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MotoGP2018 Rd.10チェコGPブルノレース結果|ドビ9戦ぶりV!!今季初のDUCATI1−2!!

こんにちは!MOTO-ACE-BLOGerの@Andyです。(You tubeチャンネル→MOTO-ACE-VLOG

MotoGP Rd10チェコ・ブルノ・サーキットのレース結果と展開をお伝えします。

2018年シーズンもついに折り返しを迎えたブルノレース。 ドゥカティはこのレースから新型カウルを投入し万全の体制で迎えます。

各ライダー、酷暑での走行に対してフロントタイヤの耐久性に問題を抱える中のレース。 残り5ラップからマルケス、ドビ、ロレンソの三者で激しくなった優勝争いを展開。

手に汗握るバトルを制したのは9戦ぶりの勝利となるドビチオーゾ。 ロレンソはレース中盤でやや後退したものの、再びペースアップ! 最後はドビとのバトルに僅差で破れ2位。 マルケスはペースの早いドカに食らいつくも最後に追いつく事ができず3位表彰台。

ドビ×ロレンソのチームメイトバトルが熱いレースとなりました。

 

1. チェコGP ブルノレース結果

 

結果1. レース総合リザルト

Classification

このレースで、ロッシが史上初となる累計6000Ptを突破しました!

世界最速を決めるこのクラスに長く居続ける事がとても難しいクラス。

常に下からは新人が這い上がってくるし、結果の出ないライダーは長くても2年しか居られないこの激戦クラスでの6000Ptは本当にスゴイ!!

まだポイント差はあるものの、現在ランキング2位。 しかもMotoGPライダーの中で最も多くのファンを持つ男。まだまだ走ってくれそうですね!!

 

結果2. チャンピオンシップ

worldstanding

ランキングトップはマルケス。 2位に49ポイント差を追うロッシ、3位に68ポイント差でドビチオーゾがランクイン。

 

結果3. トップスピード

AverageSpeed

空気抵抗の大きなウィングを装着しても尚、高いトップスピードを誇るDUCATI機はサスガです。 ENGパワーが出てますね。

デスモドロミックの優位性が効いているのか??  直4勢のYAMAHA、SUZUKIはストレートスピードは苦しい展開。

※予選ではストレートスピードが速くてもラップタイム短縮にはほとんど繋がりません。

※決勝ではストレートスピードが速いと、ライバルを抜きやすい事がアドバンテージとなり戦いやすい。

 

2. チェコGPブルノレース展開

仕事先のPCで動画の見れないサラリーマンの方へお届けます!!
※きっと仕事のパフォーマンスアップに繋がるのでオススメ!!

 

レース展開0. スターティンググリッド

ポールはドビチオーゾ。二番手に久々フロントローのロッシ。三番手にランキングトップのマルケスの順。

この中でロッシだけがFrにミディアムコンパウンドを履く。

ほぼ全てのトップライダーが前後ともにハードコンパウンドを選択しています。

 

レース展開1. レーススタート!

全車キレイにスタート!

中でもロッシが抜群のダッシュを見せて1コーナーでホールショットを奪えるか!?

 

レース展開3. 一周目は好調ドビチオーゾがトップ通過!

ドビチオーゾがトップを奪取!

一周目はドビチオーゾがトップで帰って来る。

2位にロッシ、3位マルケス、4位ロレンソの順。

 

 

レース展開4. 残17周|マルケスが割って入る!

マルケスが3位ロレンソを捉えます。

しかしラインが交錯し次のコーナーでは再びロレンソが3位奪取。

白熱の攻防が展開されました。

 

 

レース展開5. 残14周|ロッシが再びトップ浮上!!

11位までが一つの大きな集団になる珍しい展開。

ここでロッシがトップドビチオーゾを再びパスしてトップへ浮上します!!

ロッシの今季初勝利となるか!?

 

 

レース展開5. 残11周|マルケスが2位浮上!

