こんにちは!Moto-Ace-Blogerの@Andyです。
北関東や日本海側では雪も本番になり、厳しい寒さが続くようになりました。 きっと寒い冬はバイクお休み〜と言う方や、「そもそも雪で走れねぇ〜し!」という方も多いと思います。
しかしそんな中、雪の降らない地域に住んでいるらライダーは、「そんなの関係ぇ〜ねぇ〜!!」と言いながら乗っている人も居らっしゃると思います。
かく言うAndyも19、20歳の時には大阪に住んでおり、冬休みになると実家の名古屋に帰る為、バイクで名阪国道→R25→R23→名古屋とオール下道節約極寒貧乏移動をよくしたものです。ww (今じゃ絶対やらない!!あったかいクルマで帰る!!笑)
しかも当時はお金が全然ありませんのでした。 手元にあるお金はDLタイヤのGPR70SP(コレ知っているライダーはおじさん!?ww)とガソリンとオイルと吉野家ぐみの木店の牛丼に消えていましたから、ライディングウェアなどと言う優れた文明の利器は持っておらず、気合いのGパン2枚履き!!
ライディングウェアは、当時あったRSタイチ松原店でレディースサイズの型落ちを25,000円と言う格安で購入した革ツナギ1着のみでした。
就職してから、二輪館の和光店でライディングウェアと言うモノを初めて経験しましたが、めちゃくちゃあったかい!! なんでみんなもっと早く教えてくれないの!? と少し恨む程衝撃を受けました。 しかも薄くて動きやすいし軽いし、とにかくあったかい!!!
レーサーになり、冬季のサーキット走行には欠かせないインナースーツが大変素晴らしいので、ご紹介します。
以前、某バイクメーカーの研究所員として仕事をしていたとき、週の半分を社内のテストコースで仕事をしていました。 季節に関係なく走行するので夏は暑く、冬はとても寒いです。(なんせ南東北なのでw)
社内の安全規定があり、万が一の転倒事故の事を考え、革ツナギを装着しないとテストコースを走行できません。 もちろん、1人1着をテストブロックに所属する社員には支給されるのですが、夏の暑い時期の事を考え、パンチングメッシュが入っています。
夏に走行していると、「このパンチングメッシュって効いてるのか!?」と思うほど暑いです。
しかし冬になると、「このパンチングメッシュ効き過ぎヤロ! もっと穴小さくして数減らせや!」となりますw
体が冷えて、ガチガチに固まってしまうと、定量的な走行、安定的な走行ができません。 ですから可能な限り暖かくして走行します。 その時テストライダーの殆どが選ぶインナースーツがRSタイチのウィンドストッパーなんです。
記事の目次
1. RSタイチのウィンドストパーは超ロングセラー
現行モデルは黒色になりましたが、旧モデルは長らくこの色だったので、着ているとすぐにわかりました。
タイチのレーシングスーツを使用しているライダーは、冬季サーキットを走る時にはこの「ウィンドストッパーインナースーツ」を使用している事と思います。Andyが知る限り、バリバリのレーシングライダーであればあるほど、一般公道をツーリングしません。 ってか街乗りバイクを持っていない。
レーシングスーツは基本的にぴったりサイズで作るので、中に分厚いモゴモゴしたウェアを着る事ができません。 なので、とにかく薄くなければ物理的に中に着る事ができないんです。
でも、ユニクロで有名なヒートテックでは、防風する事ができず全く暖かくありません。 そこでタイチは昔からウィンドストップインナースーツをリリースしています。 「通称:青インナー」 ※最新は青→黒へ色が変わってしまったので黒インナー?!
この青インナーは、Andyがレースを始めた2004年にはありましたから、少なく見積もっても14年のロングセラーです!!
2.ウィンドストップインナースーツNXU916の機能
機能1:防風機能が素晴らしい!!
