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バイク車検必須!騒音規制値の年式別まとめ|社外マフラーOK品の見分け方

自分のバイクはマフラー交換したら音量規制はいくつ? このマフラーは車検に通るの?  音量だけパスすればいいんだっけ? なんか逆車はうるさくてもいいらしい!?  バイクの騒音規制は年代とともに変遷しており、わかりやすく纏めましたのでご活用下さい。

こんにちは!MOTO-ACE Blogの@Andyです!

2018年にEUと共通の騒音測定試験方法が適用された関係で、一部車種においては騒音規制値がゆるくなる(爆音化)改正がありました。

通常は厳しくなる規制ばかりなのでより静かに、よりクリーンになるような法改正が普通ですが、今回は年式が新しいバイクの方が爆音! なんて逆転現象が起こっています。

自分のバイクの年式からどの規制値が当てはまるのか? ユーザー車検の時など参考にして下さい。

 

1. 騒音規制値のまとめ

バイク騒音規制推移の一覧表

表にまとめるとこのような形になります。

自分のバイクが何年製のモデルか?(車検証の初度登録年月)を調べて各項目が基準音量値以下であれば、排気騒音検査はOKです。

そしてユーザー車検で検査される項目は「近接排気騒音検査」のみです。

加速走行騒音や定常走行騒音は、検査されません。 この2項目は社外マフラーメーカーさんなどが車検対応のマフラーを販売する際、型式認定が必要になります。

この型式認定試験を受ける時の規制値なので、一般ユーザーが車検で検査される事はありませんのでご承知おきください。

 

2. 騒音検査の計測条件

各騒音項目の検査条件を抜粋しました。 大まかに”こんな感じね!”と分かってもらえればOK!

また、2018年12月以降はR41と言うEU規格に変更された為、下記条件とは異なります。

条件1. 近接排気騒音検査 *車検時計測

近接排気騒音の測定条件

停車状態にて最高出力回転数の75%(最高出力回転数が5000回転以上の場合は50%)の回転数で発生する騒音を排気方向から45度、マフラーエンドから50cm離れた場所にて音量計測。

バイクの排気騒音(音量)測定

 

条件2. 定常走行騒音検査 *車検時計測せず

定常走行騒音の測定条件

最高出力の60%の回転数で走行した速度(この速度が50km/hを超える場合は二速または三速50km/h)で発生する騒音を7.5m離れた場所で測定。

*今後、定常走行騒音測定は廃止されます。

 

条件3. 加速走行騒音検査 *車検時計測せず

定常走行状態からフル加速して10m走行した時点で発生する騒音を7.5m離れた場所から測定します。

計測条件の寸法関連は定常走行騒音と同じです。

*2018年よりこの条件が廃止され、「UN-ECE R41-04」と言うEUの騒音測定規格に統一されます。

 

3. ユーザー車検で必要な規制値とは

騒音規制はメーカーが型式認定を受ける場合に全ての試験を実施しなければなりません。 これにパスできなければ新車販売ができないのです。

対してユーザー車検で確認される項目はただ1つ「近接排気騒音」です。

この近接排気騒音は年式によって規制値が異なりますので、自分のバイクが”何年に製造されたか?”を確実に把握して下さい。(車検証に記載されています)

 

規制1. 1985年以前に製造されたバイク

音量規制値
  • 音量規制値無し

極端ですが何dbでもOK。

しかし1971年以降に製造されたバイクはメーカーが国土交通省から型式認定を受ける際、定常走行騒音・加速走行騒音の試験をクリアする必要があるので、実際は110dbを超える騒音はないとのこと。

もちろん、継続検査実施の際も、型式認定時の規制値を超える事はNGなのですが、試験する場所及び設備が全国土の車検場にもありません。

よって1985年以前に型式認定を受けたバイクは、ユーザー車検時に音量検査(近接排気騒音)はありません。

 

