こんにちは!MOTO-ACE-BLOG erの@Andyです。
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は?
SDカードってこんな種類あるん?
容量しかワカラン・・・。
誰か教えてクレメンス・・・。
「GoProに適合するSDカードはどれなんだぁ〜!!(゜o゜;」
となってしまったので、仕入れた知識を共有したいと思います。
5月の初めにGoProHERO6を購入したんです。 目的は自分の走行映像を撮影してライディングを改善する為。
実際に撮影すると良いこと良いことずくめでした。 やっぱりピットで待つメカニックやチームのメンバーが、ライダーがどんな走り方をしているのか? 映像で確認できる事は、セッティングやマシンの状態を共有する上で大きな財産となりました。
また小さなカメラなので、簡単に装着できツーリングでも撮影して楽しんで使っています。
GoProの4K60fpsなどの高画質で撮影すると、64Gの容量ではすぐに満タンになっていしまいます。 新しく買おうと思ったとき、実に様々な種類の規格がある事を知りました。
GoProのSDカードを間違える事なくコスパ最強の1枚を選ぶお手伝いができれば嬉しいです(*^^*)
記事の目次
GoProHERO6に最適なマイクロSDカードはコレ!
・SDXC規格であること
・V30の表記があること
・インターフェース:UHS-Ⅰであること
・GoProはSanDisk社のMicroSDカードを推奨している。上記の規格を網羅したMicroSDカードなら、4K動画も問題なく撮影する事が可能です。 この記事でそれぞれの規格が何を示す規格なのか? 解説してきます。
↑AndyがAmazonで購入した物と全く同じです。 並行輸入品ですので、少し安いですがSanDisk社の本物の製品ですので間違いありません。
※SanDisk社のSDカードは、コピー商品が出回っています。 安さに飛びつくと痛い目に遭うのでお気をつけ下さい。
リンク→ SanDisk製SDカードの偽物見分け方
なぜこの1枚を選んだのか? 順に解説していきます。
SDカードの規格は3種類
現在SDカード(マイクロSDカード含)には大きく分けて3種類存在します。 SDとは「Secure Digital」の略でパナソニックとサンディスク(ウェスタン・デジタル)との共同開発規格として1999年に誕生したそうです。
GoProHERO5/6は SDXC対応機器ですから、128GBまでのマイクロSDXCカードを使用する事ができます。 但しSDXCでも256GBなど、128GBを超えるカードは認識されず使用できません。
なので最大128GBまで!と覚えて下さい。
規格1. SDカード
- 容量:128MB〜2GBまで
- ファイルシステム:FAT16
- 使える機器:全ての機器(ホストデバイス)で仕様可能
※SDXC、SDHC、SDに対応した機器
今ではほとんど販売されていない古い規格になってしまいました。
高画質カメラやビデオなどでは容量が足らなさ過ぎて出番はありませんね。 ただ、このSD規格は全ての機器で使用する事ができます。 テンポラリー的な意味合いで1枚持っておくのも良いかも知れません。
また相手先の機器を選ばないので、簡単なデータ移行用として持っておく事もできます。
規格2. SDHCカード
- 容量:4〜32GBまで
- ファイルシステム:FAT32
- 使える機器:SDHC、SDXC対応の機器
- 使えない機器:SD規格対応の機器
- GoProHERO6適合:OK(マイクロSDHC)
目安として2010年以降に発売されたカメラなどのデバイスはSDHCカードに対応しています。
SDHCカードは、ホストデバイス(カメラやビデオ機器)がSDカードのみの対応の場合は、使用する事ができません。→ファイルシステムが異なる為。
ちょっと昔のカメラをお使いの場合は注意して下さい。
規格3. SDXCカード
- 容量:64G〜2TBまで
- ファイルシステム:exFAT
- 使える機器:SDXC規格対応の機器
- 使えない機器:SDHC、SD規格対応の機器
- GoProHERO6適合:OK(マイクロSDXC)
今、カメラを購入する場合の本体はほぼ全てこのSDXC規格に対応しています。 SDXCカードは、本体もSDXC規格に対応している必要があります。
SDXCカードをAmazonで購入したけど、ビデオカメラがSDHC規格対応だった場合は使用できません!
なので、先ずは自分で使用している機器がこの3つの規格「SD・SDHC・SDXC」のうちどの規格に対応しているか? を知ることからスタートですね☆
fa-boltポイント!
