こんにちは!MOTO-ACE-BLOGERの@Andyです。 (You tubeチャンネル→MOTO-ACE-VLOG)
アメリカ滞在9日目、ツーリング7日目なりました。昨日は絶景海岸ルートを雲一つない快晴と共に横断ツーリングを堪能しました。 今日は観光スポット盛りだくさんのルートです。 距離も長い上に3箇所の有名どころを回るので早朝からスタート。 アメリカの科学技術、歴史、負の遺産、陽気な音楽など盛りだくさんの1日となりました。
>>>前日の絶景メキシコ湾海岸ルートと鳴き砂と楽しんだツーリングブログはこちら
記事の目次
1. ツーリングルートDay7【アラバマ州・ルイジアナ】
今日の見どころは4つ「バトルシップミュージアム」、「ポンチャートレイン湖」、「ニューオーリンズの街並」、「プランテーション」です。 ポンチャートレイン湖は2014年当時は淡水湖に掛かる直線の橋として世界一の長さでギネスに登録されていました。
バトルシップミュージアムは艦内全てが解放されていて、男子にはとても面白い内容でした。 やっぱりアメリカは展示の魅せ方がとても上手く、魅きつけられてしまいます。ここは日本も参考にしたい分野ですね。
Day6. ツーリングルート概略
- 走行距離:347mile|552km (Total1899mile|3,039km)
- 走行時間:6時間
- 立寄地1:USSアラバマバトルシップ博物館(USS Alabama) >>地図リンク
- 立寄地2:ガスステーション(Chevron) >>地図リンク
- 立寄地3:ルイジアナ・ビジターセンター >>地図リンク
- 立寄地4:ポンチャートレイン湖コーズウェイ(Lake Pontchartrain Causeway) >>wiki pedia
- 立寄地5:ニューオーリンズダウンタウン
- 立寄地6:オークアレイプランテーション(Oak Alley Plantation) >>地図リンク
- ランチ :ニューオリンズの屋台
- ディナー:Fezzo's Seafood, Steakhouse & Oyster Bar of Scott >>地図リンク
- ホテル :Comfort Inn & Suites >>地図リンク
Day6. ルートマップ
立寄地1. アラバマ バトルシップミュージアムの魅力(USS Alabama)
1. アラバマ・バトルシップミュージアムインフォメーション
- 料金 :大人15$
- 駐車料金:4$
- 営業時間:8〜18時(4〜9月)
- 営業時間:8〜15時(10〜3月)
- 公式HP :http://www.ussalabama.com/
- 地図 :Google Map
駐車場はだだっ広くて渋滞はしないと思います。 朝8時からオープンしているので近くに宿泊した場合はその日のプランが立てやすいです。施設内は基本的に綺麗でトイレも広く清潔でした。 メカ好きな男子には打って付けの博物館ですが、女子やオクサマ方には、迫力を楽しんだ後は手持ち無沙汰かもしれません。
2. 展示されている戦艦アラバマ(BB-60)のスペック
- 全長:680m
- 最大積載量:42500t
- 最高速:28knot(時速58km)
- 乗組員:2500人(第二次世界大戦中)
- エンジン出力:13万馬力(CBR1000RR650台分!! *200馬力で計算)
- スクリュー数:4機 (2機は5枚羽、2機は4枚羽)
- 排水量:35,000〜44,500ton
- 1995年9月5日にアメリカ艦隊を東京湾沖に誘導。
BB-60と言う呼称を与えられているそうで、船体の様々な場所に記してありました。 とにかく巨大でこんな戦艦と日本は戦っていたのかと思うと何だか複雑な気分ですね。
3. 戦艦アラバマの外観
日本でも戦艦とか見た事無い状態で、いきなりアメリカの軍艦を見ましたが、「でけぇ〜のなんの!!」ほんとにデカイです。 主砲なんてデカすぎてこんなとこからタマが出てくるの?? って感じでした。 そのタマもでけぇ〜し、こんな重い物(タマ)が本当にトブの?? って感じです。 こんなのに狙われたら一溜まりもありませんね。。
4. 戦艦アラバマの艦内 -食堂・居住スペース-
トイレの特にう◯この方はヤバいですねぇ〜・・。 対面の上官に完全にキバリ具合がバレますw 「あいつ今日は気合い入ってんな〜!!」的な・・。 ベッドルームと言うよりは、ベッドスペースって感じでした。同じ列の誰かが寝返り打ったらその揺れが残り2名に必ず伝わる・・・。 ってか寝返り打てるの??