規制2. 1986~2000年に製造されたバイク

音量規制値
  • 250cc以上 99db以下

継続車検時に近接排気騒音検査を受けます。

音量(正確には音圧)は99db以下でなければなりません。 (250cc以下のバイクは94dbだけど車検無し)

車検を受ける際、パット観がノーマルで静かなマフラーであれば、検査官の判断で音量計測しない事も多々あります。

しかし最近は全台数検査する検査場も多いので何とも言えません。

 

規制3. 2001年以降に製造されたバイク

音量規制値
  • 250cc以上 94db以下

継続車検時に高確率で近接排気騒音検査を受ける事になります。(純正マフラーでも計測される事が増えた)

ほとんどの車輌で、最高出力回転数の50%の回転数にて排気騒音を計測されます。

 

注意!!

平成11年(1999年)より二輪車排出ガス規制が新たに適用されました。

音量検査基準値を下回る事の他に、社外マフラーの場合は「排ガス検査レポート(ガスレポ)」が必須です。 ガスレポが検査時に無い場合は車検不合格となりますのでご注意ださい!!

ガスレポ不要な3つの条件
  1. 排ガス規制対象外の車両(平成11年二輪車排出ガス規制前の車両)
  2. 排ガス規制対象車で、触媒を内蔵していない純正マフラーを交換した場合
  3. 排ガス規制対象車で、触媒を内蔵している純正マフラーの、 触媒を残してマフラーを交換した場合。(スリップオンタイプ等)

↑の条件に当てはまる場合はガスレポ不要です。

当てはまらない場合はガスレポ必須です!!

音量検査・排ガス検査OKでもガスレポが無い場合は必ず不合格ですのでお間違いなく!!

 

ポイント

輸入の社外マフラー(アクラ、レオビンチ等)も同じ扱いで、「E」or「e」マークが刻印されていればOKですが、ガスレポが必須です。 条件は↑の①〜③に当てはまる場合、提出は不要です。

 

また特に注意が必要なのが、ガスレポと車検証両方の「車両型式」と「エンジン型式」が、同一でなければならない事です。。

逆輸入車等では仕向け地違いで「車両型式」が異なる場合が多く、特に注意が必要です。

 

規制4. 2010年4月以降の社外マフラー

この時から社外マフラーメーカーが型式認定を受ける際、「加速騒音試験」が追加されました。

以前は社外マフラーが認定試験を受ける時は、近接排気騒音のみでした。

2010年4月以後は加速騒音試験にもパスする必要があります。

またこの時から脱着式バッフルもNGとなっています。(ボルト締めNG、溶接OK)

 

規制5. 2014年4月以降

いよいよ大きな変化を迎えました。

今までは車種に関係なく日本の法律で94db以下! などと規制値を決めていました。 センダボだろうがハヤブサだろうがBMWであろうが関係ありません。

絶対に94db以下でなければなりません。

対して欧州規制のECE R41-04は、加速騒音規制のみを規制しており、定常走行騒音・近接排気騒音は廃止されました。

マルク

え!? ちょっと待ってよ!!

 

近接排気騒音って無くなってないでしょ!!

 

今でも継続検査を受ける時に、音量計測するじゃん!!

 

 

池上先生

いい質問ですねぇ~!!

 

「近接排気騒音規制」は間違いなく撤廃されているんですね!

 

メーカーが国交省から型式認定を受けるには「ECE R41-04」の内容に準拠した加速騒音規制値以内に騒音レベルを抑える必要がある事は理解できますよね?

 

この規制値をクリアすればOKを貰え、一般公道走行OKのお墨付きがもらえます。

 

あきら

しかし実際、検査場では「近接排気騒音検査」が行われています。

一体どう言う事なのでしょうか?

