お役立ち記事!
ZRX1200RエンジンクラッチカバーをK-Factory製に交換したカスタム記録

こんにちは!Moto-Ace-Blogerの@Andyです!!

ZRX1200RのエンジンカバーをK-Factory製の削り出し品に交換したので、カスタム記録をブログに残したいと思います。

 

1. ビレットエンジン(クラッチ)カバーでZRXをカッコ良く!!

 

ビレットカバーに交換した理由

交換した理由は、純粋に削り出しパーツがカッコ良すぎるから!w  これ以外にありません。 ビレットパーツってだけで憧れますよね!? (自分だけじゃないはず・・!!)

 

K-Factoryのビレットカバーを選んだ理由

一番カッコよかったから!! 笑  でもほんとなんです。    K-Factory以外にも、ウィリーやモーターラボなどZRX、GPZ系では超有名なメーカーがゴロゴロとある中で、自分の中での基準は、ブラックアルマイトである事と、ワンウェイクラッチへの給油ホースを見せたくない、と言う二点が最優先事項でした。

ZRX1200Rクラッチカバー

こちらはウィリー製のカバー。削り出しは美しいんだけど、やっぱりオイルホースが気になるんだよな〜。。

K-Factory製クラッチカバー黒

こちらはK-Factory製のクラッチカバー。 オイルホースが無くてスッキリデザイン!!  やっぱり自分好みはコッチ!!

 

それと、エンジンはブラックでまとめたかったのですが、ウィリーは黒アルマイトの設定がありませんでした。(特注ならやってくれるかも? 最後は光研アルマボックスと言う手もありますが、メンドくさい)   などなど、オイルホースの有無、ブラックの設定有無が決定打となりK-Factory製ビレットクラッチカバーType2にしました。

ネットショップの中では、アマゾン内の販売は無く、Bike Brossにて取り扱っています。今なら最大8000円引きのキャンペーン中との事で交換を考えている方は必見です!!

2. エンジン(クラッチ)カバー交換作業

 

作業1. エンジンオイルを抜く

クラッチカバーを外すと、オイルがダダ漏れになってしまうので、先ずはエンジンオイルを抜きます。 プロショップであれば、サイドスタンドを立ててオイルを寄せてあげれば、オイルを抜かずに作業する事も可能です。   後の組み付けの時には垂直の時よりもサイドスタンドを使用した方がやり易いかもしれません。

 

作業1. エンジン(クラッチ)カバー締付ボルトを外す

ZRX1200Rノーマルクラッチカバー
締め付けボルトを外す

締め付けボルトを順に全て取り外します。

作業2. カバーを外す

ZRX1200Rクラッチカバーが外れた状態

クラッチカバーが取れた状態です。 設計が古いエンジンなので、クラッチ周りの一等地に土地が余りまくり!!  坪3000万くらいの価値がありそうです!!笑   スターターからエンジンへの動力伝達にチェーンを使っているとは思いませんでした。  チェーン本体、テンショナーなど重量が増えて重くなるわけですよね。

ちなみにレプ男(SC59)はギヤ駆動です。

作業3. 新しいカバーとガスケットを同時取付け

ZRX1200RK-Factory製クラッチカバー

注意ポイント1. ガスケットの"切れ"に注意!!

K-Factoryのクラッチカバーを購入すると、ガスケットも同梱されています。 そのガスケットを組み付ける時には、ボルトでガスケットを切ってしまう可能性が高いので、切らないよう注意が必要です。

Honda車の場合、カバー、ガスケットの位置を決める為に「ノックピン」が装備されています。 しかしKawasaki車(ZRXだけ?)はノックピンがありません。 なのでガスケットはボルト穴のガタ分だけ自由に動いてしまいます。

ガスケットの自重で下方向に下がったまま、ネジ山と接触した状態で締め付けると、ボルト回転させた時にネジ山でガスケットを切ってしまいます。 位置合わせを慎重に行ってください。  締め付けトルクは12Nmです。

 

注意ポイント2. スタータクラッチへのオイル給油パイプの位置を確認する。

ウィリー製のオイルホースの正体はコレです!!  給油箇所へ運ぶオイルラインをカバー外へ設けている仕様になっていたんですね。  K-Factory製は、カバー内にオイル通路を加工したるので、外に出ておらず見えません。(だからカッコイイ!!( ´∀`))

