部屋のデッドスペースにダボレール(棚柱)を使って棚を作る方法を紹介します。ホームセンター(カインズ)で安く売っているダボレールを壁面に取り付け、パイン材をカットしてもらい天板を載せるだけ。作業時間は1時間で簡単に棚が作れました。
こんにちは!Andyです。
我がMoto-Ace-Roomに収納ボックス? と呼べるようなデッドスペースがあるんです。スキー板とか釣竿みたいな長モノを収納するにはちょうど良いんですけど、そんなモノもってなくてバイクやカメラ関連の道具をしまえるようにしたいなぁ~と思い、ラック的な家具を置こうかと検討していました。
スペースが縦長なので丁度イイ形状のラックがみつけられず、「こうなったら自分で作ってやるわい!」との結論になりダボレール(棚柱)と言うアイテムを使って棚を自作してみました。
思いのほか簡単で結構便利になったので気に入っています♪♪
記事の目次
ダボレールを使った自作DIY棚のビフォーアフター
階段下の収納スペースなんですが幅、奥行きともに中途半端すぎてカラーボックスすら上手く入らないと言う・・・
って事で自作の棚を作ってみました♪♪ どーです旦那!! いい感じでしょ!?(^O^)
必要な材料と道具
材料
カインズホームのPBに見える・・。 スガツネ工業製の一般的に販売されていますモデルです。
価格帯も耐荷重が軽ければ安くなり500~2500円台まで数多くの種類があります。
道具
- 下地センサーSUPERセット・・・¥2,626
- サイディング用下穴ドリル・・・¥538
- φ2.8ドリルビット・・・¥500
- 軽天ビスφ4×32mm・・・¥284
下地を探す道具は↑アイテムのセットが最強です。 最後ややっぱり針で物理的に確かめる事がひとつと、壁紙に隠れて見えない石膏ボード釘を見つける事が絶対だからです。
下地(間柱)には当然石膏ボードを固定する為の釘が打ちこんであります。 この釘の頭に穴をあけようとしても不可能なのですが、間柱のセンターを狙って打込むと、同じ位置に被る確率が高まります。 ってか実際長いレールだと被ります。
その意味でもこのセットがあれば鬼に金棒! 正確に測る事が可能です。
間違いなく必要です。 と言うのも、物理的に針で刺して確認するので、磁気センサーが無ければ壁が穴だらけに・・・(*^。^*) また場所によっては縦方向や横方向の柱もあるので、ある程度の目星を付けるにはやっぱり磁気センサーで探すタイプが必須です。
下地探しを失敗すると、大穴があくは強度が無いわで良い事がありません。 補修の手間と費用を考えたら一番安い事は間違いありません!!
探せる下地はこのようになっています↓
木造一般家庭であれば木製の柱+石膏ボードがほとんどなので対応可能です。
棚の製作手順
Andyが実際に製作した棚の手順です。
手順1. 下地(間柱)を探す
先ずはダボレールの取付けが可能な間柱の位置を探します。
下地センサーを左右にゆっくり一定のスピードでスライドさせればキチンと反応してくれます。 この時センサーをちょっとでも浮かせると誤反応してしまうので最初は練習が必要です。
手順2. 間柱センターをけがく
間柱(下地)を発見したら、間柱のセンターを出してけがき線を入れます。
このけがき線上に取付ビスを打ち込んで行くことになります。 またこのけがき線の垂直が出ていないとダボレールが斜めになり、棚板を載せた時にグラグラする原因になるので、しっかりとけがきを入れてください。
手順3. ダボレール(棚柱)を取付ける
間柱さえキッチリと把握し、垂直をだしたら作業は80%完了です。
けがき線のセンターとダボレールのセンターをキッチリ合わせ、下穴をあけたら軽天ビスを打ち込んでいきます。 慣れた大工さんなどは素材や打ち込み深さによっては下穴をあけずにいきなりビス打ちする事もあるようですが、素人Andyは確実性を優先したφ2.8mmの下穴をあけました。
等間隔でダボレール固定用のビス穴が設けてあるので、全ての箇所をビス止めします。 ※石膏ボードを留めているクギとダボレールのネジ位置がピッタリ同じになる事があります。
事前に針タイプの下地センサーで位置を把握しておくとBEST。 しらずに軽天ビスを打ち込むと壁紙に穴があくだけで貫通しないので損した気分になります・・・。
棚板用の受けを取付ける
コツもなにもありません。 フックを軽く摘んでひっかければ完成〜♪♪
無事ダボレールの取付けが完了しました!! ビス止めよりも、下地(間柱)探し、垂直出し、位置出しに時間が掛かりました。 位置さえ決まればあとは簡単です。
棚板をカットしてもらう
ワンカット80円でやってくれました。 直線切りなら大型機の方が速くて正確なので依頼した方が賢明です。
棚板を乗せる
実測した寸法を元にホームセンターでカットしてもらったパイン集成材を乗せます。 (ポン乗せww)
これで完成〜♪♪
棚板の奥行きは上あkら400、400、550、600、600mmとしました。 手が届きにくい&見え難い上側は浅く。 手が届き見やすい下側は深くして面積と使い勝手UP!!
水平もバッチリ。
左右幅はイマイチ・・・(・∀・) 735mmでカットを依頼したのですが、出来上がり寸法は733mmでした。 ま、機能不具合はないからヨシとしましょう☆
現在はこんな感じ↓↓
電動工具やら学生時代のレポートとかツーリングバッグやカメラを収納しています。 スノボなどの長物も立てかけられるように扉手前にスペースを持たせてあるのでスキー板なんかも入る設定です。
ダボレールまとめ
ダボレール(棚柱)の存在すら知らないところからスタートしましたが、ホームセンターのDIYコーナーへ行くと当たり前にある商品なようで結構メジャーなようです。
下地(間柱)さえ見つけることができればかなりの耐荷重もあるし(Andyは約50kgを積んでいる)レイアウトも自由に設定できるしでかなり安く便利に使えました。
ダボレールを使うかどうか?迷っている方のお役に立てれば嬉しいです。
Andy