マルケスのペースが落ちません。

2番手を走行していたロッシを捉え順位を一つアップします。

ドビとも差は無くこのまま独走するのか? それとも??

ここでロレンソのペースが上がりません。いつものようにズルズルと下がる展開を予想せざるを得ません。



レース展開6. 残6周|ロレンソのペースが戻る!

少しづつペースの落ちてしまったロレンソが息を吹き返します。

一時は6位後退も見えていましたが、突然の復調!

4位走行中のロッシをストレートスピードを生かして一気にパッシング。

 

 

レース展開8. 残4周|ロレンソ VS マルケス

ロレンソVSマルケス

ハイペースを維持しているロレンソがついに2位マルケスを捉えます!

マルケスのインへギリギリで飛び込む華麗なパッシング!

モニターの前で思わず「当たるッ!!」と叫んでしまいました。

 

 

レース展開9. 残3周|ついにロレンソがトップ浮上!!

ロレンソがドビをパッシング

マルケスに続き、リーダーだったドビを遂に抜き去りトップ浮上!!

一度落ちたペースを再び上げて優勝するロレンソは珍しい! (いつもは逃げ切りか、ジリジリ下がるパターン)

ドビ&マルケスは追いつく事ができるか!?

 

 

レース展開10. 残2周|マルケスがロレンソに襲いかかる!!

残り2周、マルケスがロレンソをパス

残り2周でマルケスは明らかにTOPを狙う走り。

前を行くロレンソを抜きに掛かります。

がしかし! 完全にインに飛び込んだものの、次の右コーナーでインとアウトが逆転。ロレンソが2位の座を譲りません。

 

 

レース展開11. ファイナルラップ|激しい優勝争い!!

MotoGP2018Rd10-Czech

ここで三つ巴の大バトル勃発!!

もう接触寸前〜ッ(゜o゜;

でも接触しない・・・

 

 

レース展開12. ドビチオーゾが勝利!! DUCATIは今季初の1−2フィニッシュ!!

ヨッシャー!!

勝ったーー!!

どんなもんじゃぃ〜!!(`・ω・´)ゞ

と言った感じにと思われます。

 

 

3. ロッシが通算6000Pt達成

 

これぞまさに偉業達成なんだと思います。  長く走り続ける事がこのMotoGPクラスでは優勝するよりも難しですね。

速さを持つペドロサも、ロッシより後に始め、ロッシより先に引退します。

MotoGPファンならきっとこの凄さが分かるんじゃないでしょうか。

 

4. MotoGPクラスRd10.ブルノまとめ

ロレンソの走りを見てふと気づきましたが、今年のレースで安定しているのはマルケスだけのように思います。

ロッシも表彰台争いには加わるものの、優勝は無し。たまに5位以下になることも。

ドビは不運な転倒も続きましたが、はやり安定的に表彰台には上がれていません。

ロレンソも2連勝のあと、ついに波に乗ったか! と思いきや低空飛行・・。

 

ビニャーレスとペドロサはたまにツーリングに出かけている様子。

日本人の中上にはもう少しアベレージスピードを上げて欲しいところですね。

 

ECUが共通化される前は、調子が良くて乗れているライダーが連勝街道まっしぐら! と言った印象がありましたが、最近はあまり見なくなりました。

ECU、タイヤがワンメイクになりライダー同士の熱いバトルが沢山見られるようになった事はとても良いと感じています。

 

反面、独自技術を磨く事はかなり難しいと思います。。 シームレストランスミッションや、PVRS(エア式バルブスプリング)機構などは市販車に搭載される事はしばらく無いので、ECUなどのソフト領域は各社独自の魅力ある技術が磨けると思うんですよね。。。

 

レースの面白さを優先するか、技術開発を優先するのか。   ココをHONDAが先陣を切って両立してほしいし、政治的に働きかけて欲しいですね!!  どっちかじゃダメ!! どっちも!!

 

レース展開を知る一助になれば嬉しいです(^O^)

 

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

 

 

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