お役立ち記事!
インカム通話をクリアに録音!モトブログ用オススメマイクと取付方法

モトブログを撮影する上で欠かせないのがインカムトークの録音。

Andyも例外なく自分の音声とトーク相手の音声を録音できるシステムを組んでいます。しかし・・・

ANDY
80km以上の速度になるとノイズが乗っかるんだよなー

何かいい方法ないかしらん??

と悩んでいました。

SONYの小型コンデンサーマイクを使うことで無事解決できなのでその方法を紹介します。

 

モトブログインカムのシステム図

モトブログのシステム概略図

  • SP:スピーカー
  • M1:ビーコムマイク
  • M2:相手の声録音マイク
  • M3:自分の声録音マイク

青で記載している部分が追加購入が必要な機器です。

 

マイクM2|通話相手の声を録音

インカムのヘルメットスピーカーには、トークしている相手の声が聞こえますよね?

そのスピーカーにマイクを置いてあげれば、相手の声が拾えてGoProに録音できます。

※図「M2」のマイク

 

マイクM3|自分の声を録音

自分の声を録音する為のマイクが図「M3」です。

 

2つのマイクを1つに集約

M2マイクと、M3マイクを一つの配線に集約するのが図「分岐」です。

この分岐を経由してGoPro純正マイクアダプターの「AAMIC-001」へ送ります。

AAMIC-001→ GoPro本体へと音声が入力されます。

ANDY
‎POY-000223がオススメやで!
・L型端子
・ジョイントが小型
だからメット内に収まるよ!

 

自分の声を相手に送信

自分の声をトーク相手に送るのがマイク「M1」です。

これはB+ComやSENAなどインカムを購入すれば付随してくるアイテムです。

 

必要な機器一覧

↓はAndyが現在使用している機器です。

アイテム Amazon 楽天 Yahoo!
GoPro6
CHDHC-601-FW
Amazon 楽天 Yahoo!
小型マイク
ECM-PC60
※3極OK、4極NG
Amazon 楽天 Yahoo!
純正マイクアダプタ
AAMIC-001
Amazon 楽天 Yahoo!
マイク分岐
POY-000223
Amazon 楽天 Yahoo!

ANDY

マイクは3極端子を必ず選んでね!

3極=ECM-PC60 ※マイクスタンドは捨てるw
4極=ECM-SP10
4極はGoProに音声録音されないから選んじゃダメーー!

バッファローの3極マイクもコスパ最強だけど、小さくてキレイな声を録音するならSONY ECM-PC60が最&高!

「小さい」のに音質最高です☆

 

GoPro6がオススメの理由

GoProはHERO6〜10までラインナップされていて「どれがイイの?」と迷うと思います。

Andyとしては中古のGoPro6が最もオススメです。 

その理由は

・価格が安い
・動作安定性が高く真夏の鈴鹿(30分)もフリーズしない
・バッテリーが安い
・周辺アクセサリーが超豊富 ⬅重要!
・4K60fps撮影が可能

すでのバリバリモトブログをUPしていて、この機能が必須! など玄人さんであれば、自分の要求スペックに合う最新モデルで良いと思います。

しかしこれから初めてみたいな〜! という初心者の方には全てをフルスペックで揃える必要はなく

「最低限必要な機能を低価格で揃える」事が最も重要ですよね。

 

そして実際問題、GoProでの撮影はほとんどが1080P/60fpsでの撮影です。 

この画質なら最新のHERO9で撮影しても画質は変わりません。 

当然4Kで撮影したほうがキレイですが、それを編集するPCのスペックもパワーが必要ですし、ストレージの容量もバカ食いしてアッという間にドライブがパンパンになってしまいます。

ですから、YouTube撮影に必要な最低限のスペックを最も低価格で手に入れられる下記セットがオススメの理由です。

カメラ本体が小さい←マジ重要!
・価格が安い
・動作安定性が高く真夏の鈴鹿もフリーズしない(1080/60p)
・バッテリーが易い
・周辺アクセサリーが超豊富 ⬅重要!
・4K60fps撮影が可能

