我がトリ男も購入から2年が経ち約7500kmの走行距離に達しました。
Honda指定のオイル交換サイクルは
「1年毎若しくは10,000km毎の早い方」
となっています。
なので自分は毎年シーズンインする4月に交換。
エンジンの磨耗状況を確認しときたい!
って思いからヘッドカバーを外してカムシャフト周りの摩耗具合を確認。
そんでもってストレーナー君は機能しているかも同時確認。
することにしました。
今回の記事はオイルストレーナ君の機能確認です。
記事の目次
CBR1000RRRの7500km走ったストレーナ
と思いたくなりますが・・・
安心してください。履いてますよ。
じゃなかった・・・(笑うとこ!)
新品のバルブスプリングに施された塗料です。
バルブスプリングには組み付ける方向を指示する為のペイントが施されています。
その塗料が剥がれてストレーナに引っかかっています。
むしろ塗料以外の物が引っかかっていると問題・・・
ですが今回、異物や不明なゴミは何もなく「正常である」と判断します。
オイルストレーナーの機能ってなに?
これがオイルストレーナ。
金属のメッシュで目に見えるような大きさの異物をキャッチし、オイルポンプ破損を防ぐ事が主な目的。 エンジンオイルを濾過(ろか)してキレイに保つのがオイルフィルター。
機能1. 大きなゴミをキャッチする
ストレーナーはオイルの「吸い口」に相当します。
その吸口で網目(メッシュ)の荒いフィルターを設ける事で大きなゴミ、異物をキャッチ。
オイルポンプ本体へのダメージを防ぎます。
※オイルフィルターはオイル内に存在するもっと細かい異物をキャッチします。
機能2. 空気を吸わないようにする
オイルではなく空気を吸ってしまうと、オイル圧力が下がりエンジン部品が深刻なダメージを負ってしまいます。
ウィリーした場合はオイルパン後方に、ハードブレーキした時はオイルパン前方にオイルが偏ります。
限界に近いバイクの姿勢、挙動でもオイルを確実に吸う必要があり、吸口の位置と形状がオイル安定供給に対し非常に大切です。
なので、吸口はオイルパンの下面ギリギリに位置することでオイルを安定して供給します。
機能3. 抵抗にならないように頑張る
軽くコンパクトにするには、小さなストレーナがベスト。しかし2つの大きなデメリットが生まれます。
- フィルター面積が小さくすぐに詰まる
- 吸い込む抵抗が大きい(細いストローと同じ)
よって抵抗にならない最小のストレーナ面積を持ち、最もコンパクトなボリュームにする必要があります。
交換部品の品番
品番 | 品名 | 個数 |
11215-MKR-D11 |
ガスケット、オイルパン |
1 |
15150-MKR-D10 |
ストレーナCOMP |
1 |
15154-MAT-000 |
パッキン、オイルストレーナー |
1 |
オイルパンガスケットはメタルガスケットになっています。
お客さんのバイクなら新品交換するけど、自分のバイクなら再使用しますね。
現状、ECサイト取り扱いはWebikeしかありません。※2022/01/25現在
まとめ
今回の塗膜片の量はちょっと少ないかな? って気がしてます。
全部で32個のバルブスプリングがある訳ですが、これから剥がれてくる物もあると思います。
仮に全部剥がれてもオイル交換で油面が下がったときに一緒に排出されたりする事も多々あるので、全てがストレーナーにくっついている状態ではありません。
今回はちゃんとキャッチしてるよね!?
っていう自己満の為の確認ですw
もし気になるな〜? って方は通っているバイク屋さんへ相談してみるのも面白いかもしれません。
普通は
見てもなにもないから!笑
ってなると思います。笑
⬇この記事のYouTube動画はこちら
https://youtu.be/4ATX1YZg3MQ
ストレーナ取外し、分解手順
エキパイを装着したままオイルパンを外すウルトラCの技はこちら⬇
※バイク屋さんと同レベルの道具と知識が必要です。
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