全日本ロードレースRd.2鈴鹿2&4 JSBクラス参戦結果|予選敗退

こんにちは!MOTO-ACE-BLOGERの@Andyです。

全日本ロードレース選手権Rd.2 JSBクラスへ参戦してきました。 チームは”Honda QCT明和レーシング”で、マシンはHonda CBR1000RR(SC59)です。

予選タイム、2分13秒8、予選通過を今回のレース目標とし練習してきました。

結果はライダーの実力が全く足りず、予選敗退と情けない結果になりました。しかし次に繋がる1つの手応えを感じられるレースウィークになり、次に向かってまた走ります。

次戦(5月27日)の鈴鹿サンデーロードレースの8耐トライアウトクラスへ参戦するので、引き続き応援を宜くお願い致しますm(_ _)m

明和レーシングCBR1000RR

 

1. 初日(金曜|フリー走行)

初日の金曜は忙しい1日です。  2&4の場合はピットビルを使用できるチームはJSBクラスに年間エントリーしているチーム、ART会員に所属しているチームなどに限られています。

明和レーシングは全日本のスポット参戦組なのでピットはなく、Aパドックの青空駐車場にテントを立ててピットを設営します。 電気は自家発電、エアーもコンプレッサーを持ち込むなど通常よりも準備に時間と手間が掛かります。

やっぱり鈴鹿サーキットのピットは設備や広さ、環境など最高なんだな!と感じられる環境です。 たまに不便を味わうと、いかにいつもがありがたい環境だったのかを気づくキッカケになりますね♪♪

 

初日|ART走行1本目 2:15.869

1本目は8:00〜8:40、天候:晴れ、路面温度:25.2℃

ちょっと準備に手間取りタイヤウォーマーを30分しか掛けられなかった(本来は2時間)ので、ウォームアップ走行を入念に行います。

路面温度がまだ上がりきらない中での走行スタート。 1週間前の練習の続きの意識で走りこみます。

特にギヤ使いを変更し練習しているデグナー2個目、スプーン1個目を確認しながら走行。 特にデグナー2個目はコーナーのRがキツいので、エンジンブレーキで減速しない分、寝かし込みのタイミングが遅れてしまうと、一気にラインが膨らんでしまい、立ち上がりで早くアクセルを開ける事ができません。

しかしコーナーエントリーでの減速Gは明らかに緩やかになっていると実感できているので、理想の立ち上がりラインに乗せて、もっとアクセルを開けられるラインに確実に乗れるようにまだ練習が必要です。

また、周りは全日本ライダーばかりで、ライダー&マシン共にレベルの高いチームばかりです。 バイクの彼我比較をするにはもってこい!  ライディングの良いところを見つけて、盗んでやりますw

各コーナーで理想のラインと目線を意識しながら走行し、ベストタイムは15秒869にて1本目を終了。

タイヤの表面がややザグれ気味で、ダンロップ登り、やヘアピン立ち上がりでの滑りがやや大きい状態。
ザグれる理由は、タイヤの適正温度に対し路面温度が低かった事が原因と分かっているので、午後は同じコンパウンド(ゴムや構造の硬さ)で走行します。

鈴鹿2&4JSBクラス

 

初日|ART走行2本目 2:14.906

2本目は13:55〜14:40、天候:晴れ、路面温度:35.5℃

明日の予選を見据えてバイクの調整を少し加えながらライディングの改善にTRYします。 タイヤのグリップは午前中よりも高く、タイヤの滑り方も”ニュルニュル”っと グリップしながら滑るフィーリングでGOOD。

リアグリップを少し高めるべくリアに荷重を掛ける為にイニシャルを抜いて(動的車高ダウン)TRY。
フィーリングは良くなり、タイムも向上しました。  14秒906と自己ベストタイムの0.1秒落ちのところまで来ました。

またピレリレーシングサービスのエンジニアより提案してもらった予選用タイヤ(375)のフィーリングを確認。 グリップレベルは高さを感じたので、コンディション次第ではこのタイヤ(375)の使用を前提に検討する事にします。

予選ボーダーは13秒台に入る事は確実な情勢となり、マシン、タイヤの力も借りて総合力で予選に挑む他ありません。(ホントはライダーの実力があれば良いのですが・・)

 

また、2本目のセッション中に中須賀選手、高橋選手に抜かれました。

中須賀選手はコーナーの進入、立ち上がりでタイヤが全く滑らずマシンの挙動がもの凄く安定した状態。 対する高橋巧選手は進入ではブレーキングドリフト、立ち上がりではブリブリタイヤが滑ってかなり大きなマシン挙動でした。

見た目の派手さは高橋選手の方がありますが、スムースさは中須賀選手といった感じで安定感抜群。 乗れてるな〜って感じを受けました。

 

2日目(土曜日|予選)

通常は予選前にフリー走行が1本あるのですが、鈴鹿2&4ではフォーミュラカーのレースも同時開催の為、いきなり予選走行に入ります。

時間は30分間の計時予選方式。  周回数を考えてもピットインは1回がベスト。

金曜に確認した新コンパウンド375を履いてコースイン。直後がアタックラップ。
30分間をフルでアタックし続ける事はできないので、残り10分で慣れたSC1に履き替えファイナルアタックする作戦で挑みます。

 

予選|アタック1回目

エアバッグ用のコードがない事がコースイン直前に発覚!!  少しタイミングをずらしてコースインする事に。

タイムはラップモニターではなく、サインボードで確認。 なのでタイム表示は1周前のタイムをチームから送ってもらいます。

まぁまぁ頑張った感じでストレートでサインボードを見ると思ったタイムより1.5秒遅くてガックし・・。。

?? と思いながらペースアップするも16秒台止まり。 えぇ〜!?  と思いながら仕切り直しでピットイン。→リアサスのイニシャルを変更して再度コースインしてアタック!!

