ZRX1200DAEG,1200R,1100,ZRX400 オイル量&交換に必要な部品適合情報

ZRX1200,ZRX400のオイル交換に必要な情報が全て揃うページ

ZRX1200,ZRX400のオイル交換に際に必要なパーツ、品番、トルク、オイル量、交換時期など情報を全てこのページにまとめました。バイク用品店に出かけて交換部品を選ぶ時や、ネット注文の際はぜひご利用下さい。この記事に記載している部品は全て適合確認済みですのでご安心ください。

ドレンワッシャだけが1枚売りをしているのが「モノタロウ」しかありません。アマゾンの場合は10枚単位になってしまいます。情報が更新されたら、こちらのページも更新します。

エンジンオイル容量とブランド

ZRXシリーズのオイル量は400を除いて全てのモデルと年式で同じです。400シリーズはエンジンが完全に別物なので容量が異なります。

ENGオイル量DAEG12001100400
ENGオイル
交換
2.7L2.7L2.7L2.8L
オイル+フィルタ
交換
3.0L3.0L3.0L3.2L
ドレンボルト
サイズ
M12xP1.5M12xP1.5M12xP1.5M12xP1.5
ドレンワッシャ
サイズ
M12M12M12M12
純正指定
粘度
10w-4010w-4010w-4010w-40
純正指定
グレード
MAMAMASF,SG,SJの
いづれか

ZRX,DAEG,1200,1100の指定オイルはMA級

API規格ではモーターサイクル用エンジンオイルに求められる性能要求を全て検査できていません。そこでモーターサイクル用4ストロークエンジンのエンジンオイル規格であるJASO T903規格が制定されました。API規格よりも厳しい基準値の油膜保持力、低摩擦によるクラッチ滑りといった、モーターサイクル用エンジン特有の検査があります。

JASO
分類
性  能動摩擦特性
指数 DFI
静摩擦特性
指数 SFI
MA高い摩擦特性1.30~2.501.25~2.50
MA2MAの摩擦特性の範囲内で低域設定1.85~2.501.70~2.50
MA1MAの摩擦特性の範囲内で高域設定1.30~1.851.25~1.70
MB低い摩擦特性
*湿式クラッチの無い
スクータ向けオイル
0.50~1.300.50~1.25

なぜ4ストロークバイク用オイル規格が制定されたのか?

それはクルマ用オイルが低燃費を達成させる為、よく滑るオイルが多く使われるようになったからです。

自動車メーカ各社が激しい燃費競争を繰り広げる中、エンジンオイルは更に滑るオイルを使う事で燃費性能向上を狙っています。そのオイルをそのままバイクに使うと、ある部品で不具合を起こしてしまいます。 一体どんな・・・??

  • クラッチ・・・滑りが発生する。
  • トランスミッション(ギヤ)・・・歯の摩耗を早める

バイクのエンジンオイルは、クラッチとトランスミッションもエンジンオイルで潤滑させています。こうする事でコンパクトなエンジンを設計する事ができる為です。(2stは除きます)

クルマの場合はエンジンと、トランスミッションを別々のオイルで管理する事ができます。なのでエンジンオイルはとにかく低摩擦を狙った性能のオイルです。 トランスミッションは摩耗やせん断摩擦に強い添加剤を配合した専用オイルで潤滑します。

今まで使用していたAPI分類ではこれらの性能を分けて試験する事ができない為、社団法人 日本自動車工業会エンジンオイル分科会二輪ワーキンググループが1994年に発足しました。 二輪エンジンが必要とするエンジン保護とトランスミッション保護、クラッチの滑り特性を兼ね備えた専用規格ができあがりました。

つまりクルマ用エンジンオイルをバイクに入れるとクラッチが滑り、トランスミッション(ギヤ)の摩耗が速く進行してしまうのです。

ZRXお勧めエンジンオイル2選

Motul 300V 15w-50 MA

やはりKAWASAKIと言えば長年モチュールとの相性が抜群! と言われるジンクスは未だに健在!(自分しらべ)オトコカワサキ! 何といってもZRXシリーズのエンジンは「#4のイン側カムがカジる」という持病を抱えていますから、高温粘度指数は50が絶対!とAndyは判断します。 カジる原因はサイドスタンドでの長期保管です。オイルが少しづつ滴下していく中でオイルが真っ先に無くなり、反力の高いスプリングを使用しているIN側カムをカジってしまう為です。 オイルが硬ければ滴下せず留まる量が増えます。

ZRXシリーズ(GPZ系エンジン)は#4イン側カムをカジりから守る為のBESTオイルがコレ!

