トリ男(SC82)の予約と同時にオーダーした純正オプションを装着しました。 簡単にレビューしていきたいと思います。
記事の目次
08L72-MKR-D10のココが良い!
- シートフックに直接固定する堅牢な構造
- 固定用の紐が無いからスッキリ!
- 簡単に脱着できる
- 容量が大きい※最大7.5㍑
- 定価:35,200円
なんと言っても固定方法がパッセンジャーシートと付け替えて固定すること。
つまり固定用のバックルが不要で、簡単に脱着できるのに過去最強に強固にバックを固定できると言うことです。
通常はパッセンジャーシートを取り外して、固定用ハーネスを通します。→ シートを装着してバックルを固定→ ハーネスを引っ張ってグラつかないよう固定→ 余ったハーネスを結んだり隠したりしてOK。
でも場合によってはハーネスピロピロ状態で走行し気づいたら緩む事もしょっちゅうありますよね。
ネイキッドなど比較的シート面積が広いバイクはさほど緩まないのですが、SSのパッセンジャーシートのようにトンガッた形をしている小型シートほど、締めてもうまく固定できない事が多いです。
更に一眼レフと三脚など重い物を入れると、ワインディング走る度に緩む!・ω・
その意味で今回のシート付け替えシートバッグは本当に画期的! まさにAndyが待ち望んでいたシートバックと言って過言ではありません!!!
1. シートバッグの機能
- 容量アップ機能(+2.0L)
- 反射機能
- 小物入れ機能
- 防水機能
- ロック穴つき
機能1. 容量について
ファスナーを一周グルっと外すことで、容量アップさせることができます。(許容荷重は4.0Kgで変化なし)
SC59もそうなんですが、近年のSSパッセンジャーシートは、デザイン重視で小さい!
もうとにかく小いせぇーんですよ。
実際タンデムする機会はほぼ無いのでいいんですが、小さすぎて市販シートバック付けらんね~!! 問題。
市販品は、当然汎用設計です。 シートにバックルを通してきつく縛るんだけど、三角形に近いデザインのシート形状だとすぐ緩む!
Andyの伊豆スカ超絶切り返しに緩まなかったたシートバックはありません!
しかも一度緩み始めると、一気に緩んでしまって怖いんですよね。 緩んでバッグが動くお陰でシートカウルガシガシにキズ付くし・・・。
今回のトリ男はバックルじゃなくてメカニカルロックなので超絶安心!! このポイントはでかい~♪♪(*'▽')
そしてもひとつ嬉しい事に、容量がでかい! Andy調べでは7.5Lの容量がありました。(信頼のコーラ計測法w)
市販のSS用シートバックで7.5Lの容量を確保できる商品は無いんじゃないかな?? ネイキッド向けの商品はメガトンクラスの容量を選べますが、SSは中々無い。
あったとしても脱着にステーが必用だったりと超絶の手間・・・
- 大容量
- ワンタッチで簡単脱着
- 確実過ぎる固定方法
この3拍子揃った商品は他に無い!! メチャメチャ素晴らしいです。
機能2. 反射機能
サイドとトップに反射素材が使われています。 サイドは存在を知らせる事が出来そうだけど、トップは・・・? 開けた時は裏向きになっちゃうし謎です。
機能3. 小物入れ
サイドに400㏄ほどのポケットがあり合計800㏄ほど入ります。 スマホ、小さめの財布は余裕で入ります。 大きな長財布はちょっと厳しい。
機能4. 防水
土砂降りでも大丈夫! って安心感があります。
↑まずはバッグ内に防水袋になっています。 この時点ですでに安心。
もちろん容量アップにも対応しているので、フル積載も安心。
これで走行中のバタつきも低減。
ステッチも防水仕様! バタつき防止のホックも装備も拘り仕様。 流石は純正クオリティ!
まぁここまでの豪華仕様が必用な人は限られると思いますが、SC59よりも小さなパッセンジャーシートになったのに、大容量バッグがあるってとこが素晴らしい。
日帰りツーリングの容量でイイなら、市販品を選べば事足りますからね~。
機能5. ロック通し機能
地味にこういうの嬉しいですよね。 簡易ロックしか掛けられませんが、イタズラ防止・覗き見防止にはよさそうです。
機能6. 容量アップ時バタつき防止
STD容量じゃ足らないけど、パンパンでもない。 って時用に高さを制限するミニバックルがあります。
高速巡行など風の影響が大きい時には重宝しますね。
この機能のお陰でどんな容量でも安心して積載できます。
2. 装着方法
もうこの形状を見るだけで分かるかなと・・・
パッセンジャーシートの脱着方法と同じです。 大変すばらしい!