 

GoProの特徴

じゃGoProシリーズはどんな特徴があるの? という疑問にザックリお答えします。

 

GoPro6・7の特徴

ボディ寸法が同じで、ケースやマウントなど様々なアクセサリーが使える。

バッテリーサイズも同じで6と7を一台づつ所有してもOK。

7の方が手ブレ補正が新しいが大した差は無い。

7は真夏の4K撮影は熱によりフリーズする。

1080P/60fpsならギリギリOK? 

7と6は同じCPUを使っていて7の方が高機能。

つまり・・・7はCPUに対してより大きな処理を行わせる為発熱量が多い→ 結果オーバーヒートしやすく夏場の動作安定性が6より劣ります。

 

GoPro8

買ってはいけません。

ボディが7より少し大きくなった。⬅つまりアクセサリー全とっかえ。

ボディサイズ変更となった為、サードパーティ製の数が圧倒的に少ない。

HERO9が更に大型化してリリースされた事で8は全てが専用品となってしまった。

もう誰もパーツ開発しない。

ボディサイズがゴミで出番なし。

バッテリーサイズは6.7.8で共通&互換性有りなので、実質の持ちが短くなっています。 

※7→8で本体高性能化、バッテリー同じ=持ちが短い

 

GoPro9

8から更に巨大化!

ボディもバッテリーも大型化していて部品の共通性はなく9専用のアイテムを揃える必要あり。

ただし今後の10、11も同じボディサイズになると噂されており、そうであれば買う価値有り。

※2021/09/16に10が発売。ボディは共通なのでアクセサリも9、10共通!

1番の特徴はジンバル機能で、画面がMotoGP映像のように水平を保ってくれる。 

この機能は9しかなく、買う価値は大いにアリ!

但しMaxレンズモジュラーというパーツを付ける必要があり総じて高額である。

バッテリーも大型化され、撮影時間が大幅に伸びた事も嬉しいポイント。

 

GoPro10

9と迷っているなら10を買うべし! ※Andyも購入しました

CPUが新型となり高効率化され下記メリット有り

  • 処理速度UP
  • 発熱量Down
  • バッテリー長持ち
  • 夏場安定性UP

9とボディサイズは同じ(9と同じアクセサリ使用可能)

9と電池パックサイズ同じ(9と共通)

水平維持機能の安定性UP

画面操作がスマホ並にヌルヌル

価格差はあるが、「安定性が高い」ことでフリーズする確率が大幅ダウン。

最もムカつく&ロスでかい「取れてない」可能性が下がる事に大きな価値がある。

9との価格差を考えれば大きな価値である。

→9と迷うなら、10を買うべし!!!

 

結論

これからコストを抑えて始めるならHero6で決まり。

コストは掛かっても最新モデルが欲しいならHero10で決まり。

※8を買ってはいけません!!

 

※2022年9月14日にGoPro11が発表されます!

参考⬇

モトブログマイクの取付け手順

ヘルメットのマイク取付方法と手順です。

※ヘルメット改造は自己責任でお願いします

手順1. 自分の声の録音マイク取付

モトブログマイクの取付手順 チークパッドにマイク

↑チークパッドにマイク「M3」をセット。

このマイクが自分の声を拾ってGoProに送信します。 

チークパッドのヘルメット側にセットすることで、パットスポンジが風切り音の低減に聞きます。 

ECM-SP10はコンデンサーマイクなので、自分の声はしっかりと拾ってくれるのでオススメの設置位置です。

 

モトブログマイクの取付手順 ケーブルをまとめる

↑ケーブルがかさ張るので、広範囲にまとめます。 

コンパクトにまとめると、チークパットに凸ができヘルメットを被った時に違和感がでてしまいます。

 

モトブログマイクの取付手順 自分の声録音マイク

↑この位置にマイク「M3」がセットできました。 

シールドを閉めれば風切り音が入る事はなく、うっすら排気音も聞こえる程度に録音できます。

 

手順2. 通話相手用の録音マイク取付

次は通話相手の声を録音するマイクを設置します。

スピーカー裏に設置するので、スペースを作る工事からスタート!

