サーキットを連続走行しているとある不満が・・・
走行中にレバー位置の調整ができねぇ〜。。。
そうなんです。ブレーキシステム全体の温度が高くなってくるとブレーキ効力が立ち上がる位置がハンドルバー側に近づいてきます。
するとレバー位置が深くなりすぎて操作性が損なわれてしまうので、レバー位置を遠ざけたい。
走行中にできねぇ・・・ ピットに入るしかない。。。💢
そう、ブレーキレバーの位置を調整するためだけにピットに入ってバイクを停車させねばならぬ。。。
で、左手でブレーキレバーを持ち上げて、右手でアジャストダイヤルを回す。。。
この為だけにピットに入って停止するのがめっちゃもったいない! 高い走行料金も無駄にできん!
走行中に片手で調整できれば最高じゃん!👍
MIEブレーキレバー
- ポジションアジャスト機能
- アジャスト方向指示表示
- レバーエンドホール・・慣性力低減
- 最高速UPホール・・空気抵抗低減
- 1ノッチ1.07㍉レバー位置可変
- 全19ノッチ≒20.4mm
- アジャスター部のガタZERO機構
- アルミ総削りの美しいボディ
※CBR1000RR-RのSPモデル専用です。STD不可
ホントに素晴らしい! 待ってました!!
と言うのも、SP純正のBremboブレーキレバーには大きな不満がたった一つだけあったんです。 それは・・・
『走行中に』レバー位置を遠ざけたいけど、、できねぇ・・・
そうなんです。 レバーポジションは両手を使わないと変更できません。
これがとあるところを走るとめっちゃウザくてストレス。 ブレーキ全体に熱が入るとレバーが入ってきます。 それは別にいいんだけど、それに伴ってレバー位置を遠ざけたいわけですよ。
でも・・・両手を使わないと変更できないから停止するしかない→ めっちゃ時間ロスってもったいないし集中が度切れちゃう。
アジャスターを回す為には、「レバーを前方へ押す」アクションが必要なんです。
アジャスターだけを回そうと思っても、位置的にも力的にも回すことができません。
結局、バイクを停車して左手でレバーを押して右手で回す事になり、走行中は不可となります・・・。
更にサーキット走行中はどうなるかと言うと。。。
どっちに回したら広がる方向なんだよ!
分かんね〜だろ💢
どっちに回したらレバーが近づくのか?遠ざかるのか? 分かんなくなります。 しかもクリック感(ノッチ)が無いのでしっかりと目視しながらアジャストしなければなりません。
まとめると
- 停車必須
- 両手必須
- 目視必須
- 回転方向不明
- クリック感無し
特に不満なポイントは「停車・両手・回転方向不明」これらが最もストレスに感じていました。
MIEレーシングブレーキレバーなら、これら不満を全て解決できます↓
赤いポジションアジャスターは指1本で回ります。 しかもクリック感も抜群! 1クリックでレバーセンターが1.07mm可変。 しかもレーザー刻印で「WIDE」表記があり回転方向を迷う心配無し!
これで走行時間を有効活用できるし、どんな気温でもすぐに調整可能! また、万が一アジャスター部に不具合が起こっても、メタルコンタクト(メタコン)してブレーキ機能は通常通り作用する安心設計♪
走行中は回転方向がマジ分かんなくなる!
書いてあれば完璧♪ GPマシンも書いてあるしね♪
左のハンドルバー奥にある黒いダイヤルを手前に回すと、ブレーキレバーが遠ざかります。
ブレーキ温度が上がってくるとブレーキが効くポイントが手前に変化するので、最適なポジションに変更する事が目的です。
MIEレーシングクラッチレバー
クラッチレバーには不満は無いんだけど、やっぱり空力を考えると最高速アップホールは欲しいし、慣性モーメント低減ホールも欲しいところ。
250kmを超える走行風を受けた時、穴が片方だけなら受ける抵抗に左右差ができて、ハンドリングに影響する事が気分的にスッキリしないしね!
