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ドビxDUCATIが強かった!!
Moto2クラスの決勝が終わる直前くらいに、ヘリコプターに搭載されたカメラに雨粒が確認され、ホームストレートではレインフラッグが提示されていました。 映像には真っ黒い雲がはっきりと映し出され全ライダーがDRYレースを望む中、無情にも大粒の雨がコースを濡らし、完全なウェットコンディションの中レースがスタートしました。
事前のAndy予想はこのページ→2017Moto-GP Rd17 Sepang 予選 Andy’S隠プレッション
落ち着いたレース運びで完璧なレースを支配したドビチオーゾが優勝!
序盤は4人が抜け出しトップ集団を形成。 ザルコ、マルケス、ロレンソ、ドビ。 この中でザルコが唯一Rrタイヤにソフトコンパウンドのレインタイヤを選択。 先行逃げ切り作戦で、後続を引き離す。
雨量が少なくなり、コンディションが良くなるとともに、先頭集団のペースも少しづつアップ。マルケス、ザルコ、ホルヘが大きくタイヤを滑らセテしまうシーンが映される中、ドビは終始挙動を見出す事はなかった。
レースアベレージの差は歴然! ドビは速く安定している。
マルクは13秒台に一度も入っていない。
7周目以後13秒台でラップしている。
ここセパンではFP1から終始トップタイムをマークしており、自信に満ち溢れたコメントがラップタイムとなって表れています。
チームメイトのロレンソも限界の走り!
残り2周の15コーナーでのロレンソ。 ブラックマークならぬ、レッドマークを残している!
*THAT* moment where @lorenzo99 lost the #MalaysianGP and @AndreaDovizioso kept the championship dream alive! pic.twitter.com/9MnA0xJMAm
— MotoGP™🇲🇾🏁 (@MotoGP) 2017年10月29日
レース前、ちまたの噂でDUCATIチームは、チームオーダーを掛けてくる!? とパドック内と一部メディアが囃し立てていたが、この映像を見る限りそれは無いと言えるシーンでした。
*2017/10/29追記
ロレンソは9〜15ラップまで首位を走行していたが、終盤コーナーで転倒しかけてドビにパスされた。その直前、メーターに『Mapping 8』とメッセージが送られていた。
ドゥカティ幹部らによると『Mapping 8』はドビを前に出すよう指示するためのメッセージコードとのこと。
すっかりだまされていましたが、ガチのチームオーダーがあったようですね。
ドビ決勝後のコメント「僕たちは全てを完璧にやり遂げた」
僕たちが唯一できることは、戦闘的になり、レースに勝つこと。チャンピオンシップは、僕たちの手中にない。21ポイントを挽回するには、何かが起こらなければいけない。もし、マルクがチャンピオンに勝てば、それは彼がベストであることを意味する。
※引用元:Moto-GP.com
このコメントを読む限り、マルクの速さを認めているように感じます。 ライバルを尊敬し、ベストを尽くすドビがますます好きになりますね〜!!
バイクをまとめ切れなかったマルクはタイトルを次戦持ち越し!!
ファイティングスピリッツの塊マルケスは、スタート直後からバッタバッタとライバルを切りに掛かります。 お!? これはタイトル決めるか!? なんて思いました。
が、今日はDUCATIのペースにはマルクも付いていく事はできませんでした。 しかしその中でもマルクの最高のパフォーマンスを出し切ったレースでした。
Heart in mouth moment for @marcmarquez93 😨#MalaysianGP pic.twitter.com/k25W4NJKhG
— MotoGP™🇲🇾🏁 (@MotoGP) 2017年10月29日
フロントタイヤが一瞬滑った後、立て直しています。 *Rrが滑っているようにも見えますが、全体的な動きでどうもFrが一瞬滑っているように見える。 こう言う悪い状況なりにも、キッチリ4位フィニッシュするところがチャンピオンを引き寄せるのだと思います。
”終わるまで終わらない”クリーンでホットな戦い!
It ain't over 'til it's over! #NeverSayNever 🙌#MalaysianGP pic.twitter.com/1zqafGqSQq
— MotoGP™🇲🇾🏁 (@MotoGP) 2017年10月29日
ライダー同士がコース上で挨拶を交わすシーンはいつ見てもイイですよね。
最終戦バレンシアも今から楽しみです!!
Let's Fun! Ride! Run!
Andy