- GoPro HERO5/6用のMicroSDカードを選ぶ時は「SDXC」の表記が有る物を選ぶ!
SDカードのスピード規格の意味
正直、この規格の事を全く理解しておらず一番苦労した点です。 SDカードのパッケージや本体に様々な記号が印字してあるのですが、ドレがナンだかさっぱり分かりません。
しかし勉強していくと、全然大した事ないじゃん!って事に気づけましたww 様々なスピードを示す表示がありますが、まとめると下記3つの性能を表しています。
- 最低書込み速度・・・ビデオ撮影等ずっと記録が必要なデバイスで、安定して書き込める最低速度を示す性能
- 最大書込み速度・・・一眼レフの連写などで、大容量データをいかに速く書き込めるか?を示す性能
- 最大読取り速度・・・保存したデータをPCなどへ移動する時の最高速度を示す性能
瞬間的に爆速で書き込める能力、どれだけ忙しくても最低この速さで書き込める能力、書いた内容を読み上げて転送する能力の3つに大分類されています。
そこから更に小分類されていますが、規格もどんどんと新しく生まれ変わっています。 この記事を読めば全てが理解できる!(ハズ)
規格1. スピードクラス=最低書込速度
GoProでの撮影は特にこのスピードクラス(最低書込速度)が重要です。 HERO6から4K60fpsでの撮影が可能になりました。 1秒間に4K画質の写真が60枚も保存されます。
大容量のデータがガンガン生成されるので、ビシバシ書き込まないと間に合いません。 書き込みで遅れが出ると糞詰まってしまい録画が途中でストップしてしまいます。
なのでGoProHERO6の場合は、最低でもこれだけのスピードで書き込みできますよ! と保証されたMicroSDカードでなければなりません。
では4K60fpsの書き込みで必要なスピードクラスはと言うと・・・「V30」です。 このV30と言う表示があればOK。 数字が大きい程書き込みスピードが早まるのでGood。 現在はV10、V30、V60、V90まで存在します。
スピードクラスは更に細かく3つに分類されています。
① スピードクラス
GoPro6で4K動画を撮影するなら、最高ランクの「10」でも足りません。 なのでフルHDモードでの撮影までになります。
せっかくHERO6を購入したらキレイな4K動画も撮りたいと思うので、1ランク上のスピードクラス対応のSDカードでなければなりません。
② UHSスピードクラス(Ultra High Speed)
「UHSスピードクラス」は「スピードクラス」と別規格です。 UHSスピードクラスを有効にするには、機器(カメラ側)も対応している必要があります。
UHSスピードクラス対応のカメラでない場合でも、通常のメディアとしてで記録(録画)する事ができます。
GoProで4K動画を撮影するには、「U3」のUHSスピードクラスの表示が最低限必要です。
fa-boltポイント!
- GoPro HERO5/6用のMicroSDカードを選ぶ時は「U3」の表記が有る物を選ぶ!
③ ビデオスピードクラス(最新)
基本的にGoPro5・6はこのビデオスピードクラスだけを確認すればOKです。 4K動画が撮影できるので最低書き込み速度がV30あれば最適な動作環境と言えるでしょう。
なので、マイクロSDXCカードで「V30」の表示があればOK。 この表示で4K動画をキチンと記録してくれます。
このスピードクラスが不足しているとコマ飛びしたり、撮影モードが自動的に終了してしまいます。後は、記録したデータをPCへ移動させる時どんだけの速さが必要か!? で選ぶスペックが変わります。
fa-boltポイント!
- GoPro HERO5/6用のMicroSDカードを選ぶ時は「V30」の表記が有る物を選ぶ!
規格2. 転送速度(インターフェース)
読み出し速度とも表現されますが意味は同じです。 保存したデータをどれだけ高速で転送できるか? を表す規格です。
大容量データになるので、やっぱり速く転送できるに越したことはありません。
UHS-Ⅰ
現在販売されているSDカードのインターフェースとして最も多く普及しています。 何も知らずに購入した場合はほぼこの規格になっています。
間違えやすいのは、「UHS-Ⅰ」と「UHSスピードクラス」は全く別の意味であると言う事。
高速道路に例えるとこんなイメージです。
高速道路の最低速度を示す規格
高速道路における渋滞速度が20→40km/hに引き上げられたのは、ルール変更をしてUHSスピードクラスが上がったから。 大型連休で渋滞しても、最低40kmで進む事を保証してくれます → UHSスピードクラス
高速道路の基本設計を示す規格
新東名は、東名よりもカーブが緩やかで急坂もなくとても走りやすいですよね? UHS-Ⅰの規格で設計されているからです。 なので規格のない時代に作られた東名高速よりも、安定して多くのクルマが通行する事が可能になりました。
同じような表記ですが、内容が異なる規格であることがご理解頂けたでしょうか?