両方穴無しか、両方穴有りがBEST。
SPモデルの場合はオートシフターとオートプリッパー標準装備で、発進してしまえばクラッチレバーを操作する事はほとんど無い。 しかも熱などによってクラッチミートポイントも変化しないから、一度決めてしまえばポジションをいじる必要も無し。
純正でほぼ無段階の遊び調整機能があります。
MIEレーシングのレバーは、ストッパー機能を備えているので、「純正遊び調整機能+ストッパー機能」となり、レバー位置を前後に調整可能です。
実際に使ってみた感想
レッドのアジャストダイヤルがかっこいい!!
レバー全体がブラックなので、アジャストダイヤルが赤で目立ってカッコいい♪
レバーエンドのホールもやっぱりレーシーでいいね! 実際鈴鹿や茂木のストレートエンドではガチ効きそう♪
レバーの操作フィーリング
鈴鹿サーキット
純正の半円形状のレバーに対し、MIEは上下に上下角を持っています。 この角が指への圧力を部分的に高めることで力の入れ加減が分かりやすく、フィーリングがとても掴みやすい。
特に力を抜くリリース方向が分かりやすく減速Gと指のタッチをリンクさせやすいです。
街乗り
ブレーキ入力が大きくない街乗りでは大きな変化ではありません。 夏グローブの薄さでレバー形状違いはよく分かりますし、若干レバーが細く感じます。
販売先
↓MOTO-ACE Storeへどうぞ♪ 初回ロットは限定30セットです。
同じ悩みを抱えているライダーのお役に立てれば嬉しいです♪♪
取付方法
ブレーキレバーと、クラッチレバーの交換方法を組立図、締付けトルク、詳細な写真で分かりやすく解説しています。
※MOTO-ACE Storeで購入頂いた方は無料で見ることができます
ブレーキレバーの交換
交換手順1. ピボットナット取外し
まずピボットナットを外します。 まぁまぁ緩い感じで回ると思います。
交換手順2. ピボットボルト取外し
HEXソケット使ってピボットナット、ボルトを外します。 正ネジなので何も難しくありません。
交換手順3. レバーを取り外す
ブレーキレバーのプッシュロッドがゴム製ブーツにはまっています。 ブーツの口元を抑えながらゆっくりと引き抜いてレバーを取外します。
交換手順4. プッシュロッドを装着する
先にプッシュロッドを装着します。 ブーツに隠れる部分にはシリコーングリスを塗布してください。
レバー側に挿入する部分にもシリコーングリスを塗布します。 但しシリコーングリスは流れやすいため、グリス切れを起こしていないか? のこまめな点検をお願いします。
あとは逆の手順で組みたれればOK。
締め付けトルクは以下の通りです
- Pivボルト1.0N·m
- Pivナット6.0N·m
クラッチレバーの交換
交換手順1. アジャスターを目一杯緩める
クラッチ調整ダイヤルを目一杯緩める(締め込む)方向にアジャストします。
次にスリットが一列に揃うまで戻します。
交換手順2. クラッチケーブルを外す
ケーブルアウターをアジャスターから外し、スリットを使ってケーブルを外します。
※ケーブルアウターは車体中央側へ引っ張るとアジャスターダイヤルから外れます
交換手順3. ピボットボルト&ナットを外す
Pivナットとボルトを外せばレバーが外れます。
取付は逆の手順で行います。
クラッチ側Pivナット締め付けトルク↓
- 10N·m
Pivボルトはマイナスドライバーで「キュッ」でOKです。
Pivボルトのレバー摺動面にはマルチパーパスグリスを塗布してください。
クラッチレバーの遊びは、レバーエンドで5〜20mmの範囲で調整してください。
クラッチの位置を決めるロックスクリュを使ってレバー位置を固定する場合は、エンドの遊びを決めた後に行います。
ロック後は遊び2mm程度を目安にしてください。
また、完成検査の実施を必ず行って下さい。
- 遊び過小の場合・・・クラッチが滑ります。
- 遊び過多の場合・・・クラッチが切れません。
何か不明な点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい↓(記事購入者、レバー購入者の方限定特典です)
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