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MotoGP2018 Rd.2アルゼンチンレース結果|ロッシがダサすぎる。。。

こんにちは!MOTO-ACE-BLOGERの@Andyです。
MotoGP2018開幕戦のレース結果が出ましたのでお伝えします。

コースコンディションがハーフウェット→ドライへと時間とともに変化する難しいコンディションの中レースがスタート。 レコードラインは"ほぼ"乾いているものの、一部レコードライン上にウェットパッチがあったり、パッシングの為にレコードラインを外れると大きなウェットパッチに乗ってしまうなど、かなり難しいコンディションの中のレースでした。

 

1. MotoGPクラス Rd.2アルゼンチングランプリレース結果

MotoGP2018Rd2Argentian-race

終盤、ザルコ、クラッチロー、リンスがトップグループを形成。

クラッチローが残り2周でラストスパートを掛け、ザルコ、リンスがそれについていく事ができず難しいコンディションのレースをクラッチローが久々の優勝で締めくくりました。

 

2. レース展開

展開1. マルケスグリッドで痛恨のエンジンストール


#43DUCATIのジャックミラーはスリックタイヤでグリッドに着きました。
しかしミラーを除く全ライダーはレインタイヤでコースイン。 しかしサイティングラップ(ピットを出てグリッドに付くためのラップ)で最後のコース確認をしたライダーは全員レインタイヤでは戦えないと判断。

ミラーを除く全ライダーがピットスタートとなる異常事態。 ウェット宣言がなされているので、本来はグリッドからミラーただ一人がシグナルスタートを切ります。

タイヤをピットでレイン→スリックへ交換したライダーはピットレーンからスタートする事になります。しかしミラーを除く全員が狭いピットレーンからスタートしたのでは危険すぎる!!   とのレースディレクションの判断が下されました。

その結果、ミラーを除く"ピットスタート"するはずだったライダーが3列分後退する事で決着が着きます。
なのでこんなミラーだけがぼっちに見える形でスタートします。

 

ところが!!

今度はマルケスがグリッド上でまさかのエンジンストール!!   マシンを降りて必死に押しがけします。 2回目でなんとか成功!  しかし本来エンストの場合はピットスタートが義務付けられています。

グリッド上を逆走&押しがけして通常スタートを切った事でライドスルーペナルティ(ピットレーンを通過する)を課せられます。

それとマルケスはいとも簡単に押しがけしていますが、MotoGPマシンの押しがけはカナリ×難しいです。

・強力なスリッパークラッチが作動してクランクが回らない

・ギヤレシオがロングでクランクを回し難い

・圧縮比がめっちゃ高くてクランクを回し難い

なんだか見ていると簡単にやってのけているように見えますが、相当に難しいしカナリ走ってスピードを乗せないとエンジンが掛から無いので、メットの中では、カナリぜ〜はぁ〜している事は間違い無いでしょう。

展開2. ペドロサ1周目で接触転倒


1周目、ザルコにインを刺され押し出される形でアウト側へラインを変更します。 しかしその場所が悪かった。。レコードラインを外れた場所には、進行方向に沿う形でウェットゾーンに入ってしまいあっという間にスリップ&グリップでハイサイド。

ペドロサは手首の精密検査を受けるようで、次戦の参戦が危ぶまれます。  なんとも無ければいいんですけどね〜。

 

展開3. 2周目マルケス、トップのミラーをパス


この日のマルケスは乗れていました。3グリッド分のアドバンテージを持ったミラーでしたが、2周目にはマルケスが追いつきパスしていきます。  ぐんぐんと後続を引き離しに掛かりますが、ザルコ、ミラー、クラッチローの3名は付かず離れずの距離を保ったままマルケスを追いかけます。

 

展開3. 7周目マルケス、ライドスルーペナルティ

今はマシンのモニターにも情報が表示されるようになったので分かり易いですね。  こればっかりは仕方ありません。  ちょっと考えているんですが、マシンをピットレーンまで戻してやや遅れてピットスタートするパターンと、ピットには戻らず通常スタートを切って途中でライドスルーペナルティを受ける場合とでは、どちらがロスが少ないと思いますか??

