2024年6月8日、13年ぶりとなるWRAエンデューロレース(旧HGエンデューロ)に参戦してきました!
次の日には全身バッキバキの筋肉痛、、いや・・もはや故障と言えるレベルか? くらいに身体が壊れとっても楽しいレースでした!
レース運営、コース管理をして頂いたスタッフの方々、本当にありがとうございました。
オフロード用ライディングギヤの準備
まずはオフロード用防具の点検から。 なんせ最後に使ったのは確か2011年福島県の白河で開催したとき以来。
防具バッグを広げてみると・・・?
メット、上下ジャージ、レガースやエルボガード、ゴーグルにグローブ、ブーツを一通りちゃんとあったぞと。
メットの内装は時間が経過していて安定の加水分解。。。笑 あのポロポロに気づかずメット被った暁には顔中ゴミだらけになった事があるのは俺だけじゃないはずww
今回は事前に発見したので、10年選手のメットは荼毘に付されることに・・・!?
と思いきや、不燃ごみで出したら早朝パクられた!!怒
角刈り野郎にメットパクられた💢
使えなくなったオフブーツとオフメット不燃ゴミで出したらメットだけパクられた…
不要品ではあるけど、タダで商売の仕入れに使われるのがムカつくよなー。
仕入れがタダって粗利率100パーだもんなぁ pic.twitter.com/zc3GtlU7Ot
— ANDY (@ANDY_MOTO_ACE) June 12, 2024
「捨てたモノに未練がましい」とリプ頂きましたが、そうでは無くて、イカサマ商売の道具に使われた事に腹が立つんですよねー。 あと近所をこんな輩が彷徨いてるのも解せない。。。
一回洗濯しとくか! 洗濯機回した結果↓
※なんでやねんww
10年の間になにがあったんや・・・
ちみはなぜそんなにもウェッティなんだい?
WRAエンデューロレースとは?
その昔、HONDAは「本田技研工業株式会社(生産工場)」と「株式会社本田技術研究所(研究開発)」という2つの会社に分かれていました。
そして、研究所の事とHG(Honda Gijyutukennkyu)、本体をHM(Honda Motor)の2文字で略していたんです。
その名前から「HGエンデューロ」という名前で開催していました。 今は上記2車が本体側に吸収合併され生産工場も研究開発も1つの同じ会社になりました。
そのタイミングでHGが消滅。 名前をWRA(Wing Riders Assosiates)エンデューロに改名されました。 直訳すると「翼ライダー仲間」って事になります☆
基本的には、HONDA二輪の研究開発拠点である朝霞のメンバーが中心となってレースを企画&運営されています。
概要
- 日時:2024年6月8日
- 場所:軽井沢モーターパーク
- 時間:10:00〜15:00(5時間耐久)
- HONDA従業員と協力会社社員 ※部外者はHONDA社員と共にエントリー可能
- 豪華賞品多数!
- 企画運営:WRAエンデューロ実行委員会
コース
1周3.5kmの本格的なコースです。
HONDA社員の中にはIAやIBライセンスホルダーがゴロゴロ居て、HRCでバリバリ仕事するプロメンバーも多数居ます。 その方からすると「!どら焼きにはちみつと生クリーム乗せるくらい超!甘すぎる!」コース設定だそうですww (俺とマタは死にかけたけどww)
こう言ったパロディー看板のあるところは、「危険」なのです!笑 油断させておいて・・・?
途中、パーキングエリアもあって、水も飲めるみたい。(今回は利用なし) でも名前の「チカ沢」ってのはなにか意味があるんだろうか・・・?
↓2018年大会では一本橋もあったようですよ!
わくわくぞーん pic.twitter.com/T1vqcBID4P
— WRAな人(気まぐれ運用中) (@WRA_HGED) October 20, 2018
5時間耐久レース
先ずはブリーフィングです。 HONDAフィロソフィーを再確認します。
- 一つ、安全を最優先する
- 一つ、自分の身は自分で守る
- 一つ、余裕があれば他者を助ける
文字として書くとなんの新鮮味もないし普通のこと何だけど、一般道の運転においても意識する事って大事だなと思わされます。
これらは大会LPL(Large Project Leader)の福間さんの言葉。 オフロードのウェア来てるから全然想像できないけど、なんとこの方、九州選手権GP250ccクラスのチャンピオンで、バリバリのロードレーサーでもあります。 今はオフロードメインですが、ワインディングも鬼っぱやですw
↑コースマーシャルの方は国際ライセンスホルダーばかり。 ホントにバイク好き、レース好きが多い会社だな〜と実感します。
スーパーストロングオフローダー1号(Andy)です!w(昔のエントリーチーム名) スタートした直後の1周目なので、まだまだ体力に余裕があります。 メットバイザーの裏にはGoPro Session5を装着!
