R11なんていうサーキット専用タイヤを入れちまったじゃねーか・・
一般公道を走れね〜(*_*)
サーキットポテンシャルを高めるにはタイヤを変更するのが1番!
って事でRS11→ R11へとタイヤを変更しました。
もちろんサーキキットポテンシャルは圧倒的に高いのですが、その分公道での性能を犠牲にしています。
9月のちょっと気温が低い日に乗ろうものなら、標高の高い場所で缶コーヒーを飲んだあとには冷えゴケ必至ww
ただでさえ高いバイクを5年ローンで購入しているので、冷えゴケ転倒は絶対に避けなければなりません!
タイヤの比較テストをしたり、サーキットタイヤと街乗りタイヤを分けたりできるメリットも考慮してホイールを1Set追加して運用する事にしました♪♪
記事の目次
CBR1000RR-R純正Rrホイール
RrホイールはSC82、RrブレーキディスクはSC57,59,77です。
ホイールがSC82で新設計された為、取付けボルトのP.C.D(ナット座ピッチ円直径)が全く合いませんww
Rrホイールのハブ径がSC77→82で小径化。
しかしアクスルシャフト径は25→28φへと大径化。
ではこの小径化した理由とは・・・??
個人的な意見は、ずばり「軽量化とマスの集中」であると予想しています。
強度を落とす事は考えにくいので、ハンドリングを軽くするには、ハブ外周を肉厚にして小径化する。
ホイール一本の単品重量は変化しなくとも、回転中心により近い場所に重さが集まるため、ジャイロ効果が低減しハンドリングを軽くする事ができます。
純正ホイールも年々進化して軽くなっていますが、絶対重量低減はそろそろ限界が近いのかも・・?
と、言う事でSC59ホイールから移植するプランは見事に打ち砕かれ、ホイール1Setを新組します♪
購入部品
名称 | 品番 | 価格(税抜) |
FrホイールサブASSY フロント*TYPE2* | 44650-MKJ-D00ZB | 58,600 |
ホイールサブASSY リヤ−*TYPE2* | 42650-MKR-D10ZA | 68,000 |
デイスク,リヤーブレーキ | 43251-MKR-D11 | 14,100 |
リング,リヤーパルサー | 42515-MKR-D10 | 2,290 |
ボルト,デイスク 8X25 (要4本) | 90105-MKR-D30 | 180 |
※リンク先=Yahoo shopping
SC82からボルトサイズが変更されました
・SC77=8✕24mm
・SC82=8✕25mm
フランジ高さも違うので今までのディスクボルトは流用できません。
ハブのサイズ変更に伴ってリングパルサーサイズも変更になります→ SC82用に新規部品となっています。
部品単品重量
フロントホール | 4.12kg |
リアホイール | 5.30kg |
リアディスク | 840g |
ディスクボルト | 53g/4本 |
リングパルサー | 68g |
Rrホイール単体(ベアリング込)で5.30kgって凄いな・・・ めちゃめちゃ軽い。
ブレーキディスクの面取り
面取り前のディスク
面取り加工後のディスク
角が一周ピカッと光っているのが面取りした証です。
面取りの効果ってなに?
45度のC面取りを入れています。 どんな効果があるかと言うと・・・?
・ブレーキパッドの摩耗均一化
・フィーリング向上
・ヒートスポット低減
ブレーキディスクの表面は研削加工が施されています。
言い換えると、包丁を砥ぐ「砥石」でディスク表面を磨いています。 その加工によってディスク表面がとても滑らかになり、表面と裏面の平行度が高い精度でビシっとキマります。
そんな高い精度をもったディスク表面ですが、ホール加工された部分はUの字になってブレーキパッドを削り取っていきます。
パッドもディスクもゴリゴリと削れるわけでは有りませんが、微小ながら削れます。
その時、写真で示した部分は必要以上にパッドを削り取る力が働きます。
焼けたブレーキディスクを見ると分かりますが、ホールがある部分は空気と触れるので温度が下がり温度にムラができます。
そうなると部分的に熱膨張する部分が現れパッドを均一に削れなくなってきます。
面取りする事で、パッドへの攻撃性を均してやる事で、フィーリング向上を図るチューニングです。
とは言え、温度が上がらない領域でほぼ意味はありません!笑
またレースチームが全てやってるか? と言われると、そうでもありません。
やらなくても問題は無い事は断言できます。
考え方次第ですね!
ホイール組立手順
手順1. ディスク・リングパルサ−をセット
ディスクの裏表、リングの裏表に注意。(まぁ間違える事は無いと思いますが)
手順2. ディスクボルトの締付け
- ブレーキディスクボルト締付けトルク:42N·m
- 反時計周りの方向にガタ詰めして締付ける
これで完成!
手順3. おまけ
最近の中・大型バイクのタイヤバルブは、ゴム製→金属製へと変更されてきました。
- ゴム製=φ11.5mm
- 金属製=φ8.5mm
の2種類が存在し、外国製オートバイは昔からφ8.5mmが多く採用されています。
- タイヤバルブナットの締付トルク=6.5N·m
純正ナットは鉄ナットなので、アルミナットに変更して回転マスを小さくしてやろう!
と思って外したら・・・
そんなナットあるかい!笑
緩みタフネスを上げる為のP1.00だと思うのですが、そんなの売ってねー!笑
M8はほとんどP1.25で専門店で購入しないと手に入らず、ネットでは取り扱い店舗を見つけられませんでした・・・
まとめ
いや〜、こんなにSC82(MKR)用に新規部品が設定されているとは思いませんでした
それだ拘って開発された証なのでしょう。改めて凄いバイクだ!
発売開始から1年半経ったけど未だヤフオクには中古ホイール無し! ホイールが足らない!って思ってる変態ライダーのお役に立てれば嬉しいです☆