ピットレーン出口でスタートを待てる状態なら、無理してグリッド上でスタートするよりもロスが少ないと思うんですよね。。  ピットレーンを移動中とかにスタート切られちゃうと、ピットレーンの速度制限を受ける時間も長くなるので一概には言えないと思うのですが、どうなんでしょう??

今回はグリッドスタートの方がロスタイムは少なくて済むのかな・・??

残念ながらここでマルケスはトップ争いから脱落してしまいました。

 

展開4. 8周目マルケス、アレックスエスパルガロと接触&ペナルティ

アプリリアのアレックスエスパルガロと接触してしまいます。 ここでレースディレクションよりマルケスに対し、「ポジションを元に戻せ」とのペナルティがマルケスに対し与えられます。

アレックスエスパルガロを前に出せばOK。  再びパスし前を追いかけていきます。  この時思いましたが闘志に溢れ全く諦めていません。

 

展開5. 10周目、SUZUKIリンスがタイヤスモーク!!

個人的には二輪のドリキンことギャリーマッコイを思い出す走り!!   リンスも攻めに攻めてアクセル開け開け!!  お陰でタイヤスモークを上げながら(激しいホイルスピン)走行していますね。  ちょっとトラクションコントロールに難ありな気もしますが、闘志溢れる感じで個人的には大好きです♪♪

 

展開6. 16周目


DUCATIのミラー、SUZUKIのリンス、YAMAHAのザルコ、HONDAのクラッチローの4ライダー&4メーカーの熱い戦いが続きます。  抜きつ抜かれつのバトルが続いて一瞬も目が離せませんでした!汗

なにせラインを間違えればたまらずウェットパッチに乗ってすってんころりん状態。  熱いバトル!!

 

展開7. 17周目マルケスがついにドビチオーゾをパス!

開幕戦で優勝を飾った2018年のキーマンであるドビをここでついにパスします。 このレースはドビチオーゾより前でゴールする事が何よりも大事なレース。  普通のライダーならここで満足してしまいそうですが。。。

 

展開8. 18周目トップグループのバトルも激アツ!!


未だ4つ巴のバトルが続いています。 ラインを外すとウェットパッチに乗ってしまうので、見ているこっちも一瞬たりとも気が抜けません( ・∇・)

 

展開9. 20周目マルケス、ロッシと接触!!


またしてもマルケスは世界を敵にしてしまいました。 コーナー進入でロッシと接触! その後ロッシはグリーン上で転倒・・・。

世界中でTwはもちろん、ネットでも紙面でもボォ~ボォ~燃えてますね〜。

Andy個人的な見解は後ほど。。

 

カル・クラッチロー選手が今期初優勝!!

カルクラッチロー

見事難しいコンディションの中、4つ巴の戦いを制したクラッチロー!  レース前は眠くて寝てしまいそうでしたが、終始ハラハラドキドキのレースでした!!  (°▽°)

3. ポイントランキング

MotoGP2018Rd2Argentian-race3

クラッチローがポイントランカーです!  ドビも調子悪いながらもキッチリとポイントを稼ぐところはさすがですね。調子が上がらない時こそ、クレバーなレースをする者がチャンピオンになれる条件です。

 

4. ロッシの接触転倒に思う事

ロッシがレース後のコメントでこう言っています。

【なぜマルケス選手はあのような行動(今回の接触)を取ると思う?】との記者の質問に対し

ロッシ
相手のことを気にかけてないからでしょ。競争レベルを危険なところまで引き上げてしまってるんですよ。 (マルケスの)姿が見えると恐怖を感じるんですよね。 こっちに向かって突っ込んで来るって分かってるから。僕に対しては、他の選手にやるより酷いですからね。 レースディレクションは責任重大でしょう。 ああ言うことは抑えないと。でなければ、いずれ全員が真似しだすから。

今回ロッシに対しマルケスが接触してしまった事は、完全にマルケスに非があります。 これは間違いありません。マルケスも悪かったと思っているからこそレース終了後、ロッシのピットへ謝罪に行っています(門前払いだったけど)

レースタイムに30秒の加算という思いペナルティも過去の例を見ても妥当だと思います。

はっきり言って、ごくごく普通のレーシングアクシデントです。 ロッシも過去何回自らトマホークミサイルとなってライバルを転倒させてきた事か?   雨のレースでケーシーに思いっきり当てて転倒させた事もありました。

その時、ロッシはメディアを引き連れメットも脱がずレプソルのピットを訪れケーシーにコテンパンに言われてました。今回はその時のケーシーのセリフをそのままマルケスに返してるだけです。

2015年に自分はわざとマルケスを故意に転ばせて、寛大な政治処置によってHONDAからの証拠提出を免れ「欠場」のペナルティを「最後尾スタート」に減免してもらって最終戦レースを走れた恩をオマエは忘れたんか!! コラ!!  と言いたい!!