まずヘルメットにあるインカムスピーカー用の窪みに、φ10mmの穴をあけます。

黒いプラスチック部分に軽く穴をあけ、中の発泡スチロールはニッパやペンチで不要な分を取り除いていきます。

M2マイクの取付

 

↓発泡スチロールをほんの少しチギってマイクを置くスペースを確保。

モトブログマイクの取付手順

 

↓上からマジックテープのベースを貼って基礎工事は完了!モトブログマイクの取付手順

 

↓通話相手のスピーカー「SP」を取り付けます。

モトブログ用マイクのオススメと取り付け方法

このSPから聞こえる通話相手の音声を、スピーカー裏に設置したマイク「M2」で拾って録音するって訳♪

 

取付手順3. マイクを1つのジャックにまとめ

2つのマイク「M2」と「M3」を1つのAUX端子にまとめます

モトブログ用ヘルメットマイクの取付

Amazonで996円で売っている分配ケーブルです。 このアイテムの良いところは

  • L字型端子
  • ジョイントが小型

↓このおかげでヘルメットの中に収める事ができスッキリ収納する事ができます。 モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

↓完成の図! 
ジョイントをチークパッド前端に収めれば、ヘルメットを被っても違和感ありません♪♪

モトブログ用ヘルメットマイクの取付

モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

ANDY
これで完成じゃ〜!

モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

これでモトブログヘルメットの完成です・・・

酒悪津根ッ我ー
いや、完成はイイけど
余計な臓物付きすぎじゃね?

ANDY
いや、分かってるよ・・
ビーコムから通話相手と自分マイクの出力があれば最強に楽なんだけどなぁ〜

どれだけ余計な物が追加されているかというと・・

  • GoPro本体:116g
  • GoProマウント&アーム:約100g
  • GoProマイクアダプタ:80g
  • 録音マイク✕2個:40g
  • ビーコム一式:本体43g+スピーカー

ざっくりですが300〜400g程度の重量増です・・・ヤバ

 

GoPro本体とマイクアダプタを一体収納できるケースも発売されています。↓

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元々はこのケースを使用していたのですが・・・ある理由で止めてしまいました。

ANDY
長距離ツー行くと首が痛てぇ〜!

 

カメラとマイクアダプタが一つに収納できる事はマジ最高!

取り外しも楽だし、管理も楽!

だけど重量物が前方にすべて集中するので、ヘルメットの重量バランスが偏って首がマジでいてぇーんです・・涙

 

半日ツーとかなら全然気にならないんだけど、一日走るとボディーブローの如く効いてきます。

その首痛対策で、マイクアダプターをサイドに引っ越しさせ、重量の偏りを分散させた結果が↑の写真のカタチです。

 

理想を言えばマイクアダプタは右側に置きたかったのですが、ケーブル長が足りずできませんでした。 

ビーコムを右レイアウトも考えましたが、走行中に操作するにはスロットル操作をする右手では不可能・・・

 

って事ですべて左側レイアウトになってしまいました。 

 

実は失敗してました

ここからは失敗編です!笑

実は元々はソニーのマイクではなく、ELECOMのロングセラーマイクを使う予定でした。

ですが、見事に失敗w その記録も残しておきます(役に立たないので悪しからず)

 

↓これが元々Andy仕様のスピーカー。

ヘルメットスピーカーが痛いベースに5mmのスポンジでかさ上げし、スピーカーを耳に近づけるためのパーツです。 

実はコレも悩みの種の一つで、長時間ライディングしていると耳が痛くなる・・

確かに耳に近いほうが音がクリアに聞こえる事は間違い無いんだけど、それよりも痛い事を解決したい。

 

音質は犠牲にして耳の痛みを無くす事を優先するよ!

