バイクの人身傷害特約はタンデムライダーに絶対必要!!未加入は保険金を受取れない

Moto-Ace-技術研究所のANDYです。

先日、ライダーが加入すべき任意保険の特約はコレだ!と言う内容の記事をUPしたところ、お陰様で多くのライダーから反響を頂きました。いろいろとメッセージを頂いた中に、タンデムについてのご質問を頂きました。パッセンジャー(後ろに乗るライダー)に関しても保険金を受け取るには様々な制約がありますので情報をシェアしたいと思います。

2005年4月から高速道の二人乗りが解禁されました。それまで日本国内は、高速道路での二人乗りをする事ができなかったため、遠出のツーリングや、1泊ツーリングの時に彼女や嫁とツーリングに行くには、旦那は楽しく「いってきまーす!♪」と出かけ、彼女or妻は寂しく家でお留守番。 のパターンしかありませんでした。 そんな状況を打破してくれたのは誰か・・・??   そう、世界一の大型バイク(750cc以上)メーカー、SS乗りでも知っているHarleyDavidson社です。

手和琉津根我-
ん??? 日本の高速道路2人乗り解禁と、俺様が大好きなハーレーとどんな関係があるってんだ!! 嘘ついたらブチかますゼ!? 
ピーターフォンダ
おいおい首輪琉津寝画ー、物騒だな。俺たちが愛して止まないハーレーをもっと日本人に乗ってもらうには、二人乗りOKにならないと、財布の紐を握っている嫁から購入許可が下りないんだよ! だからハーレー社がアメリカ上院議員に多額の献金をして、日本の政治家に拘束二人乗りOKになるよう法改正を迫ったのさ!
主輪留都音ッ賀ー
理解した。 つまり飼っている夫だけが楽しむ道具を買う事は許されない。 しかしワタシも一緒に連れてってくれ旅を楽しめるのなら、購入を許可する。→結果ハーレーが売れる。 こう言う方程式だな。 ジョン・コナーに伝えておく。

そうなんです。 アジアで唯一と言っていいほど大きなマーケットの日本で、更に販売拡大を狙っていたハーレー社は、政治を利用し日本の法律を変えさてしまったのです。2輪専用のETC料金を設定してくれ!! と日本発議で議論が沸き起こっていますが、政府はちっとも積極的に動いてくれません。 過去の歴史から二輪通行禁止区域の設定や、免許区分など厳しくする方向には直ぐに動きますが、2輪業界の規制緩和はまともに動いてくれない日本政府(当たり前ですが)。 なのにナゼ? 二人乗り解禁だけがアッと言う間に法案が作成され、法案を議会に提出し、法案が衆院を通過したのでしょうか??  それはアメリカ政府からの強大で超強力な圧力があったからです。 そして法改正がなされ、解禁後、750cc以上の大型バイクの国内販売年間Top3は、常にハーレーです! (No.1はスポーツスター)

法改正がなされる前は、高速道路は速度域が高く危ないのではないか?? といった意見が多くありましたが、アメリカの調査結果では、市街地とフリーウェイにおける事故発生率は、フリーウェイの方が少なく安全である。との結論が引用されていました。 現在の日本においても概ねその傾向が見て取れ、高速道路二人乗りの方が、一人乗りに比べて事故発生率は少ない状況です。  しかし万が一ガードレールに突っ込んだ!など自損事故を起こしてライダー&パッセンジャー共に大けがを負ってしまった場合に備えるべき保険を知り、バイクライフに役立てて頂けたら嬉しいです。

人身傷害特約の補償内容

この特約の特徴をまとめるとこのようになります。

 
  1. 総損害額を補償・・・治療費、通院費、など治療に関わる全ての費用を限度額まで保障。
  2. 等級変化無し・・・保険金の支払いを受けても等級に影響しません。
  3. 搭乗者傷害特約と別に支払われる。
  4. 休業損害、看護料、葬祭費用まで支払われる。(保険会社の基準にて算定)
  5. 親族等の免責無し・・・妻や子供に対しても支払われる。
  6. 運転者もOK・・・上記内容は、運転者も適用される。

この特約は、ライダー及び、パッセンジャーそれぞれ個人にしっかりと支払われます。 仮に限度額が5000万円であった場合、一人5000万円が限度額です。 最大で1億円になります。 これがクルマであった場合、4人乗車していたら一人5000万円が限度額で最大2億円です。  言わば、一般的な医療保険の補償内容と同じイメージです。 なのでこの特約を付けるとかなり年間のお値段が高くなります。

 


搭乗中のみ保障を追加して保険料を抑える

人身傷害特約は、契約しているバイク(若しくはクルマ)に乗っている時はもちろんですが、歩行中や自転車に乗っている時にも保障されます。 しかし、殆どの方はクルマの任意保険のほうで、歩行中&自転車に乗っている時の補償を付けている事が多いと思います。(契約内容の確認をお願いします) もし補償内容が被っているのであれば、バイクの任意保険に「搭乗中のみ保障」と範囲を限定する事で支払金額を安くする事が可能です。 クルマの任意保険の補償内容及びオプション内容が重複していないか確認してみて下さい。

 

パッセンジャーが彼女友達なら、人身傷害特約は不要!!

