お役立ち記事!
鬼グリップのブリヂストンR11で鈴鹿サーキットインプレッション!

鈴鹿サーキットでブリヂストンR11を履いて走行してきました。

やっぱりグリップレベルはめちゃくちゃ高い! がしかし・・・

運ちゃんがタイヤが悲鳴を上げて滑り出す程に責められず・・・完敗ですww

サーキットグリップに完全に割り切ったドライ専用タイヤだけあって、鬼グリップでした!

マシン走行スペック

30Jun2021_Suzu_FROC

タイヤスペック

フロントタイヤ リアタイヤ
空気圧温間 200 190
空気圧冷間(参考) 180 165
BS レーシングサービス推奨
※温間
190〜210 180〜200
コンパウンド Medium Medium
品番 MCR05668 MCR05672
サイズ 120/70R17 200/55R17
重量(kg) 4.18kg 7.18kg

※空気圧単位は(kpa)

R11インプレッション

グリップ力

やっぱり格段に高い。

RS11とは全く別物で、コーナー立上り、エッジ共にAndy如きのペースでは全く滑らず。  

RS11の時はバンク角57°でタイムを稼いでいたが、R11はバンク各55°で同等以上のタイム。(主に立上りで稼いだ)

人間のリミッターをもう少し解除して57°までいけば20秒は十分切れるポテンシャルを感じる。

 

ハンドリング

サーキット用ハイグリップタイヤとしては、もう少し重いハンドリングを想像していましたが、街乗りのRS11と同じフィーリングした。

あまりトンガってない為? プロファイルが影響? しているのか、自然なフィーリング。 

スリックタイヤにありがちなフルバンクドッシリ! な印象は全くありません。 

 

旋回性

1速や2速立ち上がりでRrタイヤにしっかり荷重が乗った時の二次旋回がGood! 

接地感を保ったままアクセル全開にできます。 

でも・・・ Andy自身が今までのクセと記憶からリミッターを発動させてしまい、タイヤが滑るまでアクセルを開けられませんでした。。。

R11のタイヤの限界はまだまだ先で、ライダーとしての限界の方が遥か手前の状態です。

 

溶け方

 

リアタイヤ

※2本、40分走行後

ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション
ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション

エッジ部分に小さいアリが出現しています。 ミドルバンク付近は蟻(アリ)ではなく波模様が出ていてパーフェクト!

良い>悪い
波>小アリ>中アリ>大アリ>ささくれ(アブレーション)

 

 

フロントタイヤ

ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション
ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション

全体的にイイ感じで溶けていました。 

タイヤ表面温度は約60℃だったので、走行中は70℃くらいまで上がっていると思います。 (Frタイヤは風の影響を多く受けるのでRrタイヤより冷めやすい)

バンク角

ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション バンク角

RS11の最大バンク角が57°なので、今回はL側1°、R側2°の余裕がまだあります。 (少ないけど)

(個人的には59°=転倒なので、1°の余裕を持たせた57°が限界)

こうやって現場ですぐデータ見れるのは、安全にタイムアップさせる課題を見つける事にとても役に立ちます♪

 

※AVG.SPEEDが鈴鹿の距離とアンマッチだな・・

フルコース5821m、タイム2分22秒18とすると

「5821÷142.18×3.6=147.39km/h」だと思うんだけど・・ とある係数を掛ければ凡そ合ってる!?

 

RR-Rとのマッチング

今回新たに発見できた事がありました。

それはタイヤグリップが格段に上がった事で、スロットル全開にできるポイントが全体的に手前になります。

その結果、長い時間スロットルを開けられる事になる訳ですがココで今回新たなネガが生まれました。

 

ANDY
に、二次旋回が大回り!

SC77→82でホイールベースが1405→1455mmへと延長。 

更にファイナルを40→43丁、チェーンを118→120Lへ変更したことで現在のホイールベースは

1459mmとなっています。

 

特にダンロップコーナーは上り勾配が大きく、Rrサスペンションスが深く沈みこみます。

そうなると走行中のホイールベースは更に延長される事になります。

Rrサスが入るとホイールベースが延長される

 

ダンロップコーナー上りでそれを顕著に感じます。 

強大なエンジントルクをしっかり受け止められる車体へと作り込まれている事のネガが出てきた印象でした。  

例えばスプーン2個目、最終コーナーなど下りながら開け足すコーナーでは大回りなフィーリングはありません。 

ダンロップ上り、ムサシシケイン立ち上がりで感じます。 

次回はファイナルを43→44丁へ変更し、ホイールベースを1459→1455mmへ短縮しTRYしてみたいと思います♪

※リミッターに当たってしまう事が懸案事項だけど・・

まとめ

R11の強烈なグリップに人間が全く追いつきませんでした💦

RS11で滑ったポイントは全く微動だにせず! しかも手前から開けてもまだまだ!! 

エンジンの中速域のトルクがもう少し太いと扱いやすいけど、直ぐには変更できないので、ガソリン減らしてミラー外して人間ダイエットするか!笑

※人間ダイエットが最も難しい!

次回はファイナルを変更して更にTRYしたいと思います♪

YouTubeリンク→【ブリヂストンR11鈴鹿サーキットインプレッション】

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