って事で今回は5mmのかさ上げスポンジは撤去します!

 

となると次に困ることが・・・

ANDY
M2マイクの設置場所がねぇ〜!

 

そうなんです。 スポンジ入れた場合はスポンジをくり抜いた中にマイク「M2」を仕込めばOKです。

しかしスポンジを無くすとなると、スピーカー裏はヘルメットになるのでスペースが無い・・

って事でヘルメットを「掘って」マイクを仕込むスペースを作ることにしました。(先に記載の通り)

 

モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

↓このマイクを分解して必要な部分だけを取り出します。

モトブログ用ヘルメットマイクの取付接着さえ剥がせばけっこう簡単に分解できます。

 

 

↓ハンダを外します。モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

↓こうやって比べると、ビーコムマイクがいかに小型に出来上がっているのかが良くわかります。モトブログ用ヘルメットマイクの取付

↓アロンアルファをたっぷり塗って
モトブログ用ヘルメットマイクの取付

↓スピーカー裏に接着!
モトブログ用ヘルメットマイクの取付

これで完璧〜♪
↓あとは配線を17cm程度に切って・・モトブログ用ヘルメットマイクの取付

 

↓中の芯線を露出させますモトブログ用ヘルメットマイク芯線の剥き出し

 

↓皮をムいた状態
モトブログ用ヘルメットマイク芯線の剥き出し

↓再びハンダ付け

モトブログ用ヘルメットマイク芯線の剥き出し

 

↓タイラップで配線をまとめて
モトブログ用ヘルメットマイク芯線を束ねる

↓アナに入れたら完成〜♡
モトブログ用ヘルメットマイク取付

ヒャッホー! 完成だー! これで完璧だぜ⤴⤴ 

なんて思ってたら

 

な・・なぜ全く聞こえないんだー?!

 

ビーコムとiPhoneを繋げて、スピーカーの音を録音したら・・

録音された音量がメチャメチャ小さい・・。

スピーカー音量マックスにしてもカスリ声・・

何度やっても同じ結果で、原因は恐らくスピーカーとマイクをアロンアルファで完全密着させた事が原因??

 

そもそもマイクは空気の振動を拾っている訳だけど、スピーカーの金属部とマイクの集音面を完全密着させてしまい、空気が振動する空間が無い事が原因なのでは? と考えました。

そんな事を色々テストしているうちに、マイクの裏側で少し隙間を置いて収音すると最もクリアに大きく録音できる事を発見。 

 

ビーコム純正のマイクが超小型コンデンサーマイクを使用していた事もあり

ハイブランドの小型コンデンサーマイクって無いの??

って探していたらSONYから出ている事を知って、近くのK’s電気へGO!

 

その完成形の動画がコチラ↓

美女とタンデムして会話しているシーンは、今回Blogで紹介した録音機材を使っています。

 

インカム録音システムまとめ

やっぱりビーコム本体から線1本出してもらって、相手と自分の声を出力できるデバイスが出来てくれるのが理想!笑(めちゃ他力本願w)

元々はずっとアライヘルメットを使ってきましたが、SHOEIに変更した理由の一つに臓物の貼付け易さがあります。

アライの場合はヘルメット全体が丸っこく出来ているお陰で、リャンメンテープで貼付ける事が不得意です。

ビーコム本体だけなら問題無いですが、マイクアダプターやカメラマウントを貼るにはマジで不都合・・。

 

アライメットで作れれば最高なんですが、やり難いんですよね〜。 

とりあえず耳も痛くならず、雑音も入らずクリアに声が収録できるようになったのでしばらくこれで運用していきたいと思います!

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