パーソナルスペースが元々広いアメリカ人にはきっと辛い環境だったと思います。
5. 戦艦アラバマの艦内 -医療スペース-
歯科手術、外科手術ができるんだそうです。 なんかこう言うの見ちゃうと気分が萎えますね。戦艦の外観だけならカッコいぃ〜!! と思うだけなんですが、ここに運ばれてきた負傷兵は誰から攻撃受けたんだろう? と考えるとね。。。
6. 戦艦アラバマの艦内 -機関室・武器庫-
ここは萌え萌えだらけな場所でした。 ボイラーとかも柵がなにも無いのでガンガンさわれます。 なんだったらバルブ関係もくるくる回りました。 日本じゃ考えられないですね。 絶対に入ったらダメな部屋には鍵がかかっています。 基本的に自由に見学してくださいねってスタンスが嬉しいです。 子供が頭打ったり怪我したりしそうな場所はいっぱいありますが「怪我のリスクも含めて自由にどうぞ」なんですね。 自分の身を施設管理者に守ってもらう日本とは大違いです。
7. パーク内の展示物
お見苦しい顔が一緒で申し訳ありません。 写真がコレしかなくて・・・ 屋外飛行機の他に、もう一つ「潜水艦」の展示もあります。こちらも艦内に入れるのですが、この日は予定がギッシリ詰まっているので止む無くパス・・涙。 技術系男子には最高の博物館です。
立寄地2. ポンチャートレイン湖
2015年12月現在、全てを含む全長としては2011年に完成した中華人民共和国にある青島膠州湾大橋の41.58kmが世界最長の水上橋とされているが、一続きの水上橋としてはポンチャートレイン湖コーズウェイが世界最長でありギネスブックにも登録されている[1]。ただし、2016年にトンネルを含めた全長50.0kmの港珠澳大橋が開通するとこれらの記録は更新されることになる。
メンバーのジャックさんの希望で、ポンチャートレイン湖コーズウェイを通る事になりました。 ニューオーリンズへはI-10を進んだ方が早く着きますが、木村さんもOKしてくれました。 臨機応援に対応してくれるのも木村ツアーのいいところです♪
ポンチャートレイン湖の前にルイジアナ州ウェルカムセンターで休憩! 色々と観光情報が揃っているのでツーリストにはおすすめです。
立寄地3. ニューオーリンズ中心街
メキシコ湾に面し、ミシシッピ川の河口に位置する重要な港湾都市で、元来は穀物・綿花等、ミシシッピ川流域の農産物の輸出港として発展し、のちには工業都市・観光都市としても発展した。英語名New Orleans(英語発音: [njuː ˈɔːrliənz])およびフランス語名La Nouvelle-Orléans(フランス語発音: [lanuvɛlɔrleɑ̃] )は、「新オルレアン」という意味でルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世に因む。かつてはフランス領ルイジアナの首府であり、市内のフレンチ・クオーターと呼ばれる地区には、今なおフランス植民地帝国時代の雰囲気を残している。
空港の待ち時間に少しだけネットで情報収集していました。 フランスの植民地だった事もあり、「フレンチ」と書かれた看板がたくさんありました。 今でもフランスの名残があるんですね。
ニューオーリンズの汽笛の演奏が凄かった!!
ランチを各自好きなお店で食べ後、街をプラプラしていると鉄道を発見したので写真をパシャパシャ。 なにやら船もいたので写真を撮りに向かうと・・・ 汽笛を使ったオルガン? の演奏が始まりました。 音楽ん街とは聞いていたけど本当にステキな音楽で感動してしまいました。 動画のクオリティは低いですが、演奏は素晴らしいので動画も合わせて見てください。
立寄地4. オークアレープランテーション(Oak Alley Plantation)
ここは教科書でも習った一大綿産地です。現在は観光地として賑わっていますが、奴隷制度全盛の時には明と暗がハッキリと分断された場所でもあり、本当に考えさせられます。 池上先生の本にも載っていますが、奴隷を使って農場オーナー(プランター)が莫大な富を得ていた場所です。
現在は何も栽培されておらず、観光地としての手入れが行き届いています。
ここはその昔、富と貧困が共存していた場所でした。 奴隷が住む居住スペースは正に掘っ建て小屋。夏は暑く冬は寒い。”奴隷の所有者”であるプランターは、”所有物”をとにかく安く!たくさん働かせる! プランターが巨万の富を築く為に今では考えられない事がココで繰り広げられたのかと思うと、自分が生まれた現代と日本はなんと凄い国なんだろう・・。と痛感します。
そしてアメリカがこの暗黒の時代から抜け出すスピードも驚異的に早いなと思いました。 ここは大統領を直接選挙で選ぶ仕組みが効いていると思います。
プランテーションを訪れた時の失敗談
もう〜これは本当に大失敗でした。 プランテーションをより興味深い観光にできる方法があります。 それはこの映画を必ず見てから行く事!!!!!
