • マチョ鍋さん コメントありがとうございます。
          Oーリングは乾燥しても機能的には全く問題ありませんのでご安心ください。 

          ゴム部品であるOーリングの大敵は紫外線です。
          直射日光が大の苦手で化学変化を起こしゴムが硬化しヒビ割れ→切れ へと繋がります。 

          次に、同じ原料である石油から製造されたパーツクリーナもNGです。 元が同じ
          なので、よく馴染みゴムを膨潤させて機能不全に陥ります。 クリーナを使用する
          時は、ブレーキクリーナか、チェーンクリーナと名のつく製品を使用すればOKです。

          • はじめましてAndyさん。
            いつもYoutube楽しく拝見させていただいております。
            今回はAndyさんのおっしゃられる「メッキチェーンは錆びない」というご意見に対して、少しだけ私の意見を述べさせて頂きます。
            一般的にチェーンに使用されているのは硬質クロームメッキになります。
            あまり知られていないのですが、メッキ表面にはマイクロクラックが有り、その隙間により母材とメッキの膨張率の差による寸法差をキャンセルしています。(冷間時は隙間が無く温かいと隙間が広がります。)
            つまり、走行後のチェーンが温かい状態でチェーンに水が付着するとメッキの中に水分が侵入して母材が錆びてしまう危険性が有ります。(クロームメッキしているフロントフォークのインナーが錆びてしまう事実からもご理解頂けると思います。)
            ですから、雨天走行後に限定されますが、チェーンへの給油は必要だと思います。
            少しだけ気になったのでご意見させて頂きました。
            これからも楽しい動画期待しております。

            • 内田さん、コメントありがとうございます。

              クロムメッキは小さな丸い粒をすり潰しながら伸ばすイメージですね。
              仰る通り母材から隙間を伝ってサビることは防げません。

              なのでRKゴールドは二層メッキを施すことでサビタフネスを強化しています。 
              また、チェーンの多くはクロムメッキ処理がありません。

              チェーンのメッキは膜厚が厚くしっかり載っている状態であれば、まずサビることはないです。(インナーチューブは薄い)
              塩害地や融雪剤付着は厳しいですが、それよりもチェーンスライダーとの摩耗でメッキが剥がれることの方が頻度が圧倒的に高く、サビの原因になります。

              スライダーと接触してサビが発生しますが、結局スライダーと接触してサビが落ちるのであまり気になりませんがww

              メッキの暑さを数字で把握しているのはRKだけですが、今まで雨中走行を何度もしてきましたが、RKのチェーンは11年使用して一度も給油せず今でも
              錆びておりません♪♪

              RKのゴールド(若しくはブラック)が錆びる時は、それ相応の距離を走行している時なので、消耗品としては納得のライフだと思います。

              今後も楽しい動画を作るべくガンバリマス!!
              応援のほよろしくお願いいたします☆

              • Andy様

                一部、めっきについて誤解があるようなので追加説明させていただきます。
                まず「めっき」には「科学的なめっき方法」と、「電気的なめっき方法」の二つが存在します。
                そのため今回Andyさんのコメントにあります「小さな丸い粒をすりつぶしながら・・・」という方法は物理的な方法になるため「めっき」には分類されません。
                ちなみに物理的な力で金属表面に硬化層を形成する方法としては「PVDコーティング」が近いと思われます。
                こんな詳細を気にしているユーザーは少ないと思いますが、出来るだけ正しい情報を知っていただきたく少しだけコメントを追加させていただきました。
                もし、お気を悪くされましたら申し訳ございません。

      66. これまでのチェーンメンテ話のナナメ上を行く結論に驚愕しています(誉め言葉です)。
        次回は是非「リアサスペンション周りのグリスアップの必要性について」でお願いします。
        メーカーが指定しない箇所も「グリスアップ」が必要なのでしょうか。可動部にはベアリングがありますよね。
        リアサスリンクって固着するの??
        宜しくお願いします。

        • にわけんさん
          コメントありがとうございます^^  承知致しました! 「リアサスペンション周りのグリスアップの必要性について」で決定させて頂きます。 その前に...
          USツーリングブログを完結させないと記憶が薄れてしまうので、こちらが終わった次に着手します。  ミソは紫外線ですね!^^ご期待に応えられるようガンバリマス!!   Andy   

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