 

加速騒音が大きくなると、近接排気騒音も大きくなると言う相関関係が根拠となっています。

 

CB400SFを例にしてみましょう。
国土交通省から型式認定試験の際、加速騒音をパスしました→ 合格となります。

 

この合格した時の近接排気騒音を計測します。→ この時の音量(音圧)をCB400SF(2019年モデル)の近接排気騒音規制値と決定します。

 

何dbでもOKです。

 

で、車検の時は「合格した時の近接排気騒音」と同じなら、本来検査場で計測したい加速騒音も規制値内に収まってるよね!→ 継続検査合格! となります。

 

更に嬉しい事に、経年劣化による音量増加も考慮して、+5dbまで認めますよ!  って事になりました。

 

ざっくりまとめるとこんな感じ↓

  • 本来は継続検査で、加速騒音検査を行いたい。
  • 加速試験実施には、テストコース、静かな場所、テスト条件に沿った操縦が必要であるなど、現実的に実施不可能
  • メーカーが加速騒音試験を行い合格したら、その車輌仕様で近接排気騒音を計測する。
  • 上記近接排気騒音を、その車種専用の規制値とする(何dbでもOK)
  • 車検の時は、車種専用の規制値+5db以内に近接排気騒音が収まっていればOKとする。

 

つまりメーカーが型式認定を受ける時の音量規制は「加速騒音値」のみです。

ユーザーが継続検査を受ける時の音量規制は「近接排気騒音値」のみです。 近接排気騒音がOKなら、加速騒音規制もOKとみなす! って事ですね。

 

車種毎に異なる近接排気騒音 規制値

なのでメーカーが型式認定を受ける時、車種ごとに近接排気騒音が異なるので、継続検査の時も車種ごとにOK、NGの音量が異なります。

※イメージ図↓

R41-04規制値のイメージ図

このような図式になります。

A=B
B=C  であるならA=Cが成り立つという関係性です。

 

では実際の車種に当てはめるとこんなイメージ↓↓

Y:YZF R-1
加速騒音検査合格
近接排気騒音計測
96db
車検は101(96+5)以下の事
K:ZRX1200
加速騒音検査合格
近接排気騒音計測
90db
車検は95(90+5)以下の事
D:パニガーレ
加速騒音検査合格
近接排気騒音計測
78db
車検は84db以下の事

※型式認定を終えた後の近接排気騒音値が79db以下の場合は、全て84dbの規制値となります。

これで車種毎に車検時の近接排気騒音値が異なる事が、ご理解頂けたでしょうか。 もしわかりにくい部分があれば、コメント欄からお気軽にご指摘下さいm(__)m

 

規制4. 2016年4月以降

平成28年(2016年)4月20日騒音関係の改正の細目告示等が公布・施行されました。 どんな内容かと言うと、

走行中、「排ガス・騒音、ちゃんと法規を守った社外マフラーである事」を証明できないと問答無用でキップ切るよ!!

って事になりました。(保安基準不適合の扱い)

今まではと言うと、仮に爆音マフラーを装着していても、ライダー自ら「違法マフラー装着してます」と言わない限りその場で警察官がキップ処理する事ができませんでした。

否認された場合、国交省職員を呼んで現場計測する、警察署または検査場まで当該車輌を持ち込み計測するしかありません。

これでは車検の時だけ静かなマフラーに変えて、車検を通過したらまた爆音マフラーに変えられてしまい、実効性がない! そこで

警察官や白バイに停められ、社外マフラーに変わっている場合は、マフラーの認証プレートや、証明書で「合法マフラーである事を使用者が証明する義務」を負う事になったのです。

仮に本当に音量・排ガスともにOK品だったとしても、証明できなければキップを切られてしまいます。

ここ3年以内に新車で購入したバイクはこの規制が適用されますので、オーナーの方は十分ご注意下さいね!!