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この映画を帰国後に見たんですが、本当に良い映画でした。映画のストーリー、出来事、シーンなどプランテーションでの差別から始まり、奴隷制度の歴史と苦悩が描かれています。アメリカの歴史を語る上で無視する事のできない場所「プランテーション」を、深く知る事ができます。
是非ともこの映画を見た後にプランテーションへ行く事を強く強くオススメします!!
6. ディナーはフェゾシーフードレストラン(Fezzo's Seafood, Steakhouse & Oyster Bar of Scott)
>>> Googl Mapリンク
ホテル近くにある木村さんオススメのレストランです。 近くにハーレーとKawasakiのディラーがあって目立ちます。
うん。 やっぱりメニューを見て読める物だけを注文してますねw (このブログを書いていて4年経った今気づいた) 味は抜群に美味しいので問題ありません。 焼いたパンとパスタのクリームソースの相性が抜群!
7. ホテル(Comfort Inn & Suites)
ホテルの写真は撮り忘れたのでありません(汗) ホテル近くにあるセブンイレブンでブレーキフルートとエンジンオイルを売っています。
I-10は長距離を走るトラックやクルマが多いのでラインナップも多い気がします。 コンビニでオイルは継ぎ足しする人も居るかな・・・。と思うけど、ブレーキフルードをコンビニに置いててもすぐに交換作業できないでしょ!? ナゾです。。。
8. 横断ツーリング7日目の感想
今日も色んな衝撃を受けたツーリングとなりました。
アラバマ バトルシップミュージアムではアメリカの軍事力の凄さを見る事ができました。 自分よりもデッカい弾がクソでかい戦艦から発射される姿は全く想像がつきません。しかし自分のお爺ちゃん世代の人たちは必死になってアメリカと戦っていた訳ですよね。
その当時からしたら、73年後の未来に孫世代の日本人若造がアメリカ軍の戦艦を見て驚いている光景は、全く想像がつかないんだと思います。 今こうして平和に暮らせている事と、今の日本を作り上げた諸先輩に感謝の念を忘れてはいけない。そう感じさせてくれる博物館でした。
ニューオーリンズの汽笛演奏は本当にステキでした。 船の汽笛ですから、遠くからも聞く事ができます。 中心街の店に中にいても聞こえる程の音量があります。 初めは何の音?? どこから聞こえるの?? って感じでしたが明らかにスピーカーからの音質でない事だけはわかりました。
音楽の街ってこういう事なんだ!! と妙に納得します。 残念ながら日本では「保育園は園児の声がうるさいから建設反対!!」なんてクレームがまかり通ってしまうので、こんなステキな文化が育つとは思えません。 毎日昼に流れるメロディとしてこれ以上の音色はないと思います♪♪
アレーオークプランテーションを見て人間とは弱い生き物なんだな・・と思います。 アメリカでは今でも人種差別の文化が蔓延っていて、至る所で感じてしまいます。日本で生活をしていると、「人種差別はダメ!」な事を当たり前の認識として持っていると思いますが、人種の坩堝(るつぼ)と言われる程多種多様な人種と民族が集まっている国では事情がまるで違います。
アメリカでも建前では「人種差別ダメ!!」と なっていますが、実態を伴わない地域、団体、個人、まだまだ多く存在しています。しかしこのプランテーションの歴史を考えると、たった70年で大きく変わっていると思います。(ついこの前まで白人と黒人が座る席が分けられていた国だった) きっとこれからももっと凄いスピードで良い方向に変わって行くんでしょうね。 アメリカには変化させる大きエネルギーがあるように感じましたし、良い方向へもっと変わって欲しいと思います。
10日目の明日はお肉の美味しい街、J.Fケネディ所縁の地へ向かいます!!↓↓
Let's Fun! Ride! Run!
Andy