お役立ち記事!
2017Moto-GP Rd.18 Valenciana ドビチオーゾの男泣きに感動!チャンピオン決定戦の歴史に残るレース

いや〜、本当にドキドキするレースでした。ドビが転倒後にピットに戻りスタッフの大きな祝福を受けながら帰ってくる姿にも感動しました。そしてその後さらに!! ドビがピットで思わず涙する姿を見て自分もらい泣きしてしまいました。

私にはドビがただ一心にチャンピオンを獲りたかった!と言う気持ちが思わず溢れてしまったように見えました。大きなポイント差であることはドビも認識しているコメントを出していましたが、それでもわずかな可能性に掛け、自分とチームを信じ全力で戦った事は間違いありません。

転倒は残念ですが、DUCATIチームもチームオーダー「Mapping8」を出しながら可能な手段を尽くして獲りに来ていました。 だからこそマルケスのチャンピオンいや、MotoGPチャンピオンの価値がより一層高まるのだと思います。

決勝のデータが全力で戦っている事を証明している!

優勝したペドロサ、マルケス、ドビの決勝ラップタイムデータを2016年と比較しました。 *ペドロサは昨年転倒していてあまりデータがありません。*ザルコは昨年データ無し

  • 気温は25℃(昨年比+3℃
  • 路面温度26℃(昨年比+1℃)

今年のレースは昨年よりアベレージタイムは下がっています。 主要ライダーの中で昨年よりペースの上がっているライダーは居ませんでした。

このデータを見ると、マルケス、ドビ、ペドロサの誰もが最後までレースを諦めていない事がわかります。

まず優勝したペドロサ

ザルコとの熾烈なトップ争いを繰り広げファイナルラップに0.3秒以上もペースを上げ逃げ切りを図っています。左コーナーが多いバレンシアでは、ミシュランが左右非対称コンパウンドのタイヤを持ち込んでいます。 タイヤの消耗するレース終盤にはグリップの低下は緩やかでもフィーリングの変化は左右で大きく異なります。  そんな状況の中、最後の1周に狙いを定めてペースアップを図る余裕が優勝を決めた要因の一つと言えそうです。


惜しくも転倒を喫したドビチオーゾ

13周目までは、昨年よりもペースが少し落ちています。しかし14周目から25周目に転倒するまでのペースは昨年を上回っています。 マルケスもロレンソも昨年比でペースは落ちている中、ドビチオーゾだけはペースが昨年を上回っています。 レース後のコメントで「ロレンソを抜く余裕は無かった。付いて行くだけでいっぱいいっぱいだった」と言うコメントとこの結果はリンクしていると言えます。  文字通り「チャンピオンを獲りに全力で走っている」と言っても過言ではありません。


半分コケてもなお全力投球したマルケス

24周目に1コーナーでまさかの転倒!!( ・∇・)  と誰もが思ったんじゃないでしょうか??  マジで逝ったと思いましたもん!!  しかしまたしても奇跡のグリップ回復!!(奇跡じゃなくて今は当たり前になった?)  驚くべきは27周目のラップタイムです。なんとドビの転倒を目の当たりにしてチャンピオンが確定したにも関わらず、「そんなの関係ねェ〜!!」スタイルを貫き再び31秒台にペースアップ。 しかもレースベストに近いタイム!  マルケスもチャンピオンが決まろうが決まらなかろうが「全力で走っている」と言っても過言では無いでしょう。

 この映像を見ると青山ヒロシがGP250でチャンピオンを獲った時のレースを思い出しますね。。 あの時もヒヤヒヤしたww

DUCATIのチームオーダー

Rd.17セパングランプリから、ロレンソに対してチームオーダーを掛けていました。 ロレンソのマシンにこのメッセージを送信しメーターへこのメッセージを表示させています。

 Mapping8 =ドビチオーゾに抜かされ順位を下げろ

と言う意味です。

チームが出した指示はドルナが見れるようになっているよ!

