エンジンオイルラインのメッシュホースを純正ゴムホース→アールズステンメッシュに変えてから8年が経過しました。しかしバンジョー部分のアルマイト、特に赤色が紫外線で色あせてしまってカッコ悪いな〜と気にしていたのです。 そんな時たまたま大阪方面へ出かけた時に立ち寄ったバイクセブン伊丹店でステンメッシュホースxバンジョーがブラックのアイテムがなんと30%OFF!! の表記を見て、フと気がついたらそれを持ってレジに並んでいましたd( ̄  ̄)
1.オイルホースカスタムの外観
8年前にカスタムしたオイルラインのホースです。ホースをカシメている赤色のアルマイトがかなり薄くなってしまい、気になっていたので、交換!
ついでにバンジョーボルトも鉄→チタンボルトへ変更しました。 βチタニウム製のカラーオーダーで、かなり迷いましたが、バイクワールド名古屋点のスタッフと相談して決めました。 ボルト単品で見るとカッコイイんですけど、実際にボルトを締めた状態だと、ほとんどが隠れて見えないと言う... ま、カスタムは自己満だから良し!って事にするしかありませんd( ̄  ̄)
そしてこのボルトは、Oリング仕様なので、アルミのシーリングワッシャが1枚不要になります。ノーマルバンジョーボルトの場合は、シーリングワッシャが2枚必要です。
βチタニウム製は片側がOリング、片側がシーリングワッシャです。
こうして見ると、ワッシャの色も黒染めしたくなるな〜...。
今回のステンメッシュホースの交換に必要な取り外すボルト類の全てです。 ツールが揃って入れば、余裕を見ても30分もあれば十分可能です。
2.ZRX1200Rオイルホース交換作業手順
- ラジエタ取り付けボルトを外し、ラジエタを少し動かせるようにする。
- オイルパン側のバンジョーボルトを外す。
- 2と同時にホースの回り止めも外す。(Oilは100ccくらい出る)
- ヘッド側のバンジョーボルトを緩める(Oilはほとんど出ない)
- オイルラインを仮組みし、取り付ける。
- バンジョーボルトを締付ける。
- ロックナットを締付ける
- 油圧を掛けて漏れと、オイルレベルを確認。
作業注意ポイント①
バンジョーボルトを本締めする時、ホースの回り止めがないので、そのまま締めると、ホースが回転してしまいます。
「バンジョーボルト座面」と、「バンジョーボルト座面と接するワッシャー面」だけにモリブデングリスを塗ると、ボルトを回転させても、バンジョーアダプタが連れ回りしません。 オススメの裏技です。
作業注意ポイント②
オイルパン側のロックナットを締付ける時、装着しているマフラーによっては工具がアクセスできません。 その場合、ヘッド側へ借り装着し本締めします。それを外してオイルパン側へ装着し、その後ヘッド側をもう一度本締めすればOKです。
*マフラーが邪魔してオイルパン側のバンジョーアダプタロックナットは工具がアクセスできないので、無理して締めるとナメてしまいます。
*エキパイが邪魔でスパナがアクセスできません。 そんな時は、ヘッド側で本締めし、オイルパン側では、バンジョーボルトのみを締め付けます。
注意ポイント③
バンジョー締め付けはトルクレンチを使いたいので、工具がアクセスできるようラジエタを少しズラします。 その時、養生テープを貼ると作業性が良くなります。
締め付けトルクは、18Nmです。
作業自体は特に難しい事はないので、サンデーメカニックの方でも十分に作業可能です。 オイルが約100cc程出ますので、オイル交換と同タイミングで行うと無駄が無く効率が良いです。 また、最後はオイル漏れがないかしっかりと完成検査を実施してください。 また走行50km未満はこまめにオイル漏れの有無を確認してください。 万が一漏れるとエンジンの破損や、自分のタイヤに付着してスリップ&転倒なんて事にもなりかねません。
性能向上は期待できませんが、外観商品性を向上できるアイテムです! リンク↓*適合確認済み
βTITANIUM ベータチタニウム/オイルラインボルト(カワサキ用) M14 汎用
・素材:国内産チタン合金 Ti6AI-4V
・純正品番:92151-1147対応品
・純正Oリング(670B2015)付属
・サイズ:M14
・ピッチ:1.5