レーシングスーツには、パンチングメッシュホールと言う小さな穴がたくさん開いています。 しかし冬季ライディングにはその穴が仇となりめちゃくちゃ寒いです。 しかも200㌖以上の風を浴びるわけですからその寒さはハンパじゃありません。
その防風効果は絶大で、サーキット走行でも冷たい風を完全にシャットアウトしてくれます。 どんな素材なのか詳しくわかりませんが、肌触りが鮫肌?のようにザラザラしています。 生地は薄いのに、ゴワゴワしている印象で、只者ではない雰囲気がプンプンします。
機能2:フィット性が抜群
元はレーシングスーツの中に着るインナースーツとして開発されている為、とてもフィット性に優れています。 生地自体に伸縮性があるのでぴったりサイズで着ても問題ありません。
機能3:伸縮性が抜群
レーシングスーツ同様、腰や脇下、膝などの大きく屈曲する部位には更に伸縮性の高い素材を使用しているので、着ていて窮屈になる事がありません。例えば現場仕事などで立ったり、しゃがんだりするような作業をする人が、中に着ても違和感ありません。
もちろん、ライダーが着ても違和感なく、中に着ている事を感じません。
機能4:レザースーツ専用設計で薄い
やっぱりコレがもっとも優れています。 薄い事で色々ありがたいんですよ。 Andyはもちろんサーキットでも使用しますが、とても暖かいので冬季ツーリングにも使用しています。
普通は極寒ツーリングとなると、オーバーパンツを着る事が多いと思います。 Andyも持ってはいるのですが、ゴワゴワして着にくい、重い、かさばる、しそしてなによりトイレがやりにくい!!(御ション)。と言う事で、暖かさは抜群なオーバーパンツも、機能面ではイマイチ使いづらいと思います。
そして、もう一つ解せないのは、オーバーパンツは黒一色!! もちろん、黒色が暖かい事は間違い無いのですが、もっといろんなデザインやオシャレを楽しみたいじゃないですか!?
タイチのウィンドストップインナースーツであれば、防寒ジーンズの中に着る事で、着膨れすることなくオシャレにバイクに乗れます♪♪ 薄くて暖かいインナーだからこそできる技です!!
機能5:首にファスナーが当たらない
ストレートなどで上半身を伏せた時、ファスナーがグイっと首に食い込んで痛い思いをする事がありますが、そこはさすがのロングセラーもでる。しっかり対策が施されています。
最新モデルは、そもそもファスナーの位置が、あえてセンターからずらされており、首下にありません。↓↓
3. 効果的な使い方
使い方1:レーシングスーツの中に着る事がメインの場合
選ぶサイズは、自分にピッタリサイズがベストです。 真冬のサーキット走行の場合は、ユニクロヒートテック上下の上にウィンドストップインナースーツを着ます。 もちろん指先などは千切れそうになりますが、しっかりウォームアップを行えば、そこそこ暖かくなってきます。
使い方2:ツーリングメインで防寒する事がメインの場合
この場合は少しゆとりのあるサイズを選ぶと良いと思います。 自分の場合は肌着 →その上に薄手のセーター →その上にタイチのウィンドストップスーツを着ます。 その上にライダースジャケットを着るイメージです。
この順番で最高気温10℃以下の寒い日のツーリングには大体耐えられます。 あとは首回りの防寒とグリップヒーターがあればもう寒くありません!!
ハーレーオーナーはバイクの他にファッションにも拘りを持っている方が多いように思います。 チャップスを着たくても、寒いヨ・・・(涙)なんて時には、この薄くて暖かすぎるタイチのインナーの出番です。 普段のファッションのまま、暖かくツーリングに行く事ができます。
オーバーパンツは履きたく無いけど、寒いのもムリ!! って感じているライダーは、時速200㌔以上のスピードレンジで鍛えられたウィンドストップインナースーツを是非試してみてください!!
絶大な効果は、某バイクメーカーのテストコースを走る職業ライダーの中で圧倒的支持を得ている事が証明しています♪♪
また気温によりますが、春先などまだ少し肌寒い季節でも、春夏ジャケットでツーリングに出かける事もできます。 風を防ぐ事ができるので使い方次第でジャケットを1サイズ薄手の物を選択することができ、コーディネートが楽しくなります♪♪
Andy