UHS-Ⅱ
UHS-Ⅰの進化バージョンです。 UHS-Ⅰが3車線の高速道路設計だとすると、UHS-Ⅱは片側6車線の大容量です。 基本的なスペックが向上したので、高速化と大容量に対応することができる規格です。 その分お値段も高くなっています。
UHS-Ⅱでは、金色の端子の数が倍になっています。
ここが最も大きなポイントでカメラ側や読み取り機もUHS-Ⅱインターフェースに対応していなければ、本来のスピードを発揮できません。
ホスト側の機器がUHS-Ⅱに対応していない場合は、自動的にUHS-Ⅰへ切り替わるので通常のSDカードとして使用できます。
GoPro HERO6の場合は、本体がUHS-Ⅱインターフェースに対応していません。 なのでUHS-Ⅱを使うことはできずオーバースペックになってしまいます。
UHS-Ⅰに対応したマイクロSDXCカードでOKと言う結論になります。
但し、毎日GoPro撮影をするなどヘビーユーザーなら、PC側の読み取り機がUHS-Ⅱに対応していれば爆速で転送できるメリットはあります。
③UHS-Ⅲ
2017年に新たにできた規格で、高速道路は片側9車線もあるバケモノ規格です。 当然メッチャ速いのですが、対応している機器が全然ありません。
今後4K撮影は当たり前になり、8K機器が登場する事を見越した規格だそうです(゜o゜) 8Kが当たり前になると撮影したデータを扱うPCのパワーが足りませんね・・・5年後には買い替えの時期?
Andyがこの規格のSDカードを必要とするのはまだまだ先のようです(^^)
GoPro動作保証済みのSDカード
SDカードの事を調べていくうちに、安い物はトコトン安く販売されている事も知りました。 中国や台湾での製造がほとんどのようですが、中には粗悪品もあるようです。
その中で分かった事として、SDカードは繰り返しの書き込みに弱い事があります。 一度や二度の書き込みであれば粗悪品でも問題無いようですが、何度も何度も繰り返しデータを上書きしていくと故障してしまう事があるそうです。
写真ならその場で確認できますが、動画は後からしか確認できませんし、同じ動画を撮影するのはとても手間ですよね。アクティビティの内容によっては再撮影すらできない可能性も・・・。
この事を考えると安物買いの銭&思い出失いになりかねない! と思いメディアはGoPro推奨メーカーを選んだ次第です。
大手メーカー の製品はこの耐久性をアピールしている事が多かったです。 その中でSanDiskは三年保証を唄っているのでやはり品質に自信があるのかな? と感じました。
リンク → GoPro正規代理店タジマモーターコーポレーション公式サイト ※ページ下の方に記載
同じSanDisk社のSDカードでも並行輸入の正規品は安く買えるし、品質も保証されている(3年)のでAndyはコチラを選びました。
バイクでの録画に使用する場合、128GB一択でOKと感じます。 撮影画質とfpsにもよりますが、1日中の撮影で64GBでは足りませんでした。
ヘルメットマウントや、バイクへのマウントをした状態だとMicroSDカードを取り出すのも結構面倒くさいんですよね〜。 SDカード容量よりもバッテリー容量の方が先に無くなるので、1回は交換すると思うんですけど、同時にSDカード交換すればイイじゃん! と思ってました。
が・・・MicroSD カード小さすぎて無くす。ワロタww
はっきり言って家で抜き差しすべきですね。 屋外で抜き差しすると空のカードがどっちか分からなくなるし、カードを曲げただけでもデータは飛ぶしで良いことありません。
4Kでバンバン撮影するなら128GB一択で間違いなし! (64GBで痛い目見たから・・)
GoProのマイクロSDカードや規格は何を選べばいいんだ? と疑問の方の答えになれば嬉しいです(*^^*)
Let’s Fun! Ride! Run!
Andy