スタート直後の1周は先導付きのペースコントロール。 先ずは慣熟走行とコースを覚えることが目的です。 (これも安全第一)
さぁ!いよいよ!
先導走行が終わったその時! 俺の足の筋肉も\(^o^)/オワタ
泥仕合ゾーンや沢次郎ゾーンなど、10年ぶりのオフロードでスタンディング⇔シッティングを繰り返していたら、完全に筋肉の使いすぎで\(^o^)/オワタ
ガチでヒーヒーです。。。 2周目には腕が\(^o^)/オワタ
3周目には握力が\(^o^)/オワタ
4周目は脳みそが\(^o^)/オワタ →ライダーチェンジ
↑こんな激しいコースを走ります(ハゲしくない?) 肘が閉じててロード乗りになってますね。
疲れた疲れたばかりも言ってられん!
俺より疲れるであろうバイクをはけーん↓
マジでHONDAのエネルギー量はすごい!
そして楽しそうが過ぎるww pic.twitter.com/1BEPlqRh1H
— ANDY (@ANDY_MOTO_ACE) June 8, 2024
ほんとすごい! HONDAのジャイロEです。 小径ホイールなんで、当たり前ですけど走破性は低いです。 沢治郎の水辺やゴロゴロ岩は正直キツイ。。。 しかし涼しい顔して淡々と周回を重ねています。 恐るべし・・・
↓マーシャルバイクにはこう言った細かな指示書が。 イザという時にロスタイムなく動けますね
↓ガチ勢が開発したガチマシン
↑アフリカツインだって走っちゃう!
そして1時間経過時点での順位はなんと15位!
4周で体の全パーツが\(^o^)/オワタ事を考えれば上出来が過ぎる!
↑FOXジャージがチーム代表の鴨川さん。 17歳でHONDA学園の体験入学を名古屋で受けた時からの縁。 鴨川の右に居るのがチームメンバーの山田さん
↑チームメンバーの又吉。 2周でギブアップww 「もーーーどにかく土管がやばい!」と何度も申しておりました! 笑
2回目の走行は残り約50分! 15時のゴールまで走ります。
とは言え、もう体力はカラです。 あとは如何にして力まず、楽に乗るかが課題。 淡々と走っていると・・・
アレ・・・?
なんか体力復活して楽しくなってきた!!
なぜか分かりませんが、ライダーズハイになった気分♪ ガンガン開けてブリブリ滑らせます!
マーシャルだって抜いちゃうんだから!(ただ待機してるだけw)
終盤になってくると、コース上のあちこちで轍ができて走りにくくなってきました。 上手い人はタイヤ1本の幅をキレイにトレースできますが、ANDYは全然できます! あ、間違えた・・できません。
なのでまだ残っているアウト側とかのレコードラインではないところを選んで走ります。
そして無事にゴール! ゴールコマネチ!
隣の方に変な目で見られているとはつゆ知らず・・・w (隣の方の思考が正しいです)
レースを終えて
13年ぶりのオフロードはあわや死ぬか?と思わせられるほど楽しかった!
やっぱりオンロード筋とオフロード筋は使う部位が全く異なると実感しました。 OFFは全筋肉を使うww ロードややっぱりタイヤのグリップ力が高くていろいろ楽ができているのだなと。
そして根本的に、「タイヤが滑る事は楽しい」って事も思い出しました。
滑って転んで泥だらけになる。 これって思い返せば小学生の夏休みの感覚? 公園でもセミを追いかけカブトムシを探し1日中走り回ってた時と同じ感覚なのかな?
WRAエンデューロを企画・運営して下さったスタッフの皆様、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 聞けば前の週にもコース整備を行っていたとの事で頭の下がる思いです。 また杭打ちも全長3.5kmのコース両サイドに設置するとなると、7km分。 大変な労力だった事と思います。 また出場させて頂ける時にはぜひ宜しくお願い致しますm(_ _)m
あと、鴨やんバイクの整備ありがとう! そしてナックルガード壊してゴメン!m(_ _)m
またバイクで遊びに行きまっしょい!