JMCA適合のマフラーについては、2010年4月より、後付消音器(社外マフラー)について『性能等確認済表示』を発行しており、後付消音器に対しプレートを付番しています ←証明プレート有でキップは切られません。

リンク→JMCA全国二輪用品連合会ページ

 

 

4. バイクの騒音規制まとめ

2014年の欧州との規制統合は日本のバイクメーカーはもちろん、我々ライダーにとってもとても良い事ばかりです。

今までは国内専用モデルと海外モデルの2パターンをメーカーが設定する必要がありました。

SS系では唯一HONDAが国内モデルを設定していましたが、売れば売れただけ赤字の状態が何年も続き、その赤を欧州売上が補填という状態でした。

特に加速騒音を抑える為に大きな要因となる吸気音を抑える必要がありました。 どう対策するかと言うと・・・空気を吸わせない!!ww

だから吸気口やファンネルをガッツリ絞ってパワー出ません仕様・・・。 ただ絞るだけじゃ乗りにくいから国内仕様専用のカムを新規設定・・・ なんて事をやったモデルもありました。

国内で販売される新車台数を考えれば、カムシャフト1本を専用に起こすととんでもない価格アップになります。 でも性能をある意味デチューンしてるのに価格UPさせる訳にもいかず・・・

 

じゃ国内設定なんて無しにして、逆車を売ればいいじゃん!? ってなりますよね。

逆車の登録はもちろんできるんですが、以前あった国内自主馬力規制をメーカーが堂々と違反する事になります。 もちろん”自主規制”なので破ったところで問題ないんですが・・・

その自主規制が出来た背景は考慮する必要があります。 1980年代(今の団塊世代)のレーサーレプリカブームによって全国の一般道でヒザ摺り合戦が勃発!! 当然死亡事故もうなぎ上り。

政府としては法律で対処しようと考えます。 馬力規制や免許年齢、400cc以上のバイク販売禁止などなど。 それではメーカーも困るので、「こんな方法でメーカーが自ら規制し、事故防止に協力します」と政府と約束します。

その約束を破るのもまた簡単なのですが、AT免許の新設や、高速ETC料金割引など、目立つことの他にも様々な要望を国に対して行っています。

自主規制の約束は破るけど、こっちの要望は聞いてよ! なんて役人に言って通用する訳がないですよねww

 

そんな政治的背景も大きく影響していたので、長らく「国内仕様」が存在していました。 が昨今世界との競争は激しさを増すばかりで、赤字の国内仕様を設定できなくなってきました。

特に排ガス規制と騒音規制は厳しくなる一方。 もちろん技術的に解決するのは簡単ですが、車両価格もうなぎ上り。

生産台数が多く、開発費がペイできれば問題ありませんが、それもかなわず。  ついに50ccの原付はHONDAがYAMAHAの生産委託を受ける非常事態に・・・。

20年前に60万円だったCB400SFは今、なんと100万円です!!

他にもビッグスクータが一世を風靡した時には都内に爆音が溢れます。 バイク好きなANDYでもマジ迷惑だなと感じるほど。

当然国を動かす国会議員も多数聞く訳で・・・「バイクのマフラー、純正以外禁止法」を制定しろ! って話にも実際なったんです。

 

何が言いたいかと言うと・・・

今回騒音規制が事実上緩くなった事に乗じて、モラルなく爆音撒き散らすんじゃねーぞ!! って事。

車検オッケーだから文句言われる筋合いね~!!  って少数ライダーがやんちゃすると法律でまた縛られてグッドライダーが肩身の狭い思いをするハメに。

純正マフラーでさえ群れたら騒音、フカせば爆音。

せっかく若者がバイク乗るようになってくれて、カワイイ姫ライダーもたくさん増えて、8耐観客動員数も増えつつある中、騒音規制が緩くなった時こそ「勝って兜の尾を締める」時だと思うんですよ。

ウェイウェイチームがレブ珍しまくってTwやインスタストーリに上げたらどうなるか??

誰でも分かるでしょww  規制強化→ 魅力低減→ なのに価格アップ ww  これはもう歴史が証明してる!!

関西方面は今でも土日二輪通行禁止の道路がいっぱいありますよね。  一度でも法令・条例で規制されてしまうと撤廃する事は不可能に近い!!

だからこそ今回の規制緩和を喜び、バイクライフを更に楽しくすると同時に、勝ってアゴひも締めて同時にマナーアップ!! これしかねぇ~!!