乱防
ガッデム!!俺は彼女を愛しているんだ!! そして責任感も強い! 彼女や友達なら守らなくてもいいってのか!!?? オマエって奴はほんと無責任なオトコだぜ!信じられない!
アキラ
ランボーくん、イイ指摘ですね~! でもそれは大きな勘違いです。彼女や友達など、自分の家族以外の人を乗せて事故を起こしてしまった場合、ちゃんと対人保障で保険金が支払われますから安心して下さい!

ここが、多くのライダーが知らないポイントです。 二人乗りでツーリング中、ガードレールに接触して単独事故を起こしてしまったとします。 相手は物(ガードレール)ですから自損事故になります。 しかし、後ろに乗っていた彼女(友達もOK)被害者扱いとなります。 つまり、任意保険に絶対にある「対人保障」が使えると言う訳なんです。治療費はもちろん、彼女の休業補償など手厚くサポートを受ける事ができるので、傷害保険特約に入る意味はありません。

そして、この対人保障には免責があります。 免責とは、「保険会社が、保険金を支払わないよ!」と言う意味です。 それは、「親族免責」です。 つまり対人保障つ使う場合、親族相手に支払いません!と言う事です。

 
  • 彼女&彼氏・・・法律上は赤の他人なので、タンデムでも対人保障が使える
  • 嫁&子供・・・・ガッツリ親族なので、タンデムでは対人保障を使えない。→人身傷害特約が必要

ですから、彼女と結婚し妻になった後、保険を見直さずタンデムで自損事故を起こしてしまった場合、自分達家族の治療費をカバーする保険に入っていない事になり全額実費です。 二人とも休業なのに治療費は2倍です。 コレはヤバい!!  夫婦ライダーで特にタンデムする方は、この人身傷害特約が必ず必要です!!


搭乗者傷害特約

これも良く出てくる特約です。 しかし、人身傷害保険と何が違うのか? 説明できるライダーはそう多くはないと思います。 特徴をまとめると、こうなります。

 
  • 支払い基準が予め決まっている。→例えばA社は骨折したら一律30万円が支払われる。
  • 支払われるタイミングが早い→総損害額が決まる前に、支払われるのですぐに現金を用立てられる。
  • 補償額は高くない→契約内容の総額は300〜500万円が相場。
  • タンデム→自損事故の場合、親族も保障の対象に入る。

ANDY個人としては、人身傷害特約に加入している人は、この搭乗者傷害は外して良いと思います。 というのも、病院への治療費の支払いは直ぐに必要になる訳ではありません。 病院に、きちんと保険に入っており、総額が確定したら支払われる旨を伝えれば全く問題ありません。 それに補償額が非常に少ないのです。 ひとくくりに骨折と言っても、ただ安静にして固定すれば良い場合と、難しい外科手術を必要とするような骨折もあります。 その場合に30万では全く足りないのです。

人身傷害特約と、搭乗者傷害特約の保険金は、どちらも受け取る事ができるので余裕があれば両方加入する方が保障は手厚くなる事は間違いありません。

しかし少しでも節約したい!とお考えのライダーは、人身傷害特約に入って、搭乗者傷害特約に加入しなという選択がベストであると考えます。

 

まとめ

妻と子供をタンデムしてツーリングする場合

人身傷害特約に加入する以外に、しっかりと保障してくれる保険特約は存在しない。

彼女や友達をタンデムしてツーリングする場合

任意保険さえ加入していれば、しっかりと保障してくれるので安心してOK。
(*加入している「対人保障」の契約内容に基づいて保障される為。)

 


 

いかがだったでしょうか? 「妻や子供」などの親族の場合と、「彼女or彼氏or友達」などの他人の場合とで全く保障内容が異なります。

特に知らなければならないのは、親族は免責がいっぱいある!という事です。 この記事を読んで妻や子供とのツーリングがもっと安心して出かけられるようになって頂ければ幸いです。

 

ネットで無料にて様々な保険会社の内容と金額を比較する事ができます。親族とタンデムする肩は、保障内容の確認と、バイクの乗り方とプランがマッチしているのか?確認をしてください! 必要な保障を最小限の投資で手に入れるか否かはライダーの腕に掛かっています。




ちなみに、私ANDYはレースをやっている関係でちょっと違う保険に加入しています。 と、言うのもサーキットで転倒して怪我を負ってしまった場合、どんなバイク保険、クルマ保険の特約に加入していても、サーキット走行自体が免責になっているので、自分自身の怪我に対して何も保障を受ける事ができません。

なので、アクサ生命の「医療保険」に加入しています。 掛け金は月々約5,000円程です。 この医療保険は、バイクやクルマで一般公道で事故に遭遇し自分が怪我を負った場合でも、自動車保険と遜色ない保障を受けられます。 レプ男、ZRX1200R、クルマの3台の任意保険に入っていますが、人身傷害特約を3つ掛けるよりも、1つの医療保険に加入した方が安いと言う訳です。 更に、サーキット走行での怪我の保障も受けられますから、自分にとってはこの選択肢が一番安心でき、一番安価なのでこのスタイルになりました。

不安な方や、よくわからい!と言う方がいらっしゃいましたた、お問い合わせフォームを作ったのでこちらに記入して送信して頂ければお手伝いさせて頂きます。 *お名前は匿名でもOKです。

 

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