バイク用オイルフィルターは純正最強!おススメせざるを得ない3つの理由

オイルフィルターのおススメは純正品一択で間違い無し!

愛してやまない愛車には純正品を選びましょう!

 

こんにちは! Andyです。

今回はオイルフィルター分解検証企画第二弾!  最新SSモデル用オイルフィルターをぶった切って中身比較してみました~!パフパフ♪♪

 

前回「オイルフィルターを分解して違いを検証|バイクに最適なエレメントの選び方」の記事でも書いた通り、Honda純正品と社外品とで大きな差がある事が分かりました。

では純正品同士で比較したら、どんな差があるの? それとも差がないの? が新たな疑問として生まれます。

その結果によっては、下記パターンが考えられます。

  1. 社外品と同等性能
  2. 社外品より高性能
  3. 社外品より性能が劣る

このパターンから結論を出せれば、愛車に選ぶべきおススメのオイルフィルターが分かりますよね!

と言う事で今回追加で純正品を分解検証する事にしました♪♪

 

最もおススメのバイク用オイルフィルターは?

結論:バイクに最適なオイルフィルターは、下記理由により純正品である。

 ・純正品はフィルターの重量が最大3倍
 ・純正品はリリーフバルブ面積が最大2.8倍
 ・軽いのに高性能
 ・コスパが最も良い

オイルフィルターを分解し、詳細スペックを確認した結果純正品は社外品のスペックを全て上回っている。

コストは同等であり社外品を選ぶ理由は無いと言えます。

正直ここまで違うか! というくらいビックリしました。

用品店では社外品ばかりのラインナップで純正品の在庫はありませんが、持込でも作業してくれるお店も多くあります。

これを機に、純正品を明確な理由を持って選ぶのもきっと愛車の為になるはずです。

 

分解展開図

純正オイルフィルター分解検証比較

左列:Yamaha純正、中列:Kawasaki純正、右列:Suzuki純正です。

Yamaha、Kawasakiは製造メーカーが同じでした。  Suzukiはろ紙の形状固定に白い紙を使っているのが特徴です。(軽量化には良さそう)

 

分解検証結果サマリー

分解検証結果の詳細まとめ

 

社外品と純正品を比較した場合、ろ紙重量、面積、密度など全ての性能が純正品の方が高い。 つまりハイスペックと言える。

 

結果1. 重量比較

Kawasaki ZX10R純正オイルフィルター↑Kawasaki 総重量
Kawasaki ZX10R純正オイルフィルターのろ紙↑Kawasaki エレメントろ紙重量
YZFR-1のエレメントろ紙↑Yamaha エレメントろ紙重量
GSX-R1000のエレメントろ紙↑Suzuki エレメントろ紙重量

アッセンブリー重量(左)とろ紙単体の重量を比較します。

 

その結果、をまとめると下記表になります。

注目ポイントは「総重量に対するろ紙重量の割合」です。

  • 割合が高い=ろ紙が沢山入っていて良い設計ができている
  • 割合が低い=ろ紙が少なく、設計センスが残念(効率悪し・・)

バイク用オイルフィルターのおすすめ

 

 

正直、このデータだけでも十分な気がしませんか・・?

Kawasaki純正エレメントが社外にくらべて3.4倍も詰まっている計算です。(12.21÷3.56)

値段が変わらないのに、社外品を選んで3.4倍性能を落とす理由はありませんよね。 価格も3.4倍安いならコスパ同等ですが、ほぼ同価格です。

 

Kawasaki、Yamahaは同じ製造メーカー品である事が確認できました。 高さ寸法が6mmKawasakiの方が大きい分効率が良い結果となっています。

この2仕様は設計が新しいのでは? と予想できます。

純正の中でもSuzuki、Hondaより圧倒的に高性能と言えますね。

 

総重量は軽いのに、ろ紙重量アップしている事からも最新である事が分かります。

 

結果2. リリーフバルブ面積

オイルフィルターのリリーフバルブYamaha、Suzukiリリーフバルブ
バイク用社外オイルフィルターのリリーフバルブ径↑社外オイルフィルター

 

大きく異なるポイントとして、リリーフバルブの開口面積が圧倒的に純正品が大きい。

特に設計の新しいYmaha、Kawasakiはφ13と巨大である。  対する社外品はすべてφ7.9と圧倒的に小さい。

またベースプレートも純正品は無駄な肉をそぎ落とし軽量化している事が伺える。

スプリングシートをリベット留めしている社外に対し、Suzuki純正はスポット溶接であり軽量化されている。

Yamaha、Kawasakiは溶接無しの組み立て式とし更にコスト削減。プレス部品のみの構成でかなりのコスト削減に寄与しています。

 

Yamaha、Kawasakiは社外品に比べ、面積比でなんと2.8倍と言う圧倒的な大きさです。

当然、ろ紙が詰まってリリーフバルブが開いた時の事を考えれば、流れやすさは開口面積が大きい方が良い事は間違いありません。

 

結果3. リリーフバルブ構造

リリーフバルブの構造↑Yamaha、Kawasaki
リリーフバルブの構造↑Honda、Suzuki、社外品

 

Yamaha、Kawasakiは最新設計と考えられ、リリーフバルブは組み立て式でした。  スプリングシートは90°捻ると固定できる構造になっていてこれなら簡単な組付け機で組立できそうです。

 

対してYamaha、Suzuki以外はすべて丸穴&スプリングシートはスポット溶接構造でした。

スプリングシートの形状がバネを覆う必要があるため深穴&抜き加工が必用です。  ココはどうみてもYamaha仕様の方が安く作れていると思います。

 

純正品のコスト魂

Yamaha、Kawasaki、Suzukiの純正品を見て材料費の無駄を省いているなとすぐに分かりました。

オイルフィルターのリリーフバルブ詳細

 