このオイルパイプは裏側に穴が開いていて、シャフトへオイルを給油します。 確実にセンターを狙える位置にパイプが居るか確認してください。

 

作業4. 加工穴にフタを装着する。

作業3にあったオイルパイプへオイルを運ぶ為の通路が、クラッチカバー本体に加工してあります。  この加工開始ポイントにメクラ栓を装着します。 Andyの場合は、シールテープを3巻きして手感で締め付けました。

ZRX1200Rクラッチカバー交換
切れ端を入れてはなりません!!  ここは丁寧に作業を!!

このプラグは、油圧が掛かる部品なので、万が一緩むとオイルが吹き出します!! また、シールテープの切れ端が入ってしまうと、スタータークラッチへ噛み込み不具合を起こす可能性が十分にあります。   この作業は丁寧且つ慎重に行ってください。 走行中にポロ・・っと取れたら、エンジンはオイルレス&自分のRrタイヤにオイル付着でいい事は何もありません。

不安であれば、必ずプロに行ってもらいましょう。  もちろんですが、締めすぎても、締めなさ過ぎ、どとらも重大なトラブルを引き起こします!!

 

作業5. オイルレベル点検窓を取り付ける

ZRX1200R オイル点検窓

カバーが車体に装着できたら、最後にこの点検窓をはめ込みます。  一応なにも塗らずにはめ込んでもOKなようですが、心配なので信越シリコーンのKE45を薄く塗布しました。  その後、一度もオイル滲み、漏れはありません。

こう言う部品って、ケース内圧が掛かっている内側→外側へ向かって常に押されているので、「外側から内側へ向かってはめ込む」のではなく、「内側から外側へ向かってはめ込む」がセオリーだと思うんですよね〜。。  不思議・・。

 

作業6. エンジンオイルを給油する。

特に記載する事はないんですが、こう言ったカスタムをする時ってパーツが付くとつい嬉しくなってしまってオイルをうっかり入れ忘れる事って結構あるんですよね〜。  最後まで気を抜かず、オイルをキッチリ3L入れましょう!!

オイル量は、フィルター交換無しで2.7L、 フィルター同時交換で3.0Lです ZRX1200Rに最適なオイル↓↓


3. 交換した効果

 

効果1. 「800g」の軽量化達成!!

重量比較
  • ノーマル:2.3kg
  • K-Factory:1.5kg

なんと嬉しい誤算で、クラッチカバーを交換しただけで800gも軽くなってしまいました。  と言うのも、ノーマルのカバーを外した瞬間・・「ッオモッ!!  ナンデ??」 となりました。   フタを開けて見ると。。

ZRX1200Rクラッチカバー
ノーマルクラッチカバー

重量は2.3Kgでした!!

ZRX1200R K-Factory製クラッチカバー
K-Factoryのクラッチカバー

重量は1.5kgです!! 軽い!!

 

ノーマルのカバー裏にはなにやら臓物が付いていました・・・??  コレは何?   機能部品??   詳細な事はわかりませんが、重りがラバーマウントされている事から予測すると、防振部品と思われます。   音や振動が変わるのかも?  と思って注意しながら乗りましたが変化を感じる事はありませんでした。 もしかしたら応力的にツラい部品を助けているのかもしてません。  (加速騒音規制のメカ音対策かも・・・??)

 

効果2. カッコよ過ぎてどうしましょう!?

R41沿いの鉄橋  2017年9月撮影
ZRX1200Rフルカスタム
めっちゃカッコイィ〜♪♪

もうこれは反論受け付けません!! 笑   これはもう"DDD"です!!   (大大大満足!!)

 

4. K-Factory製クラッチカバー"000IZDP009R"詳細

※このカスタムは2014年に実施しました。
ZRX1200シリーズのエンジンクラッチカバーのカスタムを考えているオーナーのお役に立てれば幸いです。

関連カスタム記事↓↓

 

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

この記事が気に入ったら フォローしよう

最新情報をいち早くお届けします。

Twitterでフォローしよう