とにかくヒモがピロつかない。
大事なのでもう一回言います。
とにかくヒモがピロつかない
とんかくヒモがピロつかない。
固定が確実で信頼性が高い。
ホント待ってました! ってシートバッグです。
ヒモがピロピロするのマジで鬱陶しいんですよ!!怒
シートカウルは傷だらけになるし走っててもピロピロしてる奴見るとかっこ悪いし
ピロピロさせないために縛ると解くのマジめんどくせぇーし!!
とにかくヒモがピロつかないのは正義なのです!!※異論は認めませんw
3. 容量イメージ
500mlのコーラが一体何本入るのか!? 検証した結果
- STD容量:11本(5.5L)
- 容量UP :15本(7.5L)
の容量である事がわかりました。(許容荷重はどちらも4.0kg)
※STD容量時 pic.twitter.com/gaQnjNygCi
— ANDY (@ANDY_MOTO_ACE) May 27, 2020
正直、この容量はかなりありがたい。 一泊ツーリングなら余裕のよっちゃん。 カッパとお土産も十分入る大きさです。
SS車にしては大容量なので見た目の外観商品性はイマイチですが、その分機能と性能には満足できます。
4. 装着イメージ
サイドビューで確認すると、やっぱりデカ! っと感じます。
でもこの大きさをちっさいパッセンジャーシートに固定できる市販品が無い事を考えると、ホントに素晴らしい♪♪
5. 保護フィルムの貼り方
↑まず台紙とフィルム(A4)を固定します。 あとはこのラインに沿って切ればOK
↑この5ピースにカットできます。 車体に貼ればほとんど目立たずわからないので、カットラインが多少歪んでいても問題ありません。
↑位置関係です。
↑センターから少しづづ貼ってみました。 凸面と凹面とあり上手く貼れるのか? と思いながら作業しましたが・・・
↑凸→凹→凸の最強3Dゾーンでしたが、フィルムがかなり伸びてくれるお陰でキレイに貼れました。 一方向へ決まって空気を押し出しながら張り付ければOK。 張り直しもできます。
保護フィルム貼り完成!
どうです? カットラインもよーく見ないと分からないでしょ!?
正直この透明シート、かなり優秀だと感じました。 よく伸びて貼りやすいし、簡単にカットできるし、透明度が高いから目立たない。
アンダーカウルのFrタイヤにもっと近い部位は、タイヤが巻き上げた小石などのチッピングでカウルに深傷が必ず入る部位ですが、そんな場所にも良さそうなので、シートだけ別注文して追加で貼ろうと思います。
公式取扱い説明書
RRRシートバッグ取説ダウンロード用リンク→取説08L72-MKR-D10
まとめ
実用性と取るか? 見た目を取るか?
この判断は大きく分かれるところだと思いますが、アラフォーのAndyは実用性重視!!(^^)!
ウェストバッグで一泊はやっぱりツライからなぁ~。 あとワインディングをハングオフで走るには腰回りに荷物があるとライディングしづらいってのもある。
20代でボブルビーを背負う事のできるイケイケなライダーには不要かな・・・ (ボブルビーの方がカッコイイ)
実用性を選ぶ場合は、これ以上ない逸品であることは間違いありません!(^^)!
シートバッグ購入を迷っている人の参考になれば幸いです
↓※Amazon取扱無し
シートベースへの傷付き
傷つけている相手はどれ?
と思って確認すると・・・
なんと原因はシングルシートカウルでした!!
シートバッグの方を見ると薄ら入っている程度。 シングルシートカウルは本体重量が軽い事と、元々のガタ量が大きい事に起因して振動する→ その結果相手のシートベース側を摩耗させていると考えられます。
この程度であればテフロンテープを貼り付ければOKですね!
私も全く気づいておりませんでした! 教えて頂きありがとうございます♪
ちなみに、シートベースはアルミなので鉄のようにいきなりガッツリ錆る事はありません。
テフロンテープを確実に貼っておけば安心です☆