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鈴鹿8耐合同テスト最終目|3ライダーのアベレージ上がる!!

こんにちは!MOTO-ACE-BLOGerの@Andyです。(You tubeチャンネル→MOTO-ACE-VLOG

合同テスト3日目(明和レーシングは走行2日目)が終わり全日程が終了しました。

テスト車両を2台持ち込み走らせる予定でしたが、現場でしかわからないトラブルが発生。

優秀なエンジニアが一つづつクリアしてくれて走行できる状態になったのですが、万が一転倒してしまった時、エンジンを停止させるシステムが働かない事がわかり、泣く泣く断念。

旧型マシン1台を使って、3ライダーでアベレージを上げ、タイヤ選択や合わせ込みを行いました。

 

1本目|2分19秒3

今回からブレーキディスクのメーカーをNISSINφ320 → YUTAKAφ305へ変更しました。

新品ディスクのナラシ(当りづけ)をしなければならないので、Andyが担当します。

 ブレーキディスクのナラシとは??

レーシングディスクは最高800°もの高温状態で使用され続けます。 最初に少しづつ熱を入れて焼き入れをする事で、熱ひずみの無い、硬いディスクに変化させる事ができます。 上手く行うと反りにくくなり耐久性UPさせる事ができます。

高温にならない街乗りで焼を入れる事はできません。

 

昨日よりもスムースに走る事を意識して、積極的に目線を前に持っていきます。

一本目はディスクと自分の慣らしで終えました。

 

2本目|2分18秒6

2本目は、3本目の30分の走行に向けもっと積極的に体を慣らします。

5月までに取り組んでいた練習内容を復習しながら走り込みます。 しかしこの日の気温は35℃を超える過酷な暑さ・・。

中々思い通りに体も動いてくれません。  そんな厳しい条件の中で昨日を同じレベルまで楽しめた結果、同じタイムが出せたんだと思います。

焦って心の余裕を少なくしてもいい結果は得られないので確実に確実に一歩図づ前身する作戦しかありません。

チームと自分を信じて「俺ならできる!✕ 俺ならできる!」この呪文を唱えますw

 

3本目|2分17秒8

今回の走行テストの集大成の30分。  Andyが予選&決勝で履くタイヤはSC1に決めています。  新スペックのコンパウンドは中山&山中選手がTRY。

自分は一番好きなSC1のNEWタイヤを履いてコースインさせてもらいました。

鈴鹿サーキットは特にコーナーが多いコースで、アクセル開度の高い中高速コーナーがたくさんあります。

中古のタイヤで長く走ると、サイドばっかり減ってしまいトンがった形に変化してきます。 そのまま走り続けるとバイクの切り返しが重くなりフィーリングが悪化するんですよ。

なので鈴鹿サーキットは特にそうなんですが、新品タイヤを入れると「グリップの向上、バイクのハンドリング向上」この2つの性能がアップします。

もちろん自分のタイムではタイヤの恩恵はほとんど無く、自分の腕なのですが、ここはタイヤのチカラを借りました^^;

3本目はもっと楽しく走るために、アクセルを付けるタイミングを早める事を意識しました。 (今回はコレをモノにする)

後はさっきと同じ通り。

アベレージで18秒台に入り、ベストで17秒8で終えました。

 

今のAndyの実力は17秒8である!

 

合同テストまとめ

遡ること12年前の12月1日13:32分。

Andyはツインリンクもてぎのセカンドアンダーザブリッジを過ぎた左コーナーで大空を羽ばたきました。 (自分的には10mは飛行したイメージw)

鎖骨ばボッキし折れ人生はじめての手術。心は凹み、財布はしぼみ、有給は減り・・・。

転んだ事の恐怖を拭えずトラウマを克服するのに1年を要しました。

その記憶と経験もあって、今回の鈴鹿は20秒切れるのだろうか・・・。 と本当に不安でした。

 

当時は一匹狼でレース活動をしていましたが、今は明和レーシングから走らせてもらっています。 やっぱりチーム力はすごいモノがあって、チームに助けてもらって17秒を出す事ができました。

もし一人だったら確実に22秒も切れていません。

本当に良いメンバーに恵まれ、いい環境で走らせてもらえている事を改めて感じることができました。

 

少しでも多くチームに恩返しができるように。

少しでも多くAndyを走らせて良かったと思ってもらえるように。

少しでも多く明和レーシングを応援して良かったと思ってもらえるように。

 

Andyができる精一杯を7月29日19:30まで全力で続けます!!

明和レーシングの8耐も応援よろしくお願いいたします\(^o^)/

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

 

 

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