 


ELF  Vent Vert 冴強10w-50 MA(ヴァンヴェール(緑の風))

KAWASAKI純正指定はR4 10w-40なのですが、高温側粘度指数が40であり個人的にお勧めしません! やはりkawasaki純正で高温側粘度指数50は確保するには、この冴強(さいきょう)が良いでしょう。

 


ZRX400のお勧めオイルはS4 (SG)!

400シリーズのエンジンは大変優秀なので、特に持病はありません。kawasaki純正のオイル「S4」シリーズがコスト/パフォーマンスレシオは最も良いです。

ワインディングで膝とタイヤをズリズリするなら、Motul300V10w-40がベストマッチです。

 


ZRX,DAEG,1200,1100消耗部品の適合

オイル交換と同時に必要な消耗部品一覧表を作成しましたので活用してください。 *400は別表にまとめました。

必要部品と
Amazonリンク
パーツ写真価格品番DAEG
適合
1200
適合
1100
適合
oilフィルタ
Kawasaki純正
80016099-003OKOKOK
Oilフィルター
キジマ製

*マグネット付
950105−804OKOKOK
Oilフィルター
ベスラ製
560SF−4004OKOKOK
Oilフィルター
東単製
89068152OKOKOK
ドレンワッシャ
HONDA純正
32

*Kawasaki車もOK。
94109-12000OKOKOK
カスタムドレンボルト
DAYTONA製
超々強力マグネット付
189093751OKOKOK
カスタムドレンボルト
TAKEGAWA製
マグネット付
141002-09-0005OKOKOK
エーモン
ポイパック4.5L
2401604OKOKOK
M12用ドレンワッシャは、HONDA純正がおススメです。理由はお値段が1枚あたり53円も安いから! KAWASAKI車でも安心してお使い頂けます。

 


ZRX,ZRX-Ⅱの消耗部品の適合(ZRX400)

オイルフィルターは、年式によって高さ違い(65mm、70mm、75mm)の3種類がありました。 現在は70mmの品番に全て統一されています。

旧Kasawki純正品番 (廃番)

  • 16097-1063 : Φ65.2xh75 M20xP1.5
  • 16097-1072 : Φ65.2xh65 M20xP1.5
  • 16097-0004 : Φ65.2xh70 M20xP1.5
上記3品番は、下記現行品番に統一されています。(適合OK)

現行品番

  • 10697−0008 Φ65.2xh70 M20xP1.5

ZRX400に適合するオイル交換部品一覧です。*適合確認済み

必要部品と
Amazonリンク
パーツ写真価格品番ZRX400
適合
oilフィルタ
Kawasaki純正
122016097-0008全年式OK

φ65.2xh70
M20xP1.5
Oilフィルター
キジマ製


*マグネット付
1500105−809全年式OK

φ65.2xh70
M20xP1.5
Oilフィルター
ベスラ製
1100SF−4007全年式OK

φ65.2xh??
M20xP1.5
Oilフィルター
東単製
150068140全年式OK

φ65.2xh70
M20xP1.5
ドレンワッシャ
HONDA純正
32

*Kawasaki車もOK。
94109-12000全年式OK
カスタムドレンボルト
DAYTONA製
超々強力マグネット付
189093751全年式OK
カスタムドレンボルト
TAKEGAWA製
マグネット付
141002-09-0005全年式OK
エーモン
ポイパック4.5L
2401604全年式OK

 

オイル交換の頻度 (1200、1100、400共通)

Kawasakiのメーカー指定はこのようになっています。

指定交換
タイミング
オイル交換フィルター交換
初回1000km時1000km時
2回目6000km時18000km時
以後6000km毎18000km毎

巷では、オイル交換2回につき1回フィルターを交換すると良い。などと一般的には言われていますが、Kawasakiは3回に1回でOKであると、お墨付きを出しています。 交換サイクルが不安な方は、Kawasakiの推奨頻度も参考にされると良いと思います。

 

ZRXオーナーがオイル交換する時のお役に立てればれば嬉しいです♪

Let`S Fun! Ride! Run!
Andy

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ABOUTこの記事をかいた人

バイク歴18年、名古屋在住34歳で愛機はZRX1200Rと、CBR1000RRです。
ツーリングも大好きですがサーキットも大好きで鈴鹿8時間耐久ロードレースにライダーとして参戦しています。2017年は29位で完走する事ができました!^ ^
  
本田技術研究所で二輪の開発業務に10年間従事し、そのうち5年間をレーサー開発のテストライドグループで操縦安定性や空力性能のテスト、評価を担当。 この時の経験を生かしバイク工学のブログ発信を2017年5月からスタートしました。 高品質な二輪情報を発信しライダーのバイクライフを充実させる事を目的としてサイトを運営しています。 どうぞ宜しくお願い致します☆