自分がやった事を差し置いてしかも政治的に助けてもらった分際で人の事は言えないよね〜。。。このへんの腹黒さは昔からまるで変わってないから、当然と言えば当然か。。

そりゃ、マルケスがに100%原因があって転倒させられノーポイントだったら怒れるよ!!   でもね〜、、転倒したのはグラベルに出てタイヤのグリップ失った事が原因なんだよね。   接触がキッカになったのは事実だけど、ペドロサがコケた状況とまるで同じ。

ペドロサも当てられてレコードランを外れる→グリップの低いウェットパッチでグリップを失う→転倒。

ロッシも当てられレコードラインを外れる→グリップの低いグラベルでグリップを失う→転倒。

同じやん!!

場所が違うだけでしょ!!笑   スーパーしょぼい草レーサーのAndyでさえ先輩にこう教わったけど、ロッシは誰も教えてくれなかったのかなぁ〜??

「たとえ巻き添え食って転んだとしても、そこを走ってるオマエが悪い。トップを走ればいいだけ。」

ほんとにこの通り。

 

「マルケスの姿を見ると恐怖を感じる」

て・・・どんだけマルケスにビビってんの!!  むしろマルケスの方がロッシをビビってる位でしょ。

しかもあんた! ワークスチームのエースでっせ!?  なにザルコ大統領に負けてんの!!

HONDA → YAMAHAに移籍した時は非力なマシンで連戦連勝!!  多少のハンデもクソ喰らえ!!  俺がライディングすれば無敵だぜーー!!

な、あのカッコよ過ぎるロッシはどこ行ったの??  当時は本田技術研究所にいながら、HONDAのライバルだったけど人間としてライダーとしてスッゲーファンだったんだけどな〜。。

今のロッシは俺の中で

マシンのせいにする、メッチャダサくてカッコ悪いライダーになっちゃった。

ロッシの実績と功績は誰もマネできない程大きくて偉大だと思う。  優勝した後のパフォーマンスやその明るいキャラクターは今でも世界中にファンがいるし、期待している人も大勢いる事は紛れもない事実。

その世界中のファンの後押しがあるからこそ、MotoGP全体の人気を底上げしてくれている事も確か。

結果が伴わない事はロッシ本人が一番痛感しているからこそのセリフだとは思うけど、口撃はもういらないよ。

結果で蹴散らしてくれ!!   その方が100万倍説得力あるし、100万倍盛り上がる!! そして何よりカッコイイじゃん!!

そりゃレースなんだから調子の上がらないシーズン、レースもある。  でもそんな時ほど例えマシンが悪かったとしても「自分が速く走れないんだ」って言った方が100倍カッコイイと思うのは俺だけかな〜。。。  もちろんチームスタッフ、エンジニアには厳しい意見は言わなきゃだめだけど。。

 

マルケスに足りないのは、サーキットトラック場外の戦い方。  ロッシのように世界中のファンの後押し、圧倒的な人気があれば、ありとあらゆる事で有利に動ける。

いきなりは無理だけど、ロッシをも勝るファンを獲得してもっと人気ライダーになって欲しい。

やっぱり闘志に溢れるライダーに一番魅力を感じるしね。

 

ロッシのファンは、マルケスふざけるな!!って絶対思って欲しい。

マルケスのファンは「まぁまぁ」ってマルケスを擁護して欲しい。

MotoGPのファンは「レースを暖かく」見守って欲しい。

 

そんな事を思った第二戦アルゼンチングランプリでした!!

MotoGP2018開幕戦カタールの結果はこちら

Let's Fun! Ride! Run!
Andy

 

 

 

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