社外品はすべて上下の蓋(フタ)が設けられていますが、純正品は上一つだけです。 この時点で材料費は半分。

社外品は蓋の形状が円形ですが、純正品は長方形です。 どちらもプレス加工ですが、円形状にくり貫くと端材が生まれます。 この端材もコストに乗っかるので、価格が上がります。

長方形の純正品は端材が生まれない分、安く製造する事が可能です。

※端材あったとしても円抜きより少ない

 

プレス品の材料

プレス機械の材料供給

プレス製品の多くは、コイル材料から形状を作っていきます。  ブレーキパイプなども、コイル材を巻いてパイプ形状に加工、必要な長さに切断して製品になります。

 

プレス機の前工程では

➀アンコイラー・・・コイル材をほどく機会

②レベラー・・・曲がり癖を真っすぐに戻す

➂フィーダー・・・プレス機へ送る

この3工程が存在します。

 

円形にプレス加工すると端材はこう↓

これはご理解頂けると思います。 どうしてもカットラインを共有する事ができないので大きな端材となります。  端材は保管場所や端材を入れる箱の入れ替え、トラックへの積み替えなど小さなコストが積み重なってしまいます。

 

長方形なら端材が生まれないので、コイル材100%を製品にする事ができ、コストメリットが大きく安く作れます。

 

YamahaとKawasakiの違い

YamahaとKawasakiのフィルター違い詳細

YamahaとKawasakiは同じ製造メーカーで、フィルター高さ、ケース高さのみ異なりました。 その差6.73㎜

他車含めた1000CCクラスのフィルターケース高さの標準は約65㎜である事から”Kawasakiが高い”と言えます。

ではなぜ高くしたのか?? ここが疑問です。

考えられる理由としては

  • 詰まりタフネスを上げたかった(長持ちさせたい)
  • 圧損を少なくしてロスを減らしたかった(馬力アップ)
  • Fr分担荷重を上げたかった(重量化・・・)

個人的にはロス馬力を減らしたかったのかな~と思います。

ろ過性能自体はKawasakiとして18000㎞毎の交換サイクルを推奨しています。 これをもっと伸ばしたかった! とは正直考えにくい。 18000㎞毎でも十分と思います。

※Oil交換は6000㎞又は1年毎の交換推奨

 

だとすれば、Andyのトリ男、若しくはレプ男に装着すれば若干馬力が上がるかもしれません。 (マジやってみようかな・・。)

取付のネジピッチは4車全て同じなので互換性はあります。  フィルター径もφ65で同じで問題無し。

 

また新たな事が気になってきました笑!

でも重量が必ず増えるので、そこはトレードオフですね・・。

 

現状、4車の中ではCBR1000RRの純正オイルフィルターのろ紙が最も小さいので、最も大きい効果を得られるって事になります。

 

なんでバイク用品店は純正品を在庫しないの?

ANDY
すばり! 純正品は利益率が低く売っても儲からないから!

 

これに尽きます。

純正品は定価が決まっていますから、定価より高く販売したら誰も買わないですよね・・。

 

なので利益を出すには仕入れ価格を下げる他ありません。 しかしメーカーはお抱えのディーラーと、系列店に最も安く卸します。

用品店は直卸しができず、間に商社が噛むので、どうしても販売店の利益が少なくなってしまう構造になっています。

(最王手の用品店だけはHonda本体との直取引だったような気がします・・)

 

また純正品は適合情報のまとめがありません。 実際は様々な車種に流用されているので、共通している物が多いのですが、毎回車種毎に調べる必要がありトンデモなく手間が掛かる・・・

対して社外品は車種毎に適合情報が出ているのでスタッフが圧倒的に扱いやすいと言う理由もあります。

 

更に純正品は”絶対返品不可”商品なんです・・。  不良品は交換してくれるのですが、万が一間違えて発注しても絶対に絶対に返品は受け付けてくれません。

 

  • 利益が少ない
  • 適合を調べるのが手間
  • 流通させづらい(用品店が)

 

この理由から純正品を在庫するお店はほとんどありません。

しかし”客注”と言う形で仕入れる事は可能です。

 

用品店を贔屓にしているオーナーさんは、事前に注文しておけば必ず仕入れてもらえますし、交換もしてくれます。

 

バイク用オイルフィルターのおススメまとめ

純正オイルフィルターと社外オイルフィルターの性能差が明確になり、用品店がなぜ純正品を在庫しないかの理由も明確になった今、貴方は次の交換タイミングで何を選びますか!?

・純正品はフィルターの重量が最大3倍
・純正品はリリーフバルブ面積が最大2.8倍
・軽いのに高性能
・コスパが最も良い

もう迷わなくてイイんです!笑

自信をもって純正を選択してください。

エンジン性能、耐久性、コスト全てが社外品より良い物になっているとAndyが断言致します!

 

自分で交換できるゼ! って方は↓Amazon/楽天リンクから購入できます。

純正
Oilフィルター品番
純正指定Oil
(オイル交換/フィルター同時)L
CBR1000RR
(SC59,77,82)
15410-MFJ-D01 ウルトラG1
(2.8/3.0)※1
YZF-R1
(2009~)
5HG-13440-61 スタンダードPlus
(3.73/3.93)
GSX-R1000
(2019~)
16510-07J00 R9000 
(3.1/3.3)
ZX-10RR
(2019~)
16097-0011 Kawasaki S4
(2.9/3.3)

※1 SC77は(2.5/2.7)です。
※カッコ内は(オイル交換/フィルター交換同時)のオイル必要量です

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

愛車に最適なオイルフィルターを選ぶ一助になれば嬉しいです。

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

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