MOTO-ACE-HOUSEに表札を兼ねたポストを取り付け。ガレージのコンクリートに化粧タイルが貼ってあり、タイルとコンクリの両方に穴を空けてビスを打ち込みます。 が・・・、タイルの厚みが約5mmと薄く、素人には中々難しいDIYとなりました。
こんにちは!Andyです。
今回はポストの取付です。 ホントならリフォーム業者にお願いして一緒に取付けてもらう予定だったのですが、ポスト兼表札を兼ねたモノをオーダーしたら納期が長くてリフォームがオワタ・・・。
って事でならば自分でやったれ!と思ってDIYで取付ける事にしました。 鉄、アルミ、チタンには穴開けたりタップ立てたりした事があるのですが、タイルに穴をあけるのは今回が初めて。 見事に失敗して割ってしまいましたww\(^o^)/ (でも見えない場所だからヨシとしよう!)
記事の目次
ポスト取付後の完成イメージ
こんな感じで無事に取付できました。 4点留めの内、1ヶ所のタイルをガッツリ割ってしまいましたが、辛うじて上手く取付ける事ができました。(*^。^*)
表札とポストが一体になっているタイプをネットでオーダーして購入しました。
ポスト取付に必要な道具
- 振動ドリル(コンクリート部)
- 磁器タイル用センタービット
- 磁器タイル用ドリル
- コンクリートドリル
- プラスドライバー
自分なりにタイルの穴開け方法を下調べしました。 タイルへの穴開けの場合、センターポンチを打つと割れてしまう為、打撃ポンチを使用できません。
なのでタイル専用のセンタービットが売っているのでそれを使用します。コレが無いとセンターがズレて、正確な寸法を出せなくなってしまいます。
また、ドリルの刃はタイルとコンクリートで開き角が異なります。 なので基本的には使い分けた方が上手く行くようです。
ポストの取付手順
今回の取付手順を紹介します。
手順1. 穴位置を決める
先ずは穴位置を決めます。 タイルの目地を避けて穴位置を決めます。 4つのネジ穴がそれぞれタイルのセンターに最も近い場所を探しちょっとでも割れ難いように考えました。
手順2. 穴をあける
と声を大にして言いたいところですが・・・
たったφ2.2mmの下穴を5mmの深さに穴あけするだけに約30分くらい掛かってます・・・(・.・;) メッチャ苦戦しました。
後から分かった事なんですが、タイルの穴開けには水を掛けながら行わないといけないみたいです。 ドリルを軽く押し当てただけでも刃の先端が焼けてしまって青くなります。
タイル自体が熱伝導が悪く、さらに中々切り込めないから摩擦熱の殆どを刃で吸収してしまうようです。 隣の公園にビニール袋をもって水を汲んで来て、刃を水で冷やしながらなんとかここまできました・・・。
こうなったら振動ドリルだー!!
振動ドリルを使うと、薄いタイルは割れるよ! っと言う情報は得ていたのですが、時間短縮の為、恐る恐る使ってみました。
穴の淵は欠けてしまいましたが、メーーーーーッチャ速い!! マジでソッコーであきます。
コリャーいいぞ! と思い左下に取り掛かります。
ぬぉ~!! タイルにクラックが入った~!!(・.・;)
取り敢えず拡散しなかったからヨシとするかぁ~・・・
ぐぉ~!!!(・.・;)
完全にヤらかした~!!!
ちょっと欲張って強く押し付けたらパン! っと一瞬に割れてしまいました。大失敗!
最悪はKE45でくっつくでしょ!? と思いながらコンクリートに穴をあけます。(結局見えないトコだからKE45も使わず。)
手順3. コンクリートプラグを埋め込む
次にコンクリートプラグを埋め込みます。 コレは「雌ネジ」の代わりに相当する部品となります。
小さなビスはコンクリートに直で打込むと、コンクリが欠けてしまって上手くビス打ちができません。
↑コイツを穴に挿入して、タッピングビスを打込むと、中でコンクリートプラグが広がって抜けなくなる仕組みです。(原理はニフコクリップと同じ)
コンクリートプラグの大きさによって、φいくつの穴開けが必要なのか? 規格で決まっています。
今回はS6×40です。なのでφ6㎜×深さ40mmの穴があいていればOK。 もう下穴はタイルを割りながらあけたので、このプラグを差し込んで、最後にツラ位置になるようプラスチックハンマーで軽くコンコンと叩くだけで入ります。
ここまで着たら後はポストを引っかけて締め付けるだけ!
手順4. ポストを取付ける
水準器で水平も取ります。 完璧ッ!!\(^o^)/
手順5. シールテープで目隠し
防水用の穴塞ぎシートを貼り付けます。 このシートが無くても水は入らない仕様にはなっていましたが、一応念の為?的な意味合いだと思います。
ペタッと貼って完成〜!!\(^o^)/ これで作業は終了です。
タイルの穴開け失敗から学んだこと
ネットなどで情報収集すると、タイルの穴あけに、振動ドリルを使う人、使ってはダメ!と言う人など両方ありました。
結果、Andyのような素人がいきなり加減を知らず振動ドリルで穴あけするのはやはりNGです。 振動ドリルって押し付ける具合でインパクトが違います。 この加減はやはりプロの経験がモノを言うのだと感じました。
そして通常のドリルでタイルに穴あけする場合は、ちょっと強めに押し当てただけで刃先が簡単にオーバーヒートしてしまいます。
理想はホースから水をジャブジャブ垂れ流しで作業できる環境がベストだと感じました。 今後もカメラやセンサーライトをDIYで付ける予定なので、ココは実践しようと思います。
- 磁器タイルドリルは常に水を掛ける。(オーバーヒート防止)
- 磁器タイルドリルは焦らず軽く押し当てる(強く押しても切れない)
- 振動ドリルでタイル穴開けは簡単に割れる(プロを除く)
次は何だか失敗せずに上手く行くような気がします。(ホントかよww)
必要な機器、部品
今回使用したモノの一覧です。 振動ドリルを使う場合は、ドリルのチャック規格が有り専用品となります。
一般的な丸棒を掴むタイプとは異なるので、使う機器に合せて選んでください。
タイルへの穴あけ作業はあと数回?くらいしかやらないけど、色々と知らない事が多くて勉強になった一日でした♪♪
Andy