(オレ良い事言った!!)

とカッコよく締めさせて頂きましたww  ユーザー車検の時などお役に立てれば嬉しいです♪

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

--コメント--
  1. Andyさん。初めまして。
    記事 and YouTube拝見しており、とてもためになっております。

    VFR800F(2020年 1月初年度登録)で来年1月に初車検となります。
    ユーザー車検を予定。

    マフラーですが、SC-PROJECT コニックスリップオン H11-34Tで通そうと考えています。
    eマークはe3です。
    が、バッフルが「スナップリング」での固定となっています。
    スナップリングでは車検は難しいでしょうか??

    • こんにちは!

      スナップリングはNGです。
      溶接以外認められませんので、溶接構造である必要があります。
      点付けでもいいので溶接MUSTですね☆

      あとガスレポも必要です。
      排ガス検査をパスしても、ガスレポが無ければ弾かれてしまいます。

      • ご回答 ありがとうございます。
        溶接MUSTなんですね・・・
        スナップリングの穴を溶接して外せないようにすれば良いですかね?

        あと、ガスレポですが触媒は純正のエキパイについており、スリップオン交換ですが必要ですか??

        • 最終判断は検査員なので、検査員に」「OUT!」と言われない仕様であればOKです(めちゃアバウトw)

          触媒は純正エキパイに残った状態であれば、ガスレポ不要です!

  2. Andyさん初めまして。
    ゆゆゆと申します。

    質問させていただきます。
    当方2021年型のZX-6Rを所有しているのですが、JMCA対応マフラーが5本程度しかなく、個人的に見た目も好みのものがありません。

    そこでEマークがついた海外製造マフラーを加工して車検に通すことができないかと考えています。

    Eマークがついているということは国連の車両等の型式認定相互承認協定の基準を満たしているということなので、ベースとして使用する分には問題ないと考えています。

    しかしほとんどのEマーク付きマフラーはインナーバッフルがボルト止めになっていると思います。この点はロウ付けかリベットで固定するなどの加工で対応できると思います。

    上記条件かつ近接加速騒音が計測時に車検証の+5db以下に収まっていれば実際に通ると思いますか?

    陸運局に問い合わせたところ
    関東検査部神奈川事務所を案内され、そちらの回答としては上記条件で問題ないと口頭で言われましたが、調べても前例がなく購入を躊躇しています。

    またカワサキプラザにも上記条件のマフラーに交換したマフラーを装着した場合点検整備してもらえるかどうか確認したところ、JMCAか純正状態での受付であり、やはり前例が無くもし車検に通ったとしても別途確認させて欲しいと言われてしまいました。

    そうまでして車検に通したいという気概のある人ってあまりいないのでしょうか。
    それともやはり通らないからやる人がいないのでしょうか?
    もし似たような話を聞いたことがあったり、明確に通らない理由などをご存じでしたら教えていただけると助かります。

    • こんにちは、

       ・「E」or「e」マークがある
       ・バッフルが溶接されている
       ・ガスレポを入手できる
      この3つが揃う事が車検をパスする最低条件です。 

      eマーク、バッフル溶接構造だったとしても、純正マークが無い時点でマフラー交換している事が検査員に分かります。 

      ・スリップオン&純正キャタが残っている場合=ガスレポ不要→ 車検OK
      ・フルエキ交換&純正キャタが残らない場合=ガスレポ必須→ 書類確認後OK

      eマークがあっても音量と排ガス検査は実施されるので、もちろん基準値に入っている事は大前提です。
      ネット販売等で購入する場合、アフターサービスは無い事が多く全責任を負う事になると思います。 

      バイクの場合、アクラやレオビンチ、US吉村等は海外メーカーでもガスレポが出るモデルも一部存在します。 

      eマークがあれば、公道で止められた場合、「整備不良ではない」って事できっぷを切られません。
      eマーク(その他JAMCA等の認証プレート)が無ければ問答無用で整備不良としてきっぷを切られます。

      その意味で、eマークはあるけど要ガスレポモデルで、ガスレポ入手できない場合は車検の度にノーマルマフラーに戻す事になります。 

      • Andyさん

        回答ありがとうございます!
        ガスレポ等についても詳しく教えていただきありがとうございます。

        大方、自分が調べていたのと条件は一致していて安心しました。

        これで購入に踏み切れます。
        ありがとうございました。
        これからの動画も楽しみにしています!

