5月21日に決勝レースが行われた8耐参戦権を懸けたレース、「8耐トライアウト」に参戦してきました。 金曜に特別スポーツ走行X2本、土曜にフリー走行x1本&予選、日曜午後に決勝と言うスケジュールの中、終始天候に恵まれ、サーキットの路面温度ピークは約54℃で安定した状況でした。
予選
20日土曜の午後、20分間の予選が行われました。 路面コンディションは完全DRY。日差しも降り注ぎ路面温度は52℃でコースイン! 自己ベストタイムは2012年の8耐予選で記録した2'15.471。 決勝では自己ベストを上回るタイムで周回しなければ、権利獲得は無いので、予選でベスト更新を狙います。
抜かれたヤツを全員抜き返す!! 作戦で3分前にピットロード出口でスタンバイ。先頭でした!ブルーシグナルに変わり、一斉にコースイン! やはり早いライダーはアウトラップからガンガン飛ばしていきます。 清成選手にも3コーナで抜かれましたが、追いかけるとコロんでしまいそうなペースなので、見て見ぬフリw 1周のタイムも重要ですが、決勝へ向けた練習でもあるので、高いアベレージタイムで周回する事も自分にとって重要でした。 3周目にベストを更新する2'15.231をマーク。 4周目は2'15.233。 5周目に作戦通りPitへ戻り、空気圧を前後0.1づつ下げて再度アタック! コースインのタイミングでライバルチームのHonda Blue Helmetsのライダーを発見!これは負ける訳には行かない! 7、8周目に15秒台で周回するもタイム更新ならず。 ファイナルラップは再度気合いを入れ直してアタックを試みましたが、MCシケイン進入でシフトペダルを触ってしまいギヤがNに入ってしまい万事休す。 3周目に記録した2分15秒231で19位にて予選を終えました。
予選16位〜29位までの13台が、同じ15秒台にひしめく大混戦の様相となりました。各チーム8耐へ懸ける想いがタイムに現れているような気がします。
決勝
サーキットのパドックに9:30分に集合しました。 普通は遅くても7時には入るのですが、日曜の午前中は、JP250クラスの4時間耐久レースが行われていて走行がありません。 なのでゆっくり社長出勤ですw でも決勝時刻が遅いと言う事はそれだけ緊張する時間も長いのでイイような良く無いような複雑です。。 バイクに跨った瞬間から一切緊張しなくなるのですが、またがる5分前が緊張のピークかな?? 大好きな下ネタも耳に入ってきませんw
この時は全く緊張していないので、下ネタ話しかけてください!まともに(アホに)返せますw清成選手と、高橋選手のおかげ? サンデーロードレースと言う地方戦でしたが、ちらほら観客の方がみえました。 茂木や菅生の地方戦ではチーム関係者以外、ほとんど見た事ありませんw。
鈴鹿のスプリントレースは2012年の全日本、鈴鹿2&4が最後なので5年ぶり。 スタートには自信がありましたが、ウォームアップラップでスタート時のギヤ使いを復習しながら走行。タイヤにしっかりと圧を掛けて熱を加えます。 レッドシグナルが消灯してスタート!! まずまずのクラッチミートで4台程を1コーナーまででパス。 3コーナーまでに2台ほど抜き返され1周目を17位で通過。 2周目にTOPチームの桜井HONDA、水野選手がMCシケインで転倒し戦線離脱。16位にポジションUP。 5周目には、参戦権獲得のボーダーとなる15位へ浮上! しかし8耐への切符は簡単に渡してはくれません。#2 DOG HOSE岩谷選手と、#15チームエッチングファクトリー慶楽選手に先行を許してしまい、17位へダウン。 このままでは権利を獲得できないので絶対に喰らい付く! と自分に言い聞かせました。
7周目に安達選手が転倒。16位へアップ。 後続とは少し距離が離れている様子。 なんとか#2岩谷選手をパスしなければなりません。 9周目には自己ベストに近い15秒3までペースアップを図りますが岩谷選手をパスするには至りません。 ストレートスピードは自分のマシンが若干ですが分がある事がわかりました。 ファイナルラップの裏ストレートで並んで130Rを入り、シケインのラインのインを閉めて勝利!の作戦です。
迎えた最終ラップ! 勝負のポイントは予想より早くきました。デグナー2個目を立ち上がりヘアピンコーナーの進入で追いついたので、岩谷選手をパス! ヘアピンを立ち上がりMCシケインの進入で再び岩谷選手にインを刺されて先行を許してしまいました。 しかし進入で無理をした岩谷選手は立ち上がりでスロットルを開けられず苦しい立ち上がり。
そこを狙ってスプーンコーナー1個目で再びインに飛び込み岩谷選手をパス。 しかし!! スプーン2個目の進入でまたしてもインを刺し返されます。 鈴鹿マイスターの岩谷選手の巧さのお陰で、自分がスプーンをクロスラインで立ち上がる事ができずに、裏ストレートで追いつけない! 最終シケインで真後ろに着くのが精一杯!
ぜって〜〜諦めん!!! とシケイン立ち上がりのクリッピングポイントを奥に取り、スロットルを開けましたが、差を縮めるも抜き去る事はできず、0.064秒及ばす16位にてゴール。
残念ながらその場で8耐参戦の喜びを噛み締める事は出来ませんでした。。。 岩谷選手とのバトルはとてもクリーンな熱いバトルをする事が出来て面白かったですが、やっぱり最後は勝ちたかったです。 実力をつけてまた勝負を挑みます☆ 岩谷選手、ありがとうございました!
そしてピットを撤収し帰路についた頃、鈴鹿サーキットのHPに発表があり、「モリワキMotulレーシング」が1チーム分の出場を辞退したため、繰上げで16位の「Meiwa Racing」に参戦権を与えるとの通知が来ました〜!!!☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:☆
2017鈴鹿8耐 本戦出場権獲得チームの公示[FINALステージ・補欠繰上げ]
できれば、鈴鹿サーキットでチーム揃って喜びたかったですが、自分の実力不足が原因で叶いませんでした。 次は7月30日の19:30に、全員揃って喜びを分かち合います!
引き続き、#85 Honda QCT Meiwa Racingへご声援を宜しくお願いします☆
また、このようなレースへ参戦するチャンスを頂いた明和レーシングの皆様はじめ、QCT並びに本田技研工業株式会社、バイクワールド名古屋店の皆様へこの場を借りて改めて感謝申し上げます。 微力ではありますが、自分の精一杯でHONDAモーターサイクルとCBRのプレゼンス向上、並びに8時間耐久ロードレースの楽しさを通じてバイクファン拡大に貢献する所存です。 引き続き、ご支援とご協力の程宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございました!!
そうそう、他のHONDAチームとの差別化で、メカニックがロゴを「HONDA」→「ホンダ」へしてみました。 旧書体も中々イイでしょ!? ^ ^
トライアウト決勝Movieのおまけ
終始バトルを繰り広げたものの、最後は鈴鹿マイスターの実力を見せつけられてしまいましたが、とてもクリーンで熱いバトルができた事に感謝しています。
勝者、岩谷選手が撮影した動画をYou tubeから埋め込みましたのでお時間あればご覧ください♪♪ *岩谷選手、ありがとうございます
この場を借りてお礼申し上げます。