3日間の合同テスト走行を無事に終えました。 今回のテストの目標タイムだった2分14秒7には届かず、ベストタイムは2分15秒2でした。 結果をしっかりと分析して、次回のレースウィークで向上できるよう確実に準備を進めます。
今回はDRY、WET、Nightの全ての条件を走行でき、ライダーにとっての練習走行は好条件だったと言えます。 2017年の明和レーシングは3ライダーで戦います。今回のテストのAveタイムは2016年比で3名とも1秒以上更新しており、目標の205周に確実に近づく事ができました。
今回のテストは走り込みがメインだったので、レースウィークでは合わせこみをメインに更なるアベレージの向上と、安全マージンの向上を図ります。
3日目の結果
- 第一ライダー山中: 2:14.440
- 第二ライダー安藤: 2:15.259
- 第三ライダー中山: 2:17.800
明和レーシングのエースライダー、山中はマン島TTレースを無事完走し、鈴鹿の走行は1年ぶり。 エースの走行時間をなるべく多く取る作戦で、メインカーにて3日間精力的に走り込み。 初日は一般公道のマン島レースのクセ? が抜けず、2コーナーで突然砂遊びをしたくなったらしく、マシンに土を着けて帰ってきましたが、鈴鹿2コーナーの土質は良好だそうですw。 大きな破損&怪我なく走行を再開できました。
マシンは高速コーナー立ち上がりでRrサスのポンピング症状が出ており、症状が大きい時にはスロットルを開け足せないため改善が必要です。 Rrサスのセッティングをメインに、スイングアーム長の変更も視野に改善を図ります。
ANDYは自己ベスト更新には至らず。 特に西コースのスロットル開度に課題があるので、レースウィークでも積極的に改善を試みます。
サードライダーの中山は、1000ccバイクへの慣れをメインにANDYと同じくライディングの改善をメインに練習しました。 データを分析し、ラインやThの開度、ボトムスピードを一つ一つ改善を重ね、今回のテスト走行の中で1.5秒近く自己ベストタイムを向上させました!! 本人曰く、「あまり頑張った気がしない」との事ですので、目を三角にすればもう2秒くらい上がるかも!? ^o^
今年の予選は、3ライダーの平均タイムが予選タイムとなります。 昨年は、チームの中での最速タイムを採用していましたが、2017は3ライダーそれぞれの最速タイムが重要になってきますので、予選&決勝共に3名のマッチングが重要になります。
ANDY走行データ:200Rのスロットルワーク
MCシケイン立ち上がり〜200R(通称松っちゃんコーナー)〜スプーン立ち上がりまでのANDY走行データです。 練習前に課題として、「200Rの平均車速を向上させる為に、Th戻し量を小さくする」事を自らに課しました。 赤色の線が、サンデー決勝の15.002秒の時のデータ、青色の線が今回のテストのベストタイムの時の線です。 MCシケインを2速で立ち上がって全開→2→3→4速へシフトアップ。 4→2速へシフトダウンしてスプーンへ進入。といった乗り方です。
それぞれのデータを、MCシケインのギャップを起点に重ねて表示しました。一番下の線がスロットル開度です。 今回のテスト走行の方が、手前から開けており、かつ全開時間が長く取れるようになりました。また、スロットルの戻しスピードも若干緩やかになっています。 しかし、目標としていたスプーン進入手前のTOPスピード230kmに対し、今回は224kmで6km不足でした。
レースウィークでも引き続き、この部分を課題としてしっかり練習します。
チェッカー後、FBで約束した通り鈴鹿サーキットまで見にきてくれたお客さんに手を振っているところを写真にとって頂きました! しかも撮影して頂いたK藤さんは、FBでも繋がっている方で、「ちゃんと手を振ってるの見てたよ〜!!」と嬉しい言葉を掛けて頂きました!!! TWから繋がったヨ◯さんは2コーナーで手を振ってくれました!!!
なぜ手を振っているかと言うと・・・? 4輪レースドライバーの脇坂寿一選手の、「お客さん何人呼べる?」というブログ記事を見てとてもxとても共感しました。まさかサッカーとモータースポーツが繋がるなんて、目から鱗とはこの事!? 自分も脇坂選手や北澤選手に習ってお客さんに喜んでもらえる事を考え実践してみよう! と思いついたのが、毎セッション終了後にお客さんに手を振って感謝をアピール作戦! 1周する間に3人くらいから手を振り返してもらえれば良い方かな? なんて思っていたらなんのその!! どのコーナーでもほとんどの人が返してくれるじゃないですか!!! 自分が手を振っただけでは大した事にはならないけど、2017年はゴールするまで実行します! 8耐、盛り上げたいもんね!!(^ ^)
Let’s Fun! Ride! Run!
ANDY