  3. Andy さん、こんにちは。いつもブログとYoutube拝見させて頂いてます。
    また同郷出身ということで、勝手に親しみをもって拝見をさせて頂いています。

    マフラー規制についてアドバイスを頂きたく投稿します。
    初年度登録2001(H13)年4月のVTR1000F逆車を中古で購入、購入時は車検が切れてたので予備検査を受けナンバー登録して納車されました。
    マフラーが変わってますが、音量についてはH13年騒音規制で逆車・輸入車の適用はH15年からなので、99dbが分かったのですが
    H11年排ガス規制は輸入車については2000(H12)年9月1日までに生産され、期日以降に生産された車両に適用とあります。
    逆車の為生産日が分からず、たぶん通関等の書類で判断されたと思うのですが、車検証の備考欄には、何も規制に関して(排ガス、音量とも)記載がない、ということは、H13年騒音規制もH11排ガス規制も適用されない、ということでよいのでしょうか? 買ったお店が遠方で、車検はユーザー車検を考えてます。まだ1年ほどありますが明確にしておきたいと思い、質問させていただきました。

    • 曖昧な回答で申し訳ありません、恐らくですが・・・

      基本的には初度登録年月に記載してある年の規制が掛かると思われます。
      かつ、VTR1000Fは触媒レスだったと記憶しております。
      ※記憶違いでしたら申し訳ありません。

      そうなると、ガスレポ(排ガス検査成績証明書)等は不要になります。 

      騒音規制の99dbのみをクリアすればOKです。

      ただし、私自身がこの回答に100%の自信を持てないので
      あくまで参考レベルとして捉えてくださいm(_ _)m

      • Andy さん
        同じくVTRは触媒レスと聞いてますので、ガスレポが不要になりそうですね。
        ただ心配なので、陸自に一度聞いて来ようと思います。心配は事務員がどこまで分かってるか、ですが。。

        ありがとうございました!

  4. 今回は年式が新しいバ イクの方がウルサい! なんて逆転現象が起こっています。

    この文章の『ウルサイ』はマフラー音なのか、規制なのか理解しずらいと感じます。

    今回は年式が新しいバ イクの方が規則が厳しい! なんて逆転現象が起こっています。
    または
    今回は年式が新しいバ イクの方がマフラー音が大きくなる! なんて逆転現象が起こっています。

    特に排気低減装置(マフラー)とジャジクラ(審査基準)の話しなので、ウルサイと言われたら、ブンブンの方か、ガミガミの方なのか・・・
    こんなの、文章のイキフンでfell itしちゃえよ!なんて思われるかもしれませんが、この文章の様に相手には伝わりにくい場合もあり、読み手側の解釈で反対の意味に読み取れる可能性もあるかもしれないので、コメントさせて頂きました。
    最後の方は御巫山戯して失礼しました。
    ジャジクラ(Judging criteria)なんて普段は自分では使いません。

    • ご指摘頂きましてありがとうございます!