元々はフラッグtoフラッグのレースになった場合、ライダーがピットに入るタイミングをサインボード以外で知るためのツールとして運用が始まりました。 文章などは送信する事はできませんが、たとえは「Mapping8」がロッシがピットインしたぞ!の意味でレース前にチームで統一しておけば良いわけです。(Mapping9がpitの準備OK!でも良い)

ロレンソには残り13、11、10周のタイミングでMapping8が送られ、それでもロレンソは順位を譲らなかったので、ついにはサインボードでも表示されました。

ロレンソのサインボードだよ!

チームオーダーに関しては、カテゴリ関係なく賛否が分かれます。 F1の世界でも存在し、その度に批判を浴びる事になります。 世論は、チームオーダーで有利になるチームやライダーのファンは歓迎し、チームオーダーで不利になる側のファンはバッシングを浴びせます。 これはどのカテゴリのレースでも同じことになります。

そして今回はドビにチャンピョンの可能性がある中で、ロレンソに対してポジションダウンの指示が何度も出されていました。 前戦のセパンでもロレンソはチームオーダーに従わなかったので(本人はチームオーダーを見れなかったと発言)今回も従う気がなかったのでは!?  とメディアの集中砲火を浴びました。 しかしここでまたしてもドビがかっこいいのです!!٩( 'ω' )و

ロレンソ
もしマルケスが転倒していたらドヴィを先に行かせたでしょう。他に何が出来るかというのは難しいですよね。自分はチーム、ドヴィ、自分のためにベストな走りをしようとしました。いくつかのコーナーではドヴィのほうが速かったかもしれません。ただ、30周のレース全体で考えると自分が前にいたことで、ドヴィの助けになったと思います。今日はもし自分のほうがドヴィより遅く、彼をブロックしてしまっていたら申し訳ないと思いますが、そうでは無かったと思います。
ドビ
非常に困難な状況だったけど、僕たちは挽回することができ、最後までトライした。そのことが嬉しい。限界だったけど、僕たちはあそこにいた。今年取り組んで来た仕事に満足。僕たちは最後までトライしたけど、あの以上なことは何もなかった。マルクがコースアウトをしたのを見て、勝利に向けて、トライしなければいけなかったけど、プッシュし過ぎた。余裕がなく、ミスを犯してしまったけど、後味は悪くない。

ホルヘの後ろでレースをした。序盤、抜くことができたけど、彼が速いところと遅いところがあったから、彼を追いかけることに決めた。彼のペースがグループを追いかけることに役立った。彼がいなければ、維持することができなかった。マルクを祝福しないと

ロレンソに対して批判が強まる中そうでは無く、自分も限界のペースで抜けなかったた事を自ら発言してロレンソを擁護しました。  データを見ても分かるようにドビが唯一昨年を上回るペースで走行していたライダーです。  その言葉の通り限界の走行だったのでしょう。  マルクのコースアウトを見てチャンプを得ようと更にペースをあげて。。。でも限界を超え転倒してしまう。。。

こんなバッチバチのガチンコレースは本当に久しぶりだし、レースが終わった後もドビのお陰でMotoGPライダーってすげ〜カッコイイ!! って思えるようなシーンがたくさんあった事も今年は嬉しいですね。

少し前には八百長レースだ! とかクリーンじゃないバトルがあったり、世論(ファン)を縦にペナルティに文句言ってみたりと、何だか悲しくなる出来事がたくさんありました。

しかし、ドビのような全力レースで戦い、破れても負けを100%受け入れ勝者を讃えるライダーって、めちゃくちゃカッコよく無いですか!!??   マルクはドビのお陰でチャンピオンの価値が更に高まったし、ドビのお陰でMotoGPライダー全員の株が上がったように思います!!

チームとしては早くチャンピオンを決めたいでしょうけど、レースファンとしては最終戦までガチンコに抜きあう姿の方が面白いですね!!   来年はドビはもちろんロレンソもペースを上げるでしょうからますます面白くなりそうです☆

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

この記事が気に入ったら フォローしよう

最新情報をいち早くお届けします。

Twitterでフォローしよう