しかしフルバンク中のコーナリングでエンジンブレーキが効きすぎて失速。それをリカバリーしようと更に手前でアクセルを付けるも今までのタイミングより早まる事でラインがはらんでしまう。

今度は立ち上がり加速でリカバリーしようとアクセルを更に開くもブリブリと滑ってしまい気力を一気に消耗。

しかしコースは自分の前後はオールクリア! 早朝のためやや気温は低いものの最高のコンディション。 この状況でタイムを出せないならライダーの実力!  その逆また然り! と気持ちを高めてアタックを続けるも15秒中盤しかタイムは上がらず。

計測3Lapをアタックしたところで気力切れし、ピットイン。

 

予選|アタック2回目

予定より遅れたもののタイヤを今まで練習で使い込んできたSC0に変更。 コースインした時が残り2分40秒。これなら計測1周イケる!

コースインした3コーナーで既にフィーリングが良い!!  しっかりとリアタイヤを揉んで皮を向いてペースアップ。
コントロールラインを通過した時には残り約20秒!

泣いても笑ってもこれが最後!  1コーナーの進入はイイ感じ!  ラインも乱れず。   3コーナーでイン付きが少し早くなってしまいS字が開けるタイミングが今度は遅い!  S字1個目(4コーナー)でロス覚悟で取り返して逆バンクのアプローチはOK。

DLは上手くいってギャップを超えた頂上でアクセル全開時間が長く取れた!  デグナー進入も乱れる事なく立ちあがりも問題なし。

ムサシシケイン(旧MCシケイン)の進入でラインを外してしまい、切り返しの縁石でギャップの大きい方に乗ってしまう。。

ムサシシケインの立ちあがりで少しロスしたかな? と感じながらも200Rはしっかりアクセルを開けられた。

スプーン、130Rを無難にこなしシケインのツッコミ。 ここは少し頑張りすぎて50cmほどラインを外し立ちあがりが少し苦しい感じ。  コントロールラインを通過し予選ベストタイムとなる2分15秒091にてAグループ予選を終える。

 

予選結果

A&Bの2グループ合算の公式予選結果、2分15秒091にて予選順位57位にて、予選敗退となりました。

予選ボーダータイムは樋口選手の2'13.443となりました。  13秒台は全く見えませんでしたが、14秒中盤は見えていただけに、金曜のフリー走行のタイムを予選で上回れなかった事がとても悔しい結果となってしまいました。

しかもマシン、コースコンディション共に良い状態だっただけに余計に残念でなりません。

前日にHRCでお世話になっていた上司のS木さんと話をしていた時「タイムは気合いでは出ない」と言う言葉がイイ意味で刺さりました。  しかし実際は気合いと根性に頼っていて冷静さを欠いていました。ここは次回しっかりと反省すべきポイントです。

 

今後のライディング課題

5月27日決勝の鈴鹿サンデーロードレース、8耐トライアウト最終戦に向けて下記課題に取り組みます。

  • 平均スピードの向上を意識する。
  • 2コーナー→3コーナー切り返し挙動を滑らかにする。
  • S字1コ目のクリップを確実に寄り切る。
  • 逆バン→DL切り返しスピードを速める。
  • ダンロップ登りのアクセル開度80%に拡大。
  • ダンロップ頂上全開時間0.4→0.7秒へ拡大。
  • デグ1進入ギヤ2→3をTRY。
  • デグ2の2nd使いでのライン精度アップ。
  • ムサシシケインの2コ目縁石ラインでギャップ小を通す。
  • 200Rのアクセル戻し量を少なくしていく。
  • スプーン進入手前で全開を作る。
  • スプーン3rd使いの精度アップ(コーナリングスピードアップ)
  • 130Rでボトムスピード185km以上を確実化。
  • シケイン立ちあがり重視のラインを外さない。

一度で全部はできないので、1本づつきっちりと課題に取り組み自分のスキルとできるように繰り返し練習あるのみ!!  限られた練習時間を有効に使えるように、トライして行きます。

 

鈴鹿2&4|JSBクラス参戦のまとめ

5年ぶりの全日本で自分の弱さ、足りない事が如実に現れました。  明和レーシングは次戦の鈴鹿サンデーロードレースで併催される8耐トライアウトレースへ参戦します。引き続き熱い応援を宜しくお願い致します!!

次回サンデーロードレースでの予選目標タイムは2分13秒8!!  次こそ達成!!

5年ぶりの全日本は仮に実力を出し切ったとしても14秒5が精一杯。 予選落ちのタイムしか出せない自分の実力をしっかりと受け止めて、”決勝を走りたい気持ち”と、”悔しさ”をバネに頑張ります。

今回の参戦に際し、明和レーシングのチームメンバー始め、HONDA品質改革センター所員の方々、HONDA社内チームの皆様、ご協力頂いたスポンサーの皆様の、暖かいご協力とご理解を頂きありがとうございました。  改めてこの場を借りてお礼申し上げます。  今後も引き続きご支援、ご協力賜りますよう宜しくお願いいたします。

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

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