      早速言葉を変え、「爆音化」という単語を生みました!w

      今後とも当ブログを宜しくお願いいたします!m(_ _)m

  5. Andyさん、こんにちは。
    本ブログで色々と勉強させていただいております。知りたいことがありましたのでご質問させていただきます。

    国内認定を取得していない社外マフラー(海外品)を車検で通るようにしたい場合、下記内容はユーザで対応することは可能でしょうか。

    1.メーカーが形式認定を受ける「加速走行騒音」および「通常走行騒音(廃止なので不要?)」があります。
      これらはユーザが受けることは可能なのでしょうか。

    2.また「ガスレポと車検証両方の「車両形式」と「エンジン形式」が同一でなければならない」とあります。
      このガスレポをユーザが取得することは可能でしょうか。

    3.逆車の場合は上記規制はないものとなるのでしょうか。

    以上よろしくお願いします。

    • こんにちはいつもブログをご覧いただきありがとうございます。

      ご質問にお答えさせていただきます。

      1. ユーザーが受ける事はできません。
       受けることのできる者は、「マフラーの製造業者」と「マフラーの販売業者」となっています。
       製造工程や、品質管理など非常に厳しい規定と基準があり個人では受ける事ができません。

      2. ガスレポの再発行は可能ですが、新規且つ「個人」で取得する事はできません。

      3. 逆車の場合は輸入時点での国内法規に準拠しなければなりません。
        よって、排ガス規制や音規制などすべて通関時の法律が適用されます。

      ヨシムラやBEET、TSRなどマフラーメーカーが型式認定を取る時には
      1回40万円近くの費用が掛ります。 (試験日を指定する場合)

      またテスト車両の状態はノーマルでなければならず厳格な基準があります。

      個人事業主としてマフラーメーカーを立ち上げるなどの事業形態があれば
      もちろん可能です。

      そう言った意味でユーザーの立場で1本だけ試験を受ける事はできないのが現状です。

  6. 回答ありがとうございました。
    触媒があることがわかればいいんですか...。
    微妙と言えば、あまりに微妙。
    でもそれってノーマルマフラーでも同じ事が言えますよね?
    おとなしく安全策を取って、ノーマルに戻して受検するのが一番良さそうですね。

    • 国産車の場合であれば、機種コードなどの刻印の有無を確認したりしてますね!

      FJR国内仕様なら時間かかっても調べれば情報がでてきそうなので通る気もしますが、
      相手はなんと言っても「お国」ですからね!

      あとは間違いなく純正且つ触媒があればこちらも堂々と自信たっぷりに説明すれば、人のいい検査員だったら
      余裕で通してくるような気もします(^^)

      愛知県だと豊田の検査場は比較的緩めですねww

      ノーマルに戻すのがやはり最も確実だと思います♪♪

  7. いろいろな条件を年式別にわかりやすくまとめてあり、理解しながら読めました。
    私は、いつもユーザー車検です。
    ただし自分自身の状況に照らして合致しない部分があるので、もしわかればご教示ください。
    以下に実状を列記しますが、勘違いを防ぐためにできるだけ詳細に書きます。
    ・車両は2014年式FJR1300A国内仕様で触媒付き
    ・某オークションでスリップオンサイレンサーを入手
    ・そのサイレンサーは亀山市のドラゴンマークのメーカー製楕円形フルチタン
    ・ただし、その対応年式は不明で、当時2014年式対応の製品は製作しておらず
    ・メーカーHPによれば、全製品車検対応品(年式が対応していれば)
    ・排ガス検査証は付属しなかった(前所有者が紛失したのかも)
    ・JMCAプレートなし(付いていた形跡もなし)
    ・私感では音量は大きくない
    以上のような状況です。
    車検時はノーマルマフラーに戻せば済むだけの話ですが、できればそのまま車検を受けたいと思い、質問しました。
    わかる範囲で回答をお願いします。

    • ア~ニキ~!さん、こんにちは。

      そのまま車検合格のための条件は下記の通りとなります。 
       ・スリップオンに交換した時、エキパイ内に純正触媒が残る状態であること
       ・上記状態を検査員が確認できること
       ・排ガス検査OKのこと
       ・排気騒音検査OKのこと

      上記状態であれば、社外サイレンサーでも車検OKとなります。
      一番ネックなのは、触媒があることを検査員が確認できるかどうか? だと思います。

      検査員も素人ではないので大丈夫だとは思いますが、確認できずNGを喰らってしまう可能もあるので
      注意が必要です。

      不明な点